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学校ブログ(令和6年度)

11月22日(金)

 東所沢小学校では、金曜日の朝の時間を「コバトンタイム」と位置づけ、子供たちが作文や漢字、計算などの学習に取り組む時間とし、基礎的な学力の向上を図っています。

 今日も3年生や4年生の教室をのぞいてみたのですが、教師が準備したプリントやドリル等の課題に、子供たちは集中して取り組んでいました。「あれ!校長先生来ていたの!?」と私の入室を気付かないほど熱心に取り組んでいる子もいれば、こちらを見て「こんにちは。」とあいさつしてくれたので、「頑張ってね。」と返すとガッツポーズをして学習に向き合っている子もいました。また、早く終わってしまった子は、友達にアドバイスする役になり、子供同士で教えあう様子も見られました。

 「勉強の秋」。子供たちができる喜びを味わえるような実践をこれからも重ねていきたいと考えます。

 一方で、「冬」の到来を目の前にし、3年生の教室前には、芋の弦で作ったクリスマスリースが輝いていました。また、5年生の「コバトンタイム」では、枕草子の「春はあけぼも」の段の「冬はつとめて」のところを暗記していました。「昼になりて ぬるくゆるびもていけば」のところを覚えるのに苦労している子が多かったようですが、これまで、春~秋のところも覚えてきたということで、友達と協力して一生懸命唱えていました。

  季節を感じる豊かな心、大切にしていきたいです。

 

11月21日(木)

 今日は、柳瀬小学校のあすなろ学級の子供たちが来校し、本校のくすのき学級の子供たちとの交流会を行いました。くすのき学級の子供たちは、今日の交流会を非常に楽しみにしており、前から、熱心に準備や練習を行ってきました。

 今日は、くすのき学級の6年生が立派に司会を務め、会を進行しました。

 まず、はじめにあすなろ学級の5年生の子が指揮を務め、みんなで「もみじ」の歌を歌いました。そして、お互いに自己紹介をし、名前や好きなものを伝え合いました。「ぼくは、電車が好きです。」「好きなものはゲームです。」など、お互いの好みについてわかり合いました。「同じ中学校に行くので、よろしくお願いします。」としっかり挨拶できた子もいて、感心しました。

 そのあとは、2校の子供たち混合のチームを編制し、ゲームをして交流しました。風船を使って「ふうせんおくり」や「ふうせんバレー」をしました。「ふうせんバレー」は決まった時間に何回風船を打ってつなげることができるか競うゲームです。2校の子供たちが声をかけあい、協力してゲームを楽しむ姿がみられました。ほかにもいくつかゲームを楽しみ、感想を言い合って終わりました。

 両校の子供たちの楽しそうな笑顔で、とても心温まる交流会となりました。これからもずっと仲良くできるといいなと思っています。

11月20日(水)

 昨日ブログをアップできなかったので、今日になってしまいましたが、11月19日、2~4校時に「劇団風の子」の俳優である、田中さんが来校し、5年生を対象に「表現ワークショップ」を実施してくださいました。

 このブログでも紹介しましたが、「劇団風の子」は、今年度本校の芸術鑑賞教室で演劇を披露してくださった団体です。その時に、「こんな活動もしています。」とお知らせの紙をいただいたのですが、その中に「表現ワークショップ」というものがあり、「ぜひお願いしたい」と連絡して実現しました。

 表現ワークショップは、子供が他者とのコミュニケーションがよりよく図れるように行うイメージ遊びです。この日は田中さんが様々なイメージ遊びを子供たちに提案してくださいました。

 「椅子取りゲーム」はいつものやり方と違い、様々なところにばらばらに置かれた椅子に一つだけ空けて子供たちが全員座り、その空いている椅子に田中さんが座ろうとするのを全員で阻止するというゲームでした。子供たちは、一生懸命考えて順番に空いている椅子を守ろうと動くのですが、なかなかうまく阻止できません。何度もみんなで相談し、多くの意見を出し合って折り合いをつけ、ゲームに臨んでいました。

 伝言ゲームを行ったときは、「梅干し」や「かき氷」などのお題が出ました。「伝言」といっても言葉は使わずに、ジャスチャーや表情だけで伝えます。子供たちは、すっぱそうな顔をしたり、冷たくて頭がキーンとするような仕草をしたりと、懸命に友達に伝えようとしていました。

 ほかにもいくつかイメージ遊びを行いましたが、5年生の子供たちは、とても楽しそうで、友達とたくさん話をしたり、思い切り表現したりしていました。

 このような活動を通して、表現することの楽しさ、自己開示することの嬉しさ、伝え合うことの大切さを子供たちが学んでくれるといいなと思っています。

11月16日(土)

 昨日、今日と東所沢小学校では、校内音楽会を実施しました。

 昨日は、1~6年生が全員集合して、児童同士が互いの演奏を聴きあう音楽会、そして本日は、くすのき学級から順番に6年生までが入れ替わって演奏し、保護者の皆様に聴いていただく音楽会としました。とても素敵な音楽会となりましたので、各学年・学級の様子を少し紹介します。

 プログラム1は、くすのき学級による合奏「おどるポンポコリン」。木琴と電子ピアノの掛け合いがとても難しい曲でしたが、ここまで一生懸命練習してきたくすのき学級の子供たちは、見事に演奏しました。音色もとてもきれいでした。

 プログラム2は、3年生による合唱「ハッピーマジック」と合奏「ソラシドレモネード」。3年生は体全体を使って明るく楽しく表現していました。今年始めたばかりのリコーダーもとても立派に演奏していました。

 プログラム3は、1年生による音楽劇「71ぴきのねこ」。歌あり、ダンスあり、楽器の演奏ありと、素敵なミュージカルを見ているようでした。強弱に気を付け、声もよく出ていました。途中、ドイツ語の歌唱もあって、驚きました。

 プログラム4は、5年生による合唱「未来へ届け」と合奏「アフリカンシンフォニー」。先日ミューズでも披露した美しい歌声が今日も体育館にきらきらと響き渡りました。合奏は様々な楽器を上手に演奏していて、迫力がありました。アフリカのサバンナを動物たちが自由に闊歩する風景が浮かんでくる演奏でした。

 プログラム5は、4年生による合唱「10歳を迎える日に」と合奏「ソラシド連太鼓」。強弱をしっかりと表し、よく声を出して心をこめて歌っていました。合奏では、和太鼓や摺鉦等も加え、日本伝統の祭り囃子を連想させる大変格好いい演奏でした。

 プログラム6は、2年生による合唱「雨上がりの世界へ」と合奏「ビビディバビディブゥ」。声がよくそろって、いて、明るく元気に歌い上げました。合奏では、指やマレットを細かく動かして演奏するところがたくさん出てきたのですが、心を一つに合わせて上手に演奏していました。

 プログラム7、ラストを飾るのは、6年生。合唱「HEIWAの鐘」と合奏「ケ セラ セラ」。6年生が舞台に上がったその佇まいだけでも、素晴らしく、「HEIWAの鐘」は、歌詞の内容も併せて、非常に胸に響く合唱でした。合奏は、転調、転拍子のある非常に高度な曲でしたが、さすが6年生、みんなの絆を感じさせる素晴らしい演奏となりました。

 演奏し終わった子供たちは、「緊張した」「失敗しちゃった」「楽しかったよ」と様々でした。演奏を聴いていただいた方に感想を聞いてみると、「子供たちが伸び伸びと演奏を楽しんでいた。自発的な印象を受けた。」「みんなで支えあい、とても雰囲気が良かった。」とおっしゃっていました。

 今日まで頑張ってやり遂げた充実感、音楽に親しむ心、みんなと仕上げることの嬉しさなど、子供たちの心に残ってくれるといいなと思っています。

11月13日(水)

 今日は、校内音楽会最後の練習日となりました。どの学年も本番に向けて、仕上げに気合が入っていました。

 4年生の練習をのぞいてみると、歌の練習をしていました。「10歳をむかえる日に」という歌を心をこめて歌います。子供たちは指揮者を見て一生懸命練習をしていました。子供らしい素敵な歌声に仕上がってきています。そのあとは、合奏曲「ソラシド連太鼓」の練習をしました。和太鼓なども使って、とてもかっこいい曲です。力いっぱい演奏する4年生を是非楽しみにしていただきたいです。

 3年生の練習は、時間が合わずになかなか見に行くことができませんでした。担任や音楽の担当教師によりと、3年生の素直さと明るさがよく表れている合唱、合奏に仕上がっているということです。歌唱曲「ハッピーマジック」と合奏曲「ソラシドレモネード」を披露します。3年生の素敵な演奏を是非お楽しみにしてください。

 明日は県民の日で子供たちはお休みです。金曜日はいよいよ校内音楽会(児童同士の鑑賞)です。子供たちの演奏に期待が高まります。

11月11日(月)

 11月も半ばに突入してきました。今週末はいよいよ校内音楽会です。今日は、1年生と5年生、6年生の練習をのぞいてみました。

 1年生の発表曲は、「71ぴきのねこ」。内容については、公開まで内緒にしている部分もあるので、あまり詳しくお伝え出来ませんが、歌や、鍵盤ハーモニカの演奏など、1年生の子供たちはとても一生懸命練習しています。今日も、振り付けしながら歌う練習をしていましたが、みんなかわいらしくも堂々としていて頼もしかったです。

 5年生は、親善音楽会でも発表した歌唱曲「未来へ届け」と合奏曲「アフリカンシンフォニー」です。ちょうど合奏の練習をしているところをのぞいたのですが、難しいリズムの曲をみんなで心を合わせて熱心に練習をしていました。アフリカの荒野を想像させる格好いい曲で様々な楽器に挑戦しているのも見どころの一つです。

 6年生は、歌唱曲「HEIWAの鐘」と合奏曲「ケセラセラ」を発表します。合奏曲は、音を出すタイミングなど非常に難易度が高く、苦心して練習していましたが、さすが6年生、素晴らしい集中力でぐんぐん上達していました。琴の演奏にも挑戦していて見ごたえがあります。歌唱もきれいな歌声がどんどん出るようになってきています。

 6年生にとっては、小学校生活最後の音楽会。力を出し切って、心に残る音楽会になることを願っています。

11月8日(金)

 後、1週間でいよいよ校内音楽会です。東所沢小学校では、11月15日(金)が校内の児童が聞きあう音楽会、16日(土)が保護者への公開となります。

 各学年、仕上げに向けて一生懸命練習に励んでいます。今日は、くすのき学級と2年生の練習をのぞいてみました。

 くすのき学級は、「おどるポンポコリン」を合奏します。6年生の児童が代表であいさつし、そのあと、全員で演奏します。音を出すタイミングなど、難しいところも多く、何度も練習を重ねて上達しています。子供たちの堂々とした演奏を楽しみにしていただければと思います。

 2年生は、学年全員で「雨上がりの世界へ」の歌唱、「ビビディ・バビディ・ブウ」の合奏を発表します。今日はちょうど合奏練習をしているところでした。打楽器や鍵盤楽器、鍵盤ハーモニカなど、様々な楽器を分担し、みんなで心を一つに演奏を作り上げていきます。「できるようになった?」と聞いてみると、誇らしげに「はい!」と答えてくれました。たくさん練習して自信がついてきたんだなと思います。2年生の元気いっぱいの演奏を楽しみにしてください。

 校内音楽会のねらいに「仲間とともに音楽を作り上げる過程を楽しんで、共に成長する意義を理解する。」というものがあります。励ましあい、学びあって、一つの作品を仕上げていくことで、音楽的な技術だけでなく、豊かな心が育っていると感じています。

11月7日(木)

 今日は、所沢市内小学校の親善音楽会が開催され、本校から5年生が出場しました。

 東所沢小学校は、第3部の12番目の出場で、なんと、すべての出場校の一番最後、いわゆる「大トリ」でした。歌唱曲は、「未来へ届け」。美しい声で堂々と歌いきることができ、心から感動しました。ピアノの伴奏も素晴らしかったです。また、他校の発表を鑑賞する態度も立派で、大変誇らしかったです。

 指導者の先生より、「出だしのユニゾンがとても響きがよく、自然な歌声で歌うことができましたね。2部合唱のソプラノが会場中に響いていました。また、そのあとのアルトの主旋律もしっかりと聞こえていました!エンディングの声の響きもとてもすてきでした!」と評価していただきました。

 友達と励まし合いながら練習を重ね、ミューズのアークホールという大きな舞台で堂々と歌を披露することができたという貴重な体験は、子供たちの成長につながったのではないかと思います。

 

 

11月6日(水)

 今日は、朝、児童朝会がありました。今日は、図書委員と放送委員の発表でした。

 図書委員は図書室のことや本の貸し出しについて、大変詳しく紹介しました。途中からは事前に自分たちで撮影した動画を見せて、図書室利用についての〇×クイズを出題しました。この動画は6年生がアイデアを出して実現したということで、内容の面白さや、伝えたいことをほとんど暗記して分かりやすく発表する姿に大変感動しました。「図書委員は東所沢小のみんなに本を読んでもらいたいと様々な取組をしています。」と伝えていて、図書室に足を向けたくなる、素敵な発表でした。

 放送委員も委員会活動の内容を詳しく発表しました。こちたは途中で寸劇を入れ、あたたかな笑いを誘いながら発表していました。この寸劇発表も子供たちの発案で実現したものだそうです。劇の途中でクイズを入れて、みんなが楽しく参加しながら聞くことができるよう工夫していました。また、欠席による急なシナリオ変更もあったそうですが、臨機応変に対応し、発表していました。発表を見て、思わず大笑いしてしまいました。

 また、今日から柳瀬中学校の生徒さんたちが3日間職場体験で本校に来ています。朝会で自己紹介してくれました。「3日間、よろしくお願いいたします。」「自分の仕事に責任をもちます。」と堂々と述べていて、小学校の子供たちによい手本をしめしてくれました。

 子供たちの活躍と成長をこころから頼もしく感じました。

11月5日(火)

 本当は、先週の金曜日にブログをアップしたかったのですが、今日になってしまいました。申し訳ありません。

 11月1日(金)1・2年生とくすのき学級で遠足を実施しました。今年の行き先は、東松山市にあるこども動物自然公園です。学校から大きな観光バスに乗り、高速道路に乗っていきました。子供たちの遠足の準備にご協力いただいた保護者の皆様、大変ありがとうございました。

 天候にも恵まれ、気持ちの良い遠足となりました。こども動物自然公園はとても広いので、子供たちは少々歩き疲れてしまったようですが、友達と楽しく園内をまわったり、モルモットなどの小動物と触れ合ったりして、素敵な思い出がたくさんできたようです。

 「もるもっとはふわふわだった。またさわりたいな。」「クウォッカワラビを見たよ。」など、心に残ったことをたくさん話してくれました。子供たちはマナーを守って行動できたので、全員無事に帰校することができました。おうちの方が用意してくれたお弁当もとてもおいしかったそうです。

10月31日(木)

 早いもので、今日で10月も終わりです。このところ、やっと秋らしくなってきたかなと感じています。街路樹も少しずつ美しく色づいてきました。

 さて、本校では子供たちの学力向上や健やかな成長のために、常に教育活動や指導方法の見直し・改善に努めています。時には教員が互いの授業を見合って、成果や課題を協議し、研究者を招聘して助言をいただきながら、今後の指導の在り方を考えていくこともしています。

 今週は29日(火)に低学年で、本日31日に中学年で授業研究がありました。授業はどちらも国語だったのですが、子供たちの学びの様子を教員で見合った上で協議を行いました。高学年は11月11日に授業研究をおこないます。

 本校は「はじめに子どもありき」を基本理念としていますので、子供たちが元来もっている学びへの能動性をいかに引き出していくかということを視点として授業を見合いました。今後も改善を重ねて、子供たち自身が意味のある学びを実感できるよう工夫してまいります。

10月29日(火)

 今日は、肌寒くなりましたが、本校では朝から体力アップ運動で全校児童が校庭を走りました。そして、授業でも体育館や校庭で元気に体育の学習をする姿が見られました。
 体育館では、1年生がマットを使った運動遊びをしていました。前回取材したときより、だいぶ上達していて、今日は前転や腕立て横跳び越しに挑戦している子もいました。
 校庭では、4年生が高跳び、5年生がハードル走の学習をしていました。カメラの腕が悪く、なかなかよい瞬間が撮影できませんでしたが、子供たちは互いに声を掛け合い、励まし合ったり、確認し合ったりしながら練習していました。
 これから涼しい日が多くなってくることが予想されます。マラソン等の学習も始まりますが、室内との寒暖差がある場合、心臓等に負担がかかります。各家庭にてお子さんの健康観察を確実にお願いいたします。

10月25日(金)

 今日は、柳瀬小学校を会場として両校の6年生が参加する親善体育大会が実施されました。

 親善体育大会の大きなねらいは、卒業後に同じ中学校に通う児童が陸上運動を通じてお互いの技能を競い合いながら、親睦を深めることです。競技の内容は100メートル走、50メートル障害(ハードル)走、ハンドボール投げ、綱引き、そして、800メートルリレーです。

 今年は柳瀬小学校を会場として実施しましたが、2校が交替で会場となるようにしています。柳瀬小学校の児童や職員の皆さんが準備をしてくださり、花道で出迎えて下さいました。互いの活躍を応援したり、功績を称賛しあったりして、とても和やかで温かい雰囲気の体育大会となりました。

 来年は多くの児童が同じ学び舎に通う仲間となります。クラスや部活動で共に磨きあう友となります。今日の体育大会で感じた互いを認め合う姿勢の大切さをこれからも忘れずに、充実した中学校生活を送ってほしいと願っています。

 本日ご参観くださいました、保護者、地域の皆様、大変ありがとうございました。

10月24日(木)

 今日は、2年生の学習をのぞいてみました。

 1組は、生活科の学習で「ヨットカーを作ろう」というめあてでした。ペットボトルキャップなどの廃材を活用して、生活を楽しめるものを作る学習でした。ペットボトルのキャップに穴をあけて竹ひごを通し、タイヤにするのですが、キャップのプラスチックがなかなか固いため、きりで穴を開ける作業が難しい子もいました。それでも、友達と声をかけあい、一生懸命作業を進めていました。

 2組も生活科の学習でしたが、昨日実施した町探検のお礼の手紙を書いていました。内容はうれしかったことや楽しかったこと、できてよかったこと、お店の方に一言などを書きました。本屋さんに向けて書いている子、スポーツクラブに向けて書いている子と様々でしたが、丁寧な字でお礼の気持ちを書き、きれいに色をつけていました。

 3組は算数の学習でした。今日もかけ算の学習でした。一つの皿にリンゴが4つ、二皿でリンゴはいくつでしょう、の式は「4×2」か、「2×4」か、みんなで考え、話し合っていました。2年生の子供たちは、九九を覚えているところです。ご家族の皆様にもご協力いただき、どんどんできるようになってきています。

 「勉強の秋」という言葉がありますが、2年生子供たちは、大変集中して学習に臨んでいます。

10月23日(火)

 今日は、音楽朝会でした。

 校内音楽会まで後一か月を切りましたので、校内音楽会の全体合唱曲である「はじめよう 音楽会を!」を歌いました。6年生の音楽委員の児童が大変明朗で立派に司会進行をしており、感心しました。

 音楽委員の先導で準備運動で体をほぐしてから歌いました。まずは、全員で合唱しました。そして、音楽委員からの「いつも東所沢小の歌声をつくってくれている、5・6年生に見本を歌ってもらいましょう。」という言葉で1~4年生はその場に座って、5・6年生の歌声を鑑賞しました。素晴らしい合唱に、子供たちから自然と拍手が起きました。

 そのあとは、もう一度1~6年生全員で合唱しましたが、歌い終わった後、また自然と拍手が起きました。「いいものができた。」と実感すると、自分に対しても拍手をしたくなるものだなあ、と実感しました。

 きれいな歌声、素晴らしい音楽を聴き合い、感じ取り、心が豊かになっていくことを願っています。

 

 

10月22日(火)

 今日は、1年生の学習をのぞいてみました。

 1組は、図工の学習をしていました。「にっこりニュース」という題材で、運動会や、友達と遊んだこと、旅行したことなど、楽しくて「にっこり」したり、思い出に残って「にっこり」した瞬間を絵に表していました。ほとんどの児童が描き終え、作品カードを書いていました。「ぼくはね。海に行った時のことをかいたんだ。海が最高に楽しかった。」「私は、運動会をかいたよ。玉入れしているところ。」「ぼくは、校庭のあの辺をかいているんだ。」など、たくさん教えてくれました。どの子も生き生きとした表情が描けていて、その時の様子がよく伝わってきました。そんな風に「にっこり」した嬉しい、楽しい瞬間を忘れないでほしいなと思いました。

 2組は、体育館でマットを使った運動遊びの学習をしていました。今日は、後ろ回りができるように、マットの上に上手にコロンと転がる練習をしていました。コロンとあおむけに転がったら、足をできる限り顔に近づけます。子供たちは練習を重ねてどんどん上達し、頭の向こうの床に足先をチョンとつけられるようになりました。もうすぐきれいな後ろ回りができそうです。順番を守り、安全に気を付けて、協力しながら練習しており、大変感心しました。

 体育といえば、校庭では3年生が走り幅跳びをしていたので写真撮影をしたところ、数枚ですが、格好良い瞬間が撮れましたので、今日は、その写真も公開したいと思います。子供たちが楽しそうに学習に臨む姿に頼もしさを感じました。

10月18日(金)

 今日は、6年生の社会科学習で租税教室を実施しました。所沢税務署の職員の方々が3名来校し、税のしくみについてご指導くださいました。

 売値、仕入れ値、利益が書かれたカードを使って売り手と書い手に分かれて売買のゲームをしました。またそこに、消費税が入るとどうなるのか、商品券を使うとどうか、など、子供たちはグループで話し合いながら、活動していました。

 税のしくみをわかりやすく教えていただき、学習の最後には、「一億円」のレプリカ紙幣を見せていただきました。重さも実物に準じて作られているようで、10キロもあるそうです。

 6年生の子供たちは修学旅行が終わったばかりで疲れもあるかと思いましたが、目を輝かせ、関心をもって学習に臨んでいました。

10月16~17日

 昨日と今日の2日間、本校では、6年生が修学旅行を実施しました。2日間とも天候に恵まれ、大変気持ちの良い旅行となりました。また、奥日光は紅葉も早く、色とりどりのい美しい山並みを楽しむことができました。

 初日の朝、たくさんの保護者の方々に見守られて出発しました。関越自動車道を北上し、沼田で降りて金精峠を通り、奥日光の湯元温泉に向かいました。源泉を見学した後、おうちの方が作ってくださったおいしいお弁当を湯の湖畔で食べ、湯滝の見学へと進みました。今回は、戦場ヶ原にクマが出没する恐れがあるということで、安全な場所を少しだけ散策しました。バスの走行中、道路わきにかわいらしいサルが顔を見せてくれました。三本松という男体山がきれいに見渡せる場所で記念撮影をしてから、竜頭の滝の見学、中禅寺湖の遊覧船乗船、そして、最後は華厳の滝を見学しました。

 子供たちは、湯滝や華厳の滝の迫力に感動し、「うわあ、すごい!」「感動だなあ。」などと言いながら、水が滑り落ちる様に見入っていました。戦場ヶ原では、「いい香りがするなあ。」「道の両脇で生態系が違うのかな。」などと言い、関心深く自然を観察していました。

 夜は、日光アストリアホテルに宿泊し、みんなでおいしい夕食を食べ、お土産に悩み、仲良くお風呂に入りました。お土産売り場の近くのソファで子供たちの様子を見ていると、何を買ったか、誰にあげるかなどを話しに来てくれました。夕食では、ご飯を何杯もおかわりして食べている子がいて、驚きました。アストリアホテルの周りにはシカがたくさんいて、子供たちは大喜びでした。

 2日目は、第一いろは坂を降りて、東照宮の見学に行きました。見学はグループ行動だったのですが、鳴竜や陽明門、眠り猫を見学するだけでなく、200段ほどの階段をのぼる奥社まで見学に行っているグループがたくさんありました。途中で息を切らせながらも、最後まで登りきる子供たちに感心しました。今日は、「千人武者行列」といって、徳川家康の柩が久能山から日光に移された時の行列の再現が開催される日だったので、神職や鎧武者など、様々な装束を身に着けた方々がたくさんいらっしゃり、非常に見応えがありました。午後は、東武ワールドスクウェアで世界各国の建造物を楽しみ、おいしいハンバーグカレーを食べて帰路につきました。

 6年生の子供たちは、主体的かつ臨機応変に行動し、時には仲間と助け合い、注意を促しあいながら、非常に立派な態度で2日間過ごしました。おかげ様で大きなけがや病気もなく、みんな安全に帰校することができました。

 子供たちの安全・安心な旅行を支えてくださった、保護者の皆様、各関係者の皆様に心より感謝申し上げます。6年生の子供たちは2日間で大きな心の成長を遂げたと思います。

10月15日(火)

 昨日は、スポーツの日だったので、全国各地で運動に関わる行事が催されたようです。

 東所沢小学校では運動会が終わってしまいましたが、全校で行う体力づくりの取組は年間を通して実施しています。その一つが「体力アップタイム」です。

 体力アップタイムのねらいは、「運動に親しみ、健康の促進、体力の向上を目指すこと。」です。毎週火曜日の8:25から、全校児童が校庭に集合し、トラック上をマラソンします。1~3年生は内側、4~6年生は外側を回り、1~3年生は4分間、4~6年生は6分間を走ります。

 これまでは、朝から気温が高く、熱中症予防のために体力アップタイムを中止することが多かったのですが、今日は、天気もよく、空気も爽やかになってきましたので、久しぶりに全校児童で実施することができました。子供たちは額に汗をにじませながら、自分のペースで一生懸命走っていました。

 体力づくりは、生涯にわたって重要な課題です。子供たちが将来も自分に合った体力アップに取り組んでいけるよう、これからも励ましていきたいとおもいます。

10月10日(木)

 今日、休み時間に校庭を見ていると、くすのき学級の子供たちが、仲良く遊んでいるところが見えました。

 今本校では、インターンシップとして教職に対して非常に熱意のある大学生の方が二人ほど、子供たちと関わってくれています。くすのき学級の子供たちは、今日も一日そのインターンシップの研修生と一緒に活動をしていました。

 授業では、ブロックで造形遊びをしていたのですが、友達と協力しながら、様々な形を作っていました。「これはぼくです。」と作品を見せてくれた子もいました。

 2年生の子が、「時間だから片付けよう。」と声をかけてくれ、みんなで協力して片付けていました。担任とともに、研修生も子供たちのよいところをたくさんほめてくれ、子供たちはとても嬉しそうに活動していました。

 教師だけでなく、様々な大人と関わることは子供たちの人格形成に大きな役割を果たすと思っています。これからは、教育実習生も来る予定です。たくさんの出会いから子供たちが多くのことを学んでくれるといいなと思っています。

10月8日(火)

 今日は少し前のことになるのですが、3年生の社会科見学についてご紹介します。

 9月24日に3年1組、26日に3年2組が、ヤオコー東所沢店に社会科見学に行きました。ヤオコーでは、バックヤードまで入らせていただき、商品がどのようにして店頭に並べられるのかということを教えていただきました。工場から仕入れたものがどのように保存されているのか、お惣菜はどんな調理器具で作られているのかなど、子供たちは、非常に高い関心をもって見学をしていました。商品の並べ方などにも工夫があることがわかり、子供たちはとても充実した顔で帰校しました。

 子供たちからヤオコー東所沢店のスタッフの方に充てた手紙を一部紹介します。

 「副店長さん、ヤオコーの中を見学させてくれてありがとうございました。ヤオコーの中は広いので、まだまだ発見がありそうです。その発見を次の3年生が見つけてほしいです。」「ふだん見られないバックヤードやれいとう庫を見せてくれてありがとうございました。ヤオコーのいろいろなくふうがわかったので、今度ヤオコーに行ったら、いろいろ買ってみたいし、お店の人みたいにかっこいい人になりたいです。」「先日は、社会の学習でいろいろなところを見させてくれてありがとうございました。やさいによって切るほうちょうがちがうことがわかりました。ヤオコーに行ったら、くふうを見つけながら、買い物をしたいと思います。」「私はバックヤードがとくに思い出にのこりました。肉を切ったり、ひき肉にしたり、魚をさばいたり、野菜を切ったりする所など、見ていてワクワクしたし、発見にもなりました。次にヤオコーにいったら、パンやおべんとうも買ってみたいです。」

 貴重な体験から、3年生の子供たちは学んだことがたくさんあったようです。

10月6日(日)

 昨日雨天のため運動会を延期しましたので、今日は子供たちが待ちに待った運動会となりました。朝は小雨がパラパラと降っていたので、どうなることかと思っていましたが、子供たちの熱気でだんだん雨があがってきました。
 今日は、保護者や地域の皆さんがたくさん見に来てくださり、非常に盛大な運動会となりました。
 まずは、徒競走。各学年の子供たちに「頑張って」と声をかけると、緊張しているのか、胸を押さえている子、にこにことピースサインを送ってくれた子、「無理無理…。」と首を振っている子と様々でしたが、みんなゴールまで全速力で駆け抜け、とてもかっこよかったです。
 各学年の競技は、1年生が玉入れ、2年生が大玉ころがし、3年生がだるま運び、4年生が棒引き、5年生が大玉運び、6年生が綱引きでしたが、どの学年も接戦で最後の最後まで勝負の行方がわかならないほどでした。2年生の競技で大玉同士がぶつかってしまったり、3年生の競技でだるまを運ぶ梯子が壊れてしまったりといくつかハプニングもありましたが、子供たちは最後まであきらめずに頑張っていました。
 演技は、低学年は元気に楽しく、中学年は勇ましく堂々と、そして高学年は互いの信頼関係を感じる力強さを見せてくれました。
 ご参加いただいた保護者、地域の皆様も子供たちに大きな声援や拍手を送ってくださいました。また、準備や後片付け、受付その他様々な役割も担ってくださり、今日の運動会は皆様のお力あってこその大成功となりました。
 今日は赤組が勝ち、赤組の子供たちは飛び上がって喜んでいました。一方で青組の子供たちはとても悔しそうな残念そうな顔をしていましたが、赤組の勝利に対し、惜しみない拍手を送っていて感動しました。
 今日は、体力とともに、心の力も大きき育った一日となりました。保護者の皆様、お子さんのこれまでの努力、そして、今日最後まで頑張り通した根気をおうちでおおいにほめてあげてください。
 本日は多大なるご協力、大変ありがとうございました。

10月3日(木)

 今日は、5・6年生で運動会に向けての準備を行いました。

 会場設営については明日がメインになるのですが、各担当の仕事を確認したり、当日の進行が滞りなくできるように練習したりしました。

 用具係は各学年の競技がスムーズにできるように用具の出し入れを練習しました。大玉ころがしの大きなボール、棒引きの長い棒、綱引きの綱など、大きくて重い用具を安全にすばやく運ぶ練習をしていました。

 決勝審判係は、教師が伝える着順を正確に聞き取り、誘導する練習をしていました。徒競走は次々とレースが行われるので、的確にすばやく動けないとレースが遅れてしまいます。子供たちは真剣に練習に励んでいました。

 校庭では、ほかにも応援団が応援や開閉会式の練習、放送係がアナウンスの練習、終わった子は石拾いなど、一生懸命準備に取り組んでいました。

 また、校内でも得点係が得点を入れたり、発表したりする練習、救護係が当日の動きの確認など、熱心に準備していました。

 行事を成功させるためには、こういった「裏方」の仕事が非常に重要です。子供たちはそのことをしっかりと理解し、運動会成功に向けて頑張っていました。

10月2日(水)

 今日の3・4校時、4年生の総合的な学習の時間にJICAの職員の方々との交流がありました。

 世界各国から日本にいらしている方々が日本の学校のことを知りたいと考えてくださり、本校の保護者の方が調整をしてくださって実現した交流会でした。

 今日は、エリトリア国、マリ共和国、マーシャル諸島共和国、タイ王国からいらっしゃった5名の方々が来校しました。医師や看護師、医療技術者等、医療に携わる方々で、日本でもラボにいらっしゃることが多いそうです。

 まずは子供たちが学校での生活、学校行事の様子などを紹介しました。ある子はタブレットでスライドを作成し、言葉も英文に直して紹介してくれました。

 そのあとにJICAの方々より、お仕事の紹介、母国の言葉や衣装、遊び、楽器などの文化について教えてくださいました。マリ共和国からいらした医師の方は、母国でよく演奏されている楽器をたくさんもってきてくださり、学校に寄贈してくださいました。

 子供たちは、高い関心を寄せて、通訳の方がお話する内容を聞きとっていました。

 貴重な体験ができたことに心より感謝し、今後もまた交流ができたらうれしいなと思いました。

10月2日(水)

 今日は、運動会に向けて全体練習の2回目がありました。 開会式、閉会式、そして応援の練習をしました。

 優勝杯返還、選手の誓いの言葉、優勝杯授与など、各組応援団の団長と副団長が非常に堂々とした態度で練習に臨みました。また、閉会式での結果発表や、校歌斉唱の練習もあり、6年生の担当児童が壇上で発表したり、指揮を振ったりしましたが、二人とも大変落ち着いて素晴らしい態度で臨んでおり、心から感動しました。

 応援練習は各組に分かれて行いましたが、子供たちは応援グッズを手に元気な声を出し、練習に励んていました。

 どの学年もとても元気な声が出ていたのですが、特に6年生の声がとてもよく通って聞こえ、さすがだなと思いました。また、4年生~6年生で構成された応援団のリーダーシップも素晴らしく、団長を中心に「ここはもっと、大きな声を出してください。」「グッズはもっと高くあげましょう。」「ここで、少し水分補給の休憩を取りましょう。」など、各組1~6年生の児童を本当によく取りまとめ、練習に励んでいました。

 こういった6年生をはじめとする高学年児童が主体的に活躍する姿が、東所沢小学校のよい風土を創り上げていくのだと思います。子供たちが未来を立派に生き抜く姿が目に浮かぶ時間でした。

10月1日(火)

 いよいよ今日から10月です。

 今日はお話朝会がありましたので、子供たちに「〇〇の秋」の話をしました。子供たちからは「食欲の秋」や「芸術の秋」という言葉がでました。3年生の子供が発言してくれ、「よく知っているなあ。」と感心しました。

 私から紹介したのは、「音楽の秋」「読書の秋」「勉強の秋」「スポーツの秋」そして「紅葉の秋」です。秋になると気候が良く天気も安定することから、様々なことに集中して取り組むことができるという話をしました。その中で大切にしてほしいことは「心を動かす」ということ。「うれしいな」「楽しいな」「きれいだな」「感動するな」「ドキドキするな」「悔しいな」など、様々な心の動きを感じると、人間性の深みが増し、成長することを伝えました。

 本校では今、まさに「スポーツの秋」。子供たちはみんな、5日に実施される運動会の練習に熱心に取り組んでいます。

 今日は、3,4年生の演技の練習を見に行ったのですが、ほぼ完成に近い状態まで仕上がっていました。「ドッコイショ、ドッコイショ!」「ソーラン、ソーラン!」と掛け声を掛け合いながら、格好よく踊る姿にほれぼれしました。衣装も凝っていて見栄えがします。運動会当日はぜひ観覧される皆さんも、「ドッコイショ、ドッコイショ!」「ソーラン、ソーラン!」と大きな掛け声をお願いします。

9月27日(金)

 今日はあいにくの雨模様となりましたが、本校のどんぐりの森では曼殊沙華が美しく咲いています。

 校庭では、2年生が運動会の学年競技の練習をしていました。2年生の学年競技は二人組をで大きな球を転がしてリレーをし、全員が走り終わる速さを競うものです。球の大きさは子供たちの体を隠してしまうほどで、それを操作するのはなかなか難しいようです。

 今日は、教員が競技の仕方や競技の上での安全に関する注意事項などを話し、そのあと、実際にレースをしてみました。レース前の子供たちに声をかけると、「僕たちは勝てると思います。」と自信満々の子や、「二人の走る速さが違うので心配です。相手の子がとても速いんです。」と少々不安になっている子もいました。

 初めてのレースだったようで、うまくいったペアもそうでなかったペアもあったようですが、これからの練習や作戦会議に意欲が高まっていたようでした。見学している子も「もっとこうすると速くなると思うんです。」と自分の考えをもってしっかり観察しているようでした。

 元気いっぱいの2年生の競技、当日も大きな応援をお願いします。

9月26日(木)

 今日も、よいお天気でしたので、各学年の運動会の練習がさかんに行われていました。2年生は徒競走、1年生は玉入れなど、競技の練習にも取り組んでいました。1年生に声をかけると、「僕たち勝ったよ。」と嬉しそうに答えてくれました。負けてしまった子は無言になってしまったので、「勝てなくでも頑張ったんだから、立派なんだよ。かっこいいよ。」と伝えました。

 外では高学年が演技の練習をしていました。高学年の演技は、バランス感覚、腕力、背筋力等々、様々な力を結集して行うものです。また、仲間との信頼関係、協力も必要です。

 はだしになり、みんなで心を合わせ、力を合わせて取り組み子供たちの姿は感動的です。あまりたくさんお知らせしてしまうと運動会当日のお楽しみがなくなってしまうので、少しだけにしておきます。当日は、大きな声援をよろしくお願いいたします。

9月25日(水)

 今日は、1時間目に運動会の全体練習を行いました。

 校庭に全学年が整列し、開会式や閉会式、そして徒競走のスタートの練習などを行いました。

 開会式では、各組の応援団長、副団長による「児童誓いの言葉」の練習も行いました。両組の団長は堂々と誓いの言葉と、今年度の運動会のスローガン「一致団結 最後まであきらめない運動会」を述べました。閉会式の練習では、優勝カップや賞状の授与についても練習しました。

 当日は赤・青どちらが勝利するかわかりませんが、「勝っても負けても次に向かって進んでいけるよう、運動会当日まで努力を怠らないようにしましょう。」と子供たちに話しました。

 そのあとは、校庭で低学年や中学年の子供たちが演技の練習をしていました。たくさん運動した後の給食はとてもおいしいようで、各学級でおかわりをして食べている様子が見られました。

9月24日(火)

 今日は、朝の時間に運動会の応援の練習がありました。とても元気な声が校長室まで届いてきたので、早速教室を見に行ってみました。

 1年生の教室には、各組の応援団長、副団長が訪問し、それぞれの組の応援の仕方について説明したり、実際にみんなでやってみたりしていました。

 「まずは、僕たちでやってみるので、見てください…。ではみんなでやってみましょう。」「私に続いて声を出してください。」など、6年生の応援団長が1年生にもわかりやすく身振り手振りを加えながら、応援の仕方を指導していました。1年生は指示に従って立ち上がったり、しゃがんだり、手を大きく挙げたりしながら、応援の練習に取り組んでいました。

 運動会に欠かせない、各組の応援。子供たちの伸び伸びと応援する姿をご覧いただきたいとともに、ご参観される方々も、是非心のこもった応援をどうぞよろしくお願い致します。

9月20日(金)

 今日は、3年生の教室をのぞいてみました。2組では、みんなとても静かに真剣に算数の学習を進めていました。あまりのある割り算の学習をしているようで、今日は様々な場面であまりが出てしまった場合、そのあまりをどう捉えるかという少々難しい課題だったのですが、子供たちはよく考え、教師の話をよく聞いて、学んだことをまとめていました。

 1組では、子供たちが楽しそうに活動をしていました。今日は、運動会の演技であるソーラン節で着用する「はっぴ」の背の部分に自分の好きな文字を書いていました。「勝」や「進」「努」「楽」など、子供たちは思い思いの一文字を大きく書いていました。自分の名前から一文字とって書いている子も多く、書きあがった子はとても嬉しそうに見せてくれました。子供たちの思いのこもった文字が浮かびあがる演技がとても楽しみです。

 さて、本校では出産準備のために、本日をもってお休みに入る職員がいます。そのクラスでは、子供たち手づくりのお別れ会が催されました。子供たちがプログラムを考え、飾りつけをして、担任のために一生懸命準備してきました。会の最後にくす玉が割られました。中からは、きれいなリボンや、感謝の言葉が書かれた垂れ幕が出てきました。その裏には小さなカードがたくさん貼られており、子供たち一人一人からのメッセージが書かれていました。子供たちからとても素敵な心温まるプレゼントをもらって、担任の瞳はキラキラと輝いていました。

9月19日(木)

 今日は5年生の教室で道徳科の授業を務めさせていただきました。

 今日は、限りある命を生きることの意味について子供たちが考え、話し合うことを通して、かけがえのない命を大切にしようとする思いをはぐくむ学習です。教材は「電池が切れるまで」。5歳でがんの一種である「神経芽細胞種」を患い、11歳で亡くなってしまった宮越由貴奈さんが、長野県立こども病院に入院していたときに書いた詩を題材にしたものです。

 「命をむだにする」とはどういうことか、そして「そんな人を見ると悲しくなる」という由貴奈さんの抱いている思いは、などについて、話し合った上で、由貴奈さんの詩にある「命が疲れたと言うまでせいいっぱい生きる」の意味を少人数グループで話し合いました。子供たちはカードに「せいいっぱい命がつきるまで全力で生きる」「自分から命を落とさない」「人にいいことを言われるようにする」など、多様な観点から考えを述べ合いました。

 最後に「自分は限りある命をどう生きているか、振り返ってみよう」と投げかけました。子供たちが純粋に懸命に考えた内容を少しご紹介します。

「私は、それをあんまり気にしていなかったけど、この道徳の授業でかぎりある命を大切にしたいと思いました。」「ぼくは、かぎりある命を楽しく、たとえつらいことがあっても前向きに生きる。」「自分は辛いことや悲しいこと、楽しいことなどたくさんあるけど、そのことをたくさん今やって生きていると思います。また、これからもいろいろなことがあると思うけど、人生をあきらめずにがんばって生きたいと思います。」「私は、かぎりある命で、友達をたくさんつくったり、みんなで楽しいことをしたり、人がこまっている時に助けたり、いろいろなことをして毎日を過ごしたいです。じゅみょうがくるまで、自殺しないで、しっかりせいいっぱい生きようと思います。いじめをしいてる人がいたら、すぐ止めてみんなを笑顔にしたいです。」

 子供たちの深い思いに指導者である私自身が、一人の人間として感動し、そして勉強になりました。

9月18日(水)

 今日は朝、児童朝会がありました。今日の内容は、運動会に向けて、赤組、青組それぞれの応援団の紹介でした。

 各応援団の団員が体育館の前に整列し、全員が名前を述べるとともに、団長、副団長は意気込みを発表しました。どちらの応援団も、とても堂々としていて、子供たち全員の運動会への熱意を高めてくれました。

 応援団紹介が終わった後は、赤・青に分かれて整列している全校児童の前に応援団が立ち、全員で声をかけあって、志気を高めました。

 各学年、競技・演技の練習のほかに、応援団や委員会活動などでも運動会に向けて着々と準備を進めています。

 ここで、心配なことがあります。昨日もお伝えした通り、9月下旬にさしかかっても気温・湿度の高い日が続いており、熱中症の危険性があります。暑さ指数をこまめに確認して運動を制限したり、水分補給の時間を設定したりして、子供たちが安全に活動できるよう、配慮しておりますが、この暑さの中でマスクをつけたまま活動している子がいます。

 もちろん、マスクの着脱を強いるものではないのですが、学校では運動中はマスクを外すことを推奨しています。

 中には、マスクを外すことに抵抗がある子供がいることも承知しておりますが、身体の安全のためできる限りマスクを外して活動できるよう、ご家庭でも励ましていただけると有難いです。

9月17日(火)

 3連休明けの今日は、朝は少し秋風を涼しく感じましたが、日中は残暑が厳しくなりました。
 そんな中、本校では10月5日(土)に迫った運動会の練習を始めています。猛暑日が続いておりますので、暑さ指数とにらめっこしながら、水分補給の時間をこまめ設定して、活動しています。
 今日は、体育館で2年生が演技の練習をしていました。私が2階から見ているのに気付いた子供が、「あっ、校長先生だ!」と手をふってくれたので、笑顔でこたえながらも、練習に集中するよう促しました。
 水分補給の時間になったので、子供たちに話しかけてみると、「わたしね、お出かけの時に車の中でこの音楽を流してもらって少し練習したんだ。」「わたしもおうちで練習しているよ。」と教えてくれました。なるほど、2年生の子供たちは、とても楽しそうに大きな動作で堂々と踊っています。のびのびとした表現に見ているこちらもワクワクしました。
 演技は、一人一人の良さをいかしつつも、みんなで協力して一つの作品を作っていくので、努力もとても大切になります。ご家族の方々にもご協力いただきながら、うまくできるように練習を重ねている子供たちをとても頼もしく思いました。

 さて、今日は「中秋の名月」。きれいな月が見られるといいなあと思っています。

9月13日(金)

 今日は、図書室をのぞいてみると、6年生の児童がクロームブックに向かって何やら英語で語りかけていました。よく見ると、多目的室でも同様の活動をしている児童がいました。

 何をしているのか見ていると、柳瀬中学校の3年生とオンラインでつながり、英語でのやりとりの練習をしていました。6年生の子供たちは、緊張した面持ちの子、恥ずかしそうにしている子、嬉しそうに瞳を輝かせている子と様々でした。「ああ、気まずいな。」などとつぶやきながらも、中学生との会話に真剣に取り組んでいました。英語担当とAETが子供たちをまわって励ましたり、言い方についてアドバイスしたりしました。

 「We are Higashitokorozawa elementaryschool students.」「Nice to meet you.」と語りかけ、中学生の話す英語を一生懸命聞き取っていました。聞き逃してしまったときは、「Once more….」と言って聞き返していました。

 この活動は今後何回か継続して行い、中学生とのコミュニケーションをとっていきます。先輩たちの英語からたくさんのことを学び取ってほしいと思っています。

9月12日(木)

 今日は、第5回ひがとこ学級(家庭教育学級)が開かれました。今日の内容は、保健講座として、①アレルギー予防のための子どものスキンケア、②ラベンダークリーム作りの2つの内容で実施していただきました。

 「アレルギー予防のための子どものスキンケア」では、万願寺こどもクリニックの看護師長であり、本校の保護者でもある 泉名 諒 先生にご講義いただきました。アレルギー疾患療養指導士として専門家の見地から、効果的な薬剤の塗布の仕方、子供の肌の保湿やケアなど、大変興味深いお話をしてくださいました。ご講義の後は、たくさんの参加者より質問があり、とても充実した時間となりました。

 「ラベンダークリーム作り」では、日本メディカルアロマテラピー協会アドバイザーの 野路 絵美 先生を講師とし、アロマテラピーや精油についての知識、そして実際にラベンダークリームを手作りするワークショップ等、多彩な内容となりました。家庭教育学級長の佐々木さんが私の分のクリームも作ってくださり、実際に塗ってみたのですが、とても良い香りで、お肌はしっとり、心から癒されました。

 早くも5回目を迎えた家庭教育学級。大人も楽しく熱心に学び、交流を深めている姿は子供たちの素晴らしいお手本となっています。

9月11日(水)

 今日は、体力アップの朝マラソン、2年生の図書館見学等を予定していたのですが、暑さが厳しいため、延期となりました。子供たちは楽しみにしていたようだったのですが、安全第一で判断いたしました。

 5校時に4年生の学習をのぞいてみました。1組は書写の学習をしていました。今日の課題は「はす」という言葉を毛筆で書き、ひらがな特有の流れるような筆遣いを学んでいました。今日は清書前の練習だったようで、何枚か書いて作品ファイルに保存していました。姿勢をよくして、真剣に練習に取り組んでいる姿はとても素敵でした。

 2組は音楽室にいました。リコーダーの演奏をしていました。リズムに気を付けながら、一斉に同じメロディーを演奏していました。さすが4年生、タンギングがとても上手できれいな音色が聞こえました。上手く吹けると「やったあ。できた。」と嬉しそうに目を輝かせていました。

 3組は学級活動でした。担任がもうすぐ出産のためにお休みに入るので、何か催し物を計画しているようでした。内容は担任に内緒にしているようなので、詳しく書けませんが、係ごとに机を寄せ合い、熱心に話し合っていました。私が「わあ、これおもしろいね。」とつい声をかけてしまうと、「シー!言わないでください。」と言って他の人に漏れないようにしていました。担任のために一生懸命考えている子供たちがとても愛しかったです。

 心優しく、一生懸命な4年生。今後のさらなる成長が本当に楽しみです。

 

9月10日(火)

 今朝、親子清掃がありました。

 夏の間、校庭の草木は太陽をたくさん浴びてぐんぐん成長しました。1学期にも親子除草をしていただいたにも関わらず、校庭の様々なところを緑で覆い隠しました。

 今日は少し暑かったので、保護者の方々も子供たちも少々大変だったとは思いますが、水分補給をしながら、除草作業に取り組んでいただきました。子供たちは一生懸命草を取り、その成果を自慢げに見せてくれました。ビニール袋いっぱいの草が何袋もとれ、校庭もだいぶすっきりしました。

 そのあと、保護者の方々には、校内のトイレ清掃もしていただきました。子供たちが気持ちよく使えるよう、とてもきれいにしてくださいました。ご協力くださった保護者の皆様に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 さて、今日は縦割り遊びもありました。6年生を中心として、異年齢で元気いっぱい遊びました。高学年の子供が、低・中学年の子供たちに声をかけ、希望を聞きながら、様々な遊びをしていました。

 朝の除草作業ですっきりした校庭には、子供たちの輝く笑顔の花が咲き乱れていました。

9月9日(月)

 9月も2週目に入りましたが、暑さは続いています。登校してしまえば、エアコンの効いた教室で過ごすことができるのですが、登下校はまだまだ暑いと思います。水分補給ができるよう、水筒の準備など、今後もご配慮ください。また、登下校を見守ってくださっている、保護者、地域の皆様、いつも本当にありがとうございます。

 今日はくすのき学級をのぞいてみました。ちょうど音楽の学習をしているところでした。鍵盤ハーモニカと木琴とを分担する「おどるポンポコリン」の演奏に取り組んでいました。各楽器、互いに追いかけ合って演奏するようになっている楽譜でした。気持ちを合わせて演奏しないとうまくいかないので難しいのですが、アドバイスすると、どんどん上達していました。「これでいいの?」と担任や音楽担当の教師に聞いて、一生懸命練習していました。

 また別の日ですが、体育でバランスボールを使った活動をしていました。上に乗ったり、足の下に入れたりしながら、柔軟性や体幹を鍛える運動をしていました。これから運動会の練習に入るので、とても大切な運動でした。うまくいったり、失敗したりしながら、担任や介助員等の支援を受けて活動していました。

 2学期もくすのき学級の子供たちの活躍がとても楽しみです。

9月6日(金)

 昨日はブログをお休みしてしまいましたので、昨日の写真も一緒に掲載したいと思います。

 2学期が始まって1週間がたちました。各学級では子供たちが楽しく真剣に学習をしています。

 1年生の教室をのぞいてみると、1組で運動会のダンスの練習を始めていました。子供たちは、音楽に合わせ、教員の動きをよく見て真似ながら、手を広げたり、ぴょんと跳ねたりして、笑顔で練習をしていました。

 2組では、国語の学習をしていました。なんと漢字の練習でした。ひらがなの学びから始めた1年生も、これからは漢字を学習していきます。今日は漢数字の「一、二、三」を練習していました。ドリルを使って、なぞったり、空欄に自分の力で書いたりして、一生懸命取り組んでいました。「見ていてください。これでいいかな。」などと言いながら、上手に書けるよう慎重に鉛筆を動かしていました。

 1年生の子供たちは学んだことを吸収し、ぐんぐんと成長しています。その頼もしい姿に感動してしまいます。

9月4日(水)

 ご存知のことと思いますが、9月1日は防災の日、8月30日~9月5日は防災週間となっています。1923年9月1日に発生した関東大震災の犠牲者を偲び、災害からの復興を祈ってこの日に制定されたとのことです。

 防災週間の最終日、本校では避難訓練を実施しました。今回は大きな地震の後に校内から出火したと想定しての訓練でした。関東大震災については、9月1日11時58分の関東大地震によって甚大な被害がもたらされたということですが、お昼時ということもあり、火災による被害が非常に大きかったということです。

 今日の避難訓練では、給食室から出火したと想定し、安全な避難経路について確認しながら訓練を行いました。

 東所沢小の子供たちは、防災頭巾を被り、煙を吸い込まないよう口元をハンカチなどで覆って、全員が真剣な表情で訓練に臨んでいました。校舎内から避難してくる様子も、迅速かつとても落ち着いていて、誰一人ふざけたり、しゃべったりせず、素晴らしい態度でした。

 6年生が生まれる少し前に発生した東日本大震災や、今年の元旦に発生した能登半島地震の犠牲者数などから、地震の恐ろしさを伝えると共に、地震は地球が生きているからこそ発生するもので、人の力が及ばないという畏怖の念をもつこと、その中で大切な命をどう守っていくかを考えてほしいと話しました。

 今日は、各教室でも訓練を振り返って話合いをしていました。各ご家庭でも今日の訓練のことを話題にしていただき、災害からどう身を守るのか、話し合っていただけると嬉しいです。

 

9月3日(火)

 今、各教室の廊下には、夏休みに子供たちが作った様々な作品が並んでいます。その中で今日は1,2年生の「夏休みの日記」を読ませてもらいました。

 ところで、夏休みが始まる前の終業式に、子供たちに「出会い」を大切にしてほしいという話をしました。初対面の人との出会いだけでなく、動植物や気象、物語の登場人物、何かに挑戦した自分が抱いた新しい感情など、様々な人やものとの出会いをしましょう、と伝えました。

 1,2年生の夏休みの日記の中にも様々な「出会い」が記されていました。「ほいくえんにいきました。おおきなじゃがいもがあり、それをほりました。いっぱいとれました。」「ミニトマトのソースをつくりました。ぼくのつくったミニトマトをつかいました。スパゲッティにのせてたべました。」など、夏休み中に挑戦したことを書いている子がいました。

 旅行で出会った人、動植物や自然環境などを絵と文で豊かに表現している子もたくさんいました。また、身近なところでも、出会いはあったようです。「おでかけするときに、おさ虫がいました。かぶと虫だと思いましたが、ずっと見ていたらおさ虫でした。あえてうれしかったです。」「なつまつりがあって、いろいろな子とあって、いろいろなことができてたのしかったです。」「えびのかんさつをしました。やなせがわでかわあそびをしているとき、つかまえました。」など、たくさんの出会いをのびのびと文章にしていました。

 昆虫や魚など、生き物が好きな子は多いよいうで、日記だけでなく、工作や絵画など、生き物を題材にしているものもたくさんありました。

 様々な人やものとの出会いから、子供たちはたくさんのことを学び、成長していきます。その瞬間を大切にしていけるよう、励ましていきたいものです。

9月2日(月)

 夏休み中に校門前にAEDが設置されました。

 設置の目的は、第1に児童のためです。学校が閉まっている日や時間にも安全確保ができるようにするためです。加えて学校開放で夜間や休日に学校を使用する団体、さらには近隣の地域の方々にも使っていただけるようにしたいという市教委の意向で設置されました。

 詳細につきましては、10月の学校だよりでお知らせしますが、その前にAEDの使用が必要になりましたら、ためらわずにご使用いただければと思います。心配なのは、盗難などの持ち出しについてですが、そういった場合はアラーム及び持ち出し検知機能が備わっているということです。

 さて、学校は2学期の登校が2日目となりました。今日は始業式とうって変わって晴天となり、登校する子供たちも額に汗をにじませていました。

 学期はじめで恒例なこととして、係決めや席替えがあります。教室をのぞいてみると、ちょうど3年生が係決めをしていました。「係は学級生活がよりよくなるために活動するもの」というめあてを確かめ、様々な係を作って分担をしていました。

 席替えをしていた学級では、これまで同じグループだった友達にお手紙を書いて渡したり、新しいグループの友達と仲良くなるためにタブレットを活用して互いに協力し合って行うゲームに取り組んだりしていました。

 お手紙には「あなたは、運動が得意だね。」「いつも宿題を確実にやっているね。」など互いのよいところを励ましあう内容が書かれていました。

 たくさんの教室から子供たちの楽し気な声が聞こえてきました。2学期も順調にスタートしているようです。

8月30日(金)

 いよいよ今日から2学期が始まりました。

 長期休業明けは、子供たちにとって楽しみでもありますが、緊張も非常に大きいようです。特に今日は台風の影響で雨が降ったり止んだりという状況でしたので、歩くのも大変だったかと思いますが、今朝校門で元気な子供たちを迎え入れることができ、本当に嬉しく思いました。夏休み中、ご家族の皆様が子供たちの心身の健康を整え、本日も励ましの言葉をかけてくださったり、学校まで送りに来てくださったりして、登校再開を促してくださったおかげです。心より感謝申し上げます。

 明日からまた2連休なので、来週の月曜日は子供たちがまた不安な思いをするかもしれません。引き続き心身のケアをどうぞよろしくお願いいたします。学校でも子供たちが安心して充実した毎日を送れるよう、指導・支援してまいります。

 登校後は体育館で始業式を行いました。子供たちとの再会を喜び、安全に健康に夏休みが過ごせたことを称賛しました。子供たちに夏休みのことを聞いてみると、ほとんどの子が即座に「楽しかった!!!」と答えてくれました。「ホテルに一泊したよ。人生初の海に行ったよ。」「暑かったから、おうちの中で遊んでた。」「お祭りのダンスはみんなで一生懸命練習したんです。」「江ノ島に家族で行ったんだ。」など、夏休みのことをたくさんお話してくれました。

 2学期も子供たち一人一人の思いを大切に、良さを引き出していけるよう、教職員一同努めてまいります。

 

7月19日(金)

 とうとう、今日は1学期の終わりの日となりました。

 朝は、体育館で終業式をおこないました。校長の話、校歌斉唱、生徒指導の話などがありました。

 校長の話では、画像を使って1学期の子供たちの学校生活の様子を振り返った後、3点話をしました。

 1点目は、今日は通知表が渡されるので、自分の努力の成果をよく確認するよう伝えました。各御家庭でも「『よくできる』がいくつあったか。」等ということではなくて、どんな力がついたか、どの部分が成長したか、という視点でお子さんを励ましていただければと思います。子供たちには繰り返し、「昨日より今日、今日より明日へと伸びていこう」というメッセージを伝えています。誰かと比べるのではなく、これまでの自分と比べて成長してきていることに喜びを感じ、明日への成長につなげていけるといいなと思っています。

 2点目は、「夏休みには様々な『出会い』をしてほしい」と伝えました。人や動植物との出会い、自然との出会い、そして様々な体験で得る自分の中の可能性や気づきとの出会いが、自分の成長に大きな意味があると伝えました。

 3点目は、夏休み中、ずっと毎日考えていてほしいこととして、「命」を大切にすること、自他の心や命を絶対に傷つけないこと、と伝えました。また、そのために自分は正しく行動ができているのか考え続けてほしい、と話しました。最近はSNSなどでも互いの心を傷つけ合うことがあるようです。各御家庭では、子供たちのオンラインを含めた他者との交流についてよく理解していただき、適切な助言をどうぞよろしくお願いいたします。

 いよいよ明日から夏休み。子供たちはとても楽しみにしているようですが、学校はとても寂しくなります。2学期の始業式に笑顔で再開できることを心より願っています。

7月18日(木)

 しばらく、ブログをお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。

 さて、いよいよ第1学期終業式まで後1日となりました。夏休みが目の前です。校内では、各学級で1学期のまとめの活動をおこなっています。

 学級活動で話し合った「お楽しみ会」をしているクラスがたくさんありました。それぞれのクラスで子供たちが考えた遊びを子供たちの進行で実施していました。あるクラスでは、「僕たちは1学期にたくさんいいことをしたから、その分お楽しみ会をすることができるんです。」と教えてくれました。またあるクラスでは「このクラスは、『お疲れ様会』といいます。1学期がんばったから、みんなで考えたゲームをするんです。」と教えてくれました。

 高学年になると、プログラムや活動の内容も趣向を凝らしたものとなっており、大変感心しました。

 一方で、夏休みの課題の確認や、夏休み前の私物の整理と掃除をしているクラスもありました。

 気象庁から、本日関東地方も梅雨明けしたとみられる、との発表がありました。校門のそばのひまわりも大きな花を咲かせています。いよいよ夏本番。子供たちの笑顔もひまわりのように輝いています。

 

 

7月12日(金)

 来週の半ばころ梅雨明けではないかと言われています。夏本番もすぐそこまできているようです。

 東所沢小学校のグリーンカーテンもすくすくと成長し、黄色いお花が終わった後、みずみずしいヘチマの実が成ってきました。校舎内でも夏の風物詩である「鬼灯(ほおずき)」が飾られている教室があったり、子供たちが描いた夏野菜の絵が飾られていたりと季節を感じることができます。

 2年生の教室では、「夏をかんじるもののことばをあつめよう」という学習をしていました。「みんみん」という谷川俊太郎作の詩を読み、「夏といえば…」と子供たちがイメージをふくらませていました。「夏といえば、プール。」「夏はこれだよ。ブンブンブン…。蜂だよ。」「セミもいるよ。」など様々な反応がありました。

 今年も猛暑になりそうなので、外出は難しいかもしれませんが、「夏」という季節を感じる体験ができるといいなと思います。

 さて、5年生の宿泊学習ですが、昨日の夕方は、雨も降らずに外でキャンプファイヤーができたようです。例年と比較しても涼しいようで、過ごしやすい気候になっているそうです。

7月11日(木)

  5年生の宿泊学習では、16:30頃から、ヒノキのマスコットづくりが始まりました。これは、マグネットして活用できるものだそうです。みんな元気に活動しているとのことです。

7月11日(木)

  宿泊学習の5年生は、13時20分頃、みんな無事下山したという連絡が入りました。雨に降られずに登山ができたようです。「ここ危ないから気を付けて。」や、「頑張ろう。」など、子供たちが互いに声を掛け合いながら活動していたようです。

7月11日(木)

  たった今、現地から写真が届きました。山の中腹の見晴台から、ということです雨がやんでいるようで、良かったです。

7月11日(木)

 今日は、5年生が宿泊学習に出発しました。お見送りに来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

 あいにく雨がパラパラと降りだしたので、多目的室で出発の集いを行いました。今回の宿泊学習の学年テーマは「安全にしっかり学習し、友達との絆を深め、最高の思い出を作ろう」です。子供たちは朝から聞く態度も素晴らしくしっかりと集中して集いに臨んでいました。また、司会の児童は言葉を暗記し、堂々と進行していて感心しました。

 これから2日間、子供たちは日ごろなかなか経験できない活動を行います。家族から離れて過ごすこと、大いなる自然の中で生活すること等々、すべての活動が子供たちのこれからの生き方に影響していくことと思います。

 先ほど、全員無事に現地に到着し、山登りを始めたという連絡が届きました。子供たちにとって2日間が「最高の思い出」となるよう、職員一同精一杯指導・支援していきます。

 

7月10日(水)

 今日は、児童朝会があり、園芸・飼育委員会と音楽委員会の発表がありました。

 園芸・飼育委員会は、校内の除草などについての〇×クイズを考えて全校児童に出題してくれました。手作りの雑草や畑の作物を見せるなど、みんなが理解しやすいように工夫していました。

 音楽委員会は、音楽に関することや音楽の学習に関することについて〇×クイズを考えて出題してくれました。録音したカスタネットやタンバリンの音を流して何の楽器の音であるか当てるクイズもあり、よく準備をしてのぞんでいました。子供たちは頭の上で大きく〇や×を作ってクイズに参加していました。

 司会役の6年生もとても堂々としていて感心しました。児童の手で準備をして、児童の力で進行する、そこに児童が主体的に参加するというように、子供たちが主役で活躍する学校づくりをこれからも進めていきたいと思います。

 

7月9日(火)

 今日は、おはなしポケットによるお楽しみ会がありました。本校の多目的室にて、2冊の本のブックトークとおはなしポケットの方々からのプレゼントがありました。

 今日の本の1冊目は、「ぽんたのじどうはんばいき」です。場面に合わせて生演奏のBGMが入り、子供たちはお話の世界にぐんぐん引き込まれていきました。しかけのある大型絵本を見ながら読み聞かせを聞き、楽しい結末に子供たちは「うふふ。」「あはは。」と笑いがこぼれていました。

 2冊目は「へんしんオバケ」という本です。オバケどうくつを通るといろいろなものが愉快な「オバケ」に変身してしまうというお話です。子供たちは、「知ってる!何回も読んだことあるよ。」「おうちにある本だ!」等とてもわくわくしている様子でした。洞窟を模した手作りのプレート等工夫を凝らしてくださり、子供たちが楽しめるようにお話を聞かせてくださいました。

 最後は、折り紙でできた可愛らしいプレゼントをいただき、子供たちは大変嬉しそうでした。いつも素敵な読み聞かせやブックトークをしてくださるおはなしポケットの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

7月8日(月)

 今日は、家庭教育学級(ひがとこ学級)の第3回講座がありました。

 今回は、「避難所体験会~もしも、ひがとこ小が避難所になったら…」です。保護者の他にも柳瀬地区の地域の方々がたくさんご来校くださり、盛大な体験会となりました。

 今日は、所沢市役所の危機管理室の職員が講師となり、まずは避難所開設についての講義を図書室で受け、その後は場所を移動して校内防災ツアーと題し、受水槽を見たり、防災倉庫を実際に開けてみたりしました。

 そして、体育館に移動して、危機管理室の方々による避難所開設デモンストレーションの見学をしたあと、グループごとに開設を体験しました。そこでは、実際にテントを出して中に入ってみたり、トイレの上に腰かけてみたりして避難生活の疑似体験もしました。ちょうど子供たちの休み時間にあたったので、子供たちも体育館の2階から見学することができました。

 最後は、グループごとに振り返りを行いましたが、どのグループも活発な意見交換がなされました。

 詳細については、家庭教育学級のインスタグラムで公表されると思います。家庭教育学級の方々の素晴らしい企画運営と参会者の熱意により、他に見ない貴重な体験会となりました。

7月5日(金)

 本校では、子供たちがクロームブックを活用して学習する機会が増えてきました。クロームブックはノートや鉛筆と同じ、学習するときの道具です。クロームブックを使うことが目的ではなく、子供たちそれぞれの状況や課題意識に合わせて「活用」できるようにしていきたいと考えています。

 今日は、廊下でクロームブックを持った5年生の児童とばったり出会いました。どんな学習をしているのか聞いてみると、「校内でユニバーサルデザインのものを探して写真を撮り、持ち寄るんです。」と教えてくれました。「それぞれの教室表示が漢字で書いてあるけれど、その上に絵も描いてあるんです。これは、字を読むことができない人でもわかるようにしてあると思うんです。」と言って写真を撮っていました。友達にもうまく伝わるよう、綺麗な画像が撮れるまで一生懸命撮影していました。

 4年生の教室では、子供たちがクロームブックと便箋を使って学習していました。先日見学したお茶園に感謝の手紙を書くという活動で、相手に失礼がないよう、クロームブックで文字の間違いがないかどうか、確かめてから手書きで便箋に書くんだと教えてくれました。

 外国語活動室では、6年生がクロームブックを使って、英語で文を作っていました。未学習の英単語を調べ、学んだセンテンスに取り入れて、自分の思いがよく伝わるようにと工夫していました。

 さらに6年生の教室では、グループごとに課題を決め、クロームブックを活用して調べたり、まとめたり、対話しながら学習を進めていました。

 これからも、子供たちが必要感をもち、個々に、そして互いに、主体的に学ぶ手助けとなるようなクロームブックの活用の仕方を探っていきたいと思っています。

7月3日(水)

 今日は、久しぶりにきれいな青空が見えてきました。2年生が水泳学習をしていたので、プールサイドに行ってみると、「校長先生が見に来てくれた!」ととても喜んでくれ、うれしかったです。子供たちはいくつかのコースに分かれて学習をしていました。水中に潜る練習をしている子、蹴伸びの練習をしている子、バタ足で泳いでいる子等様々でした。 

 担任が手をつないで、「頑張って水に顔をつけてみよう。そう、上手だね。」と励ますと、子供たちは一生懸命水中に潜る練習をしていました。笛の合図や教師の指示をしっかり守って学習しており、大変感心するとともに安心しました。

 今日は良い天気となりましたが、このごろは梅雨空が続いていましたので、今日のお話朝会では、「雨」のつく言葉やその意味を紹介しました。また、二十四節気についてやその言葉を活用して創った六年生の短歌や俳句も紹介しました。その上で、人は自然の豊かさの中でこそ生きることができていると感じることの大切さを話しました。

 子供たちには、「『雨』のつく言葉や、様々な雨の種類を調べてみましょう。」と伝えるとともに、これからも身の回りの自然の豊かさを感じたり、面白さを見つけたりして過ごすよう促しました。「雨」のつく言葉や様々な「雨」の様子等、自主学習等で取り組んでもらえると嬉しいです。ぜひご家庭でも、自然への畏敬の念についてお話をしてみてください。

7月2日(火)

 数日更新ができず、申し訳ありませんでした。

 あっという間に7月に入りました。気温が高く、湿度も高いので、学校では適宜水分補給を促し、冷房をつけて子供たちが学習に臨みやすいよう、配慮をしているところです。

 今日は、くすのき学級をのぞいてみました。ちょうどみんなで井の字型のブロックを使って創作をしているところでした。「ランチャー作ったんだけど、打っていいい?」とある子が言い出すと、「校長先生を打ったらだめだよ。」と止めてくれる子もいて、お互いに優しさを学び合っているようでした。またほかの子が、「校長先生見て!電車と駅だよ。」と見せてくれました。いくつもブロックを組み合わせて見事に仕上がった電車と駅のホームを見て、大変感心しました。担任によると、「たくさんブロックを使っているので、『ずるい!』と言われてしまうこともありましたが、『いいよ、使って。』と言ってくれる子もいて、譲り合いながら仲良く活動しているんです。」と教えてくれました。

 廊下には、子供たちが書いた七夕の短冊と折り紙の飾り物がありました。「かけざんができるようになりたいです。」「およげるようになりたい。」「ねこのぬいぐるみがほしい。」など、とても純粋な願い事が書かれていて、心があたたかくなりました。

6月27日(木)

 今日は、お話ポケットによる音楽付き読み聞かせがありました。体育館にて5・6年生を対象に実施されました。

 今日はバイオリンとピアノの演奏に合わせて「100万回生きた猫」という絵本を読み聞かせしてくださいました。私が写真を撮ったときはすでに演奏や朗読が終わってしまっていて、子供たちの大きな拍手に包まれているところでした。残念に思いながらも、子供たちの感想を聞いてみると、「とても感動しました。」「また聞きたいと思いました。」と言っていました。

 今日はプロのバイオリニストとして活躍され、2丁目でバイオリン教室の先生をされている酒井さんがバイオリンの演奏、そしてプロのピアニストとして活躍され、3丁目でピアノの先生をされている横森さんがピアノの演奏をしてくださいました。バイオリンもピアノもプロの演奏です。本校は地域に音楽のプロとしてご活躍されている方がいらっしゃり、その演奏を子供たちが鑑賞できるというのは、とても珍しく有難いことです。

 さらには、朗読をしてくださったのは、俳優のお仕事をされている増田さんです。「花咲舞が黙っていない」や「ミステリと言う勿れ」などの作品にも出演されているそうです。1丁目で書道の先生もされているそうで、多方面でご活躍の方です。朗読もまさにプロの方によるもの。今日は貴重な経験をすることができました。

 おはなしポケットの方々は、「子供たちに、生で感じてほしい」と言ってくださり、様々な企画を考えてくださっています。本や読書への関心を高めるとともに、様々な芸術への憧れを抱く場となっている「音楽付き読み聞かせ」です。子供たちのためにご尽力くださっている地域の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

6月26日(水)

 本校では、食育の一環として、給食の材料となる野菜などの下準備の一部を子供たちの手でおこなう取組を少しずつ行っています。今年度もすでに、ソラマメの皮むき、グリーンピースの皮むきを子供たちがおこなってきました。

 今日は、2年生の子供たちがトウモロコシの実の皮むきをしました。栄養教諭が実際に実のついたトウモロコシを子供たちに見せ、トウモロコシの特徴や栄養、皮のむき方を伝えました。

 大きく育ったトウモロコシは、子供たちの身長の2倍以上あります。トウモロコシの実のつき方など、子供たちは興味津々で見ていました。

 今回は白い実のトウモロコシと、黄色い実のトウモロコシの皮をむきました。皮をむいて実が見えるまで、どちらの色が出てくるか見分けることは難しいので、子供たちは実が見えてきた瞬間に「僕のは黄色だ!」「白いのが出てきたよ。」「きれいだねえ。」など、感動でいっぱいになっていた様子でした。

 トウモロコシの実についている「ひげ」(めしべ)にも関心があるようで、たくさん集めてその手触りを楽しんだり、顔に近づけて、「ひげが生えちゃった。」とおどけてみたりしていました。

 皮むきの後のお掃除もみんなで協力して行いました。このように多様な経験を通して食に関する知識や食の大切さ、生物の豊かさなどを子供たちが感じ取ってくれることを期待しています。今日の給食のトウモロコシ、味はどうだったか、おうちでもぜひ感想を聞いてみてください。

6月25日(火)

 今日は、交通安全教室と、自転車免許講習がありました。

 ねらいは、交通ルールや道路歩行中の危険、交通事故の原因を知り、主体的に事故から身を守ろうとする態度を育てることと、実技演習を通して道路の正しい歩き方や自転車の正しい乗り方を知り、日常生活に生かせるようにすることなどです。今日は、たくさんの子供たちに家から自転車をもってきてもらって実施しました。自転車を貸していただきましたご家庭には心より感謝申し上げます。

 交通安全教室は、1~6年生で実施しました。市役所の職員やトラック協会の方々、そして、市内の交通指導員さんが集まって、指導をしてくださいました。1・2年生は内輪差と死角の実験、歩道の歩き方や横断歩道のわたり方等を学び実技演習をました。3~6年生は、自転車の正しい乗り方について学び、実技演習を行いました。

 ダミー人形がトラックの内輪差に巻き込まれて倒れていく様子をみて、子供たちは、「道路を歩くのが少し不安になってしまいました。」と言っていました。その慎重さが交通事故を防ぐことにつながると思い、とても良い学びができたのだと感じました。また、走ってきて、「ストップ」と言われたらどこで止まれるか、一方で歩いてきたときにはどこで止まれるかということを、代表の児童3人がみんなの前で走ったり、歩いたりして実験をしてくれました。やはり、走ってきたときは、危険に気づいてもそこから止まるまでに大きく体が移動してしまうことがわかりました。歩道を走ってしまうことの危険性について、子供たちは視覚的に理解できたと思います。

 自転車免許講習は、4年生を対象に行いました。所沢警察署交通課の職員にお出でいただき、交通事故の現状や事故を防ぐための方法など、図や動画を使ってわかりやすくご指導いただきました。動画では、今にも事故になりそうなヒヤリとする場面が紹介され、子供たちも息をのむ姿が見られました。自分事として省みることができたのではないかと思いました。

 市内だけでなく、全国で子供が巻き込まれる事故が多発しています。子供たちの大切な命を守るため、今日学んだことは是非ご家庭でも話題にしていただき、これから様々な場面でお子さんが主体的に判断し、交通事故を防げるよう、ご助言いただけると嬉しいです。

6月21日(金)

 今日は、1年生の学習をのぞいてみました。

 実は、今日は1年生がまちたんけんに出かける日だったのですが、雨のため残念ながら延期となってしまいました。そこで今日は、国語で学んできた文字を使って、七夕の短冊を書く学習をしていました。

 子供たちの書いた短冊を見せてもらうと、「かぞくとずっといっしょにいられますように。」や「かぞくがずっとげんきでいますように。」など、心温まる内容のものがたくさんありました。また、「けーきやさんになれますように。」「ほいくしさんになれますように。」「だいくさんになりたい。」など、自分の将来の夢を書いている子もいて、頼もしく思いました。

 短冊が書けたら、その上につける飾りも作り、色鮮やかにぬって仕上げていました。迷路に挑戦している子もいました。

 子供たちの夢や願いがどうか叶いますように、私も七夕でお願いしたいと思います。

6月20日(木)

 今日は、6年生の学習をのぞいてみました。

 1組は、体育でした。校庭でソフトボールの学習をしていました。未経験者も活躍できるようルールが工夫されていて、各塁に予め走者がいて、打ったボールがピッチャーに戻るまでいくつも塁を回って点数を入れるようになっていました。子供たちは、思い切りボールを打ち、思い切り走っていました。全速力で走るものですから、遠くまで打球が飛ぶと、1打席で6点もの点数を入れているチームもありました。全員が声をかけあい、協力してゲームを進めていました。

 2組は、音楽でした。「星の世界」の歌唱をしているところでした。担当教師が「ソプラノ、メゾソプラノ、アルトに分かれます。やりたいところに手を挙げてください。」というと、なんと「アルト」のパートに多く手が挙りました。合唱はどうなることかと聞いてみると、ソプラノやメゾソプラノで素敵な声で歌う児童がおり、バランスがとれていて驚きました。

 3組は、外国語の学習をしていました。Today's Goalは「時刻と動作を言ったり、聞いたりしよう。」でした。クロームブックを活用して発音を確かめたり、学んだことを生かして問題に答えたりして、とても意欲的に学習にのぞんでいました。途中で所沢市の緊急地震速報訓練があり、緊急地震速報のチャイム音が鳴りましたが、子供たちは冷静に机の下に隠れ、一言もしゃべりませんでした。さすが、6年生と感心しました。

 よく、6年生は、その小学校の「顔」という言い方をします。最上級生である6年生が素晴らしい態度を示すと、その学校の雰囲気がよい方向に向かいます。真面目で努力家の6年生が本校のよい風土を創っていってくれると期待しています。

6月19日(水)

 昨日の夕方、雨が小降りになり、西の空が赤く染まったころ、虹が出ていたのに気づかれたでしょうか。職員室に残っていた職員はその美しさに感動し、みんなで写真を撮りました。子供たちも美しい天の橋を眺め、自然への畏敬の念を抱いてくれるといいなと思っていました。

 さて、今日は、「ひがとこフェステバル」を開催しました。

 「ひがとこフェステバル」とは、子供たちが遊びを企画・運営し、全校で楽しく遊ぶ行事です。その活動の中で集団の一員としての所属感や人を思いやる気持ち、よりよい生活を自ら創る力を育みます。

 3~6年生が各学級で遊びのコーナー=お店を企画・準備し、1~6年生の異年齢で構成される縦割り班でそのお店を回って楽しみます。射的(空気鉄砲)や、ストラックアウト、占い、宝探し、ミニSASUKEなど、子供たちが考え、話し合い、工夫を凝らしたお店がたくさん並びました。

 お店番の子は、受付でスタンプラリーの判を押す子、説明をする子、ゲームの補助や応援をする子など、しっかりと役割分担していました。遊びのルールは予め決めているのですが、低学年の子がうまくいかないときは、「できなかったら、とばしていいんだよ。」と優しく配慮していました。また、射的や割りばし鉄砲などを扱うお店では、「絶対に人に向けないでください。」など、安全のための留意事項もしっかりと伝えていて感心しました。

 お客さんを呼び込む担当の子もいるようで、印象的な看板をもって校内を回り、自分たちのお店をアピールしていました。ある学級では、担任が宣伝用の看板をもって回っていて、教師も子供も共に楽しく活動していました。

 今日は、保護者だけでなく、学校評議員さんも参観してくださいました。子供たちが楽しそうに「前」を向き、周りを見ながら活動していると、大変感動されていました。

 終わりの集いでは、1年生と6年生が感想を発表しました。1年生は自分が楽しかったお店を発表してくれました。6年生は、「いろいろなお店をまわらせていただき、皆が個性あふれるお店でとても感動しました。皆が一つになってお店を創ることが、とても素敵だと思いました。小学校最後のひがとこフェスティバルだったので、寂しくもありつつ、下級生の成長を見られて、改めて、楽しかったです。」と非常に立派に発表してくれました。

 

6月18日(火)

 今日は、3年生対象にブックトークがありました。ブックトークとは、一定のテーマを立てて複数の本を紹介するもので、本の一部を読んだり、あらすじを伝えたりすることで、聞き手に「おもしろそうだな」「続きを読みたいな」という気持ちを起こさせます。今日は所沢図書館柳瀬分館の職員がいらして、ブックトークをしてくださいました。

 今日のテーマは「へんしん」です。よく知られている昔ばなしの「文福茶釜(ぶんぶくちゃがま)」やアルフ・プリョイセンの「小さなスプーンおばさん」等、5冊の本を楽しく紹介してくださいました。子供たちは、「おもしろかったです。」「今度図書館でへんしんの本を探してみたいです。」などの感想を伝えていました。

 明日には、図書館から借りたたくさんの本が届くことになっており、3年生の子供たちがいろいろな本を自由に手に取って読めるようにしていきます。子供たちはとても楽しみにしているようです。

 本の紹介の他にも、図書館での本の借り方や、柳瀬分館でこれから行うイベントなどの紹介もしていただきました。

 今日、子供たちがチラシを持ち帰っていると思いますので、是非利用してみてください。

 

6月17日(月)

 今年は、例年と比較して梅雨入りが遅くなっているようです。連日夏日が続き、日によっては真夏日となることもあります。

 本校では、水泳学習が順調に実施できています。しかしながら、毎日WBGT(暑さ指数)とにらめっこして実施を決めています。プールサイドは、他の場所と比べて気温が高くなることから、養護教諭と共に、こまめに暑さ指数を確認すると共に、プールサイドでの体感等も確かめて実施を判断しています。

 今日はプールサイドに行ってみると、3年生が水泳学習を行っていました。3つのグループに分かれているようでしたので、子供たちに聞いてみると、「ゼニガメ、カメール、カメックスというコースに分かれています。ぼくはカメールです。初級・中級・上級の中級ということです。」と説明してくれました。

 ゼニガメコースは、水底に沈めたダイブボールやダイビングリングを潜って取るという活動をしたり、全員で手をつないで輪をつくり、ぐるぐる回って水の流れを作ったりするなど、水と親しむ学習をしていました。カメールコースは、潜る練習をしたあと、蹴伸びの練習にうつっていきました。カメックスコースは、25メートルのコースを使って、自由形で泳ぐ練習をしていました。

 子供たちは笑顔で楽しそうに、自分の泳力を高める学習に取り組んでいました。

 前述の通り、最近は暑い日が続いています。そこで、心配なのがマスクの着用です。マスクを着用するのは、人それぞれ大切な理由があると思いますし、マスクの着脱を強いるものではありませんが、子供たちの熱中症が心配です。特に登下校等は外での活動となることから、感染症のリスクは低い一方で、熱中症のリスクは高くなります。「友達がしているから」「つい癖でしている」という理由でしたら、マスクを外していけるよう励ましてあげてください。どうぞよろしくお願い致します。

6月14日(金)

 今日は、4年生の外国語活動の学習をのぞいてみました。今日は、AET(Assistant English Teacher)のマシューも本校勤務の日でしたので、外国語担当教員、外国語活動支援員、そしてAETの3名によって、外国語の授業を行っていました。今日は、主に教員が授業を進行し、AETや支援員が発音の仕方を示しながら、個別に支援をしていました。

 Unit3「 I like Mondays.(好きな曜日は何かな)」の学習で、日曜日~土曜日の言い方を学び、それぞれの日にどんなことをするのか、子供たちは振り返って、英語で友達とコミュニケーションを図っていました。「ぼくは体操に行くって言いたいんだけど、体操ってどういえばいいのかな。」と悩んでいる子には、AETが「gymnastics.」と示してくれました。「Mondat,I play soccer. Tuesday,I play soccer.Wednesday,I play soccer…」と毎日のようにサッカーを頑張っている子もいて感心しました。

 ペアを組んだり、グループになったりして子供たちはコミュニケーションを楽しんでいました。

 心温まる気持ちになったのは、副読本を忘れてしまった子に「机の奥まで探してみた?」「見せてあげるよ。」と声をかけている子がいたことでした。友達のミスを責めずに困っているときは手を貸そうとする姿がとても素晴らしいと感じました。対話も仲良く和やかに行っていました。

 もう一つ、今日は休み時間に校庭から子供の泣き声が聞こえたので、あわててベランダから見てみたら、3年生の子が転んでしまったらしく、一緒に遊んでいたたくさんの子供たちが「どうしたの。」「大丈夫?」「傷口洗ってみよう。」と声をかけて、保健室に連れて行ってくれました。養護教諭に確認すると、擦り傷で大事には至らなかったようですが、子供たちの思いやりや主体的な判断に心より感動しました。

6月13日(木)

 昨日は、ブログを更新することができませんでしたが、家庭教育学級の開講式と第1回の環境講座が行われました。

 本校の家庭教育学級は学級生の皆様の主体性や創意工夫によって、大変充実した内容となっています。第1回目の講座も本校のボランティアの方を講師として招き、本校の樹木伐採で出た木片を活用してバードコール等の木のおもちゃづくりを行いました。社会教育課の職員の方々も視察に来てくださり、内容の素晴らしさに感動されていました。

 また、体育館にて「親子アクロバット鑑賞会」も開催されました。本校出身のブレイクダンサーSNACK先生が登場し、大変アクロバティックでかっこいいブレイクダンスを披露してくださいました。

 詳細につきましては、東所沢小家庭教育学級のインスタグラムをご覧いただければと思いますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。

 今日は、クラブ活動があったので、取材に行こうとしていたのですが、所用のためパソコンクラブを少し覗いてみるだけで時間が終わってしまいました。部長、副部長がパソコンで作成した自己プロフィールを見せてくれたのですが、構成もよくとても上手にできていたので、びっくりしました。また次回は他のクラブも取材してみたいと思います。

6月11日(火)

 今日は、芸術鑑賞教室がありました。

 今年は、「劇団 風の子」という演劇団体による「ちぇんじ図書室のすきまから」という演劇を鑑賞しました。 

 本が大好きな主人公彩花は、なかなか自分の気持ちを伝えることができません。そんな彩花が図書室で見慣れない本と出会うことで、不思議な世界に入り込み、自分の本当の思いや、どう生きたいかということに気付いていきます。

 子供たちは、本の鍵を探す彩花に「ランドセルの中じゃないかな。」と声をかけたり、「ここどこ?」と彷徨う彩花に「お話の中にいるんだよ。」と声をかけたりして、演劇の世界に入り込んでいました。おもしろいところは大笑いし、素晴らしい演技やダンスには拍手をしたりと、夢中になって観劇をしていました。劇の終盤で本校の職員が舞台にのって参加する場面があり、その時は大喜びでした。

 最後に6年生の代表の児童が感想を発表しましたが、「あらためて図書室の本を読みたいと思いました。」と言っていました。

 今日の鑑賞教室を通して、「自分の好きな自分」「自分の好きなところ」を探すことの大切さを感じてくれたのではないかと思います。各御家庭でも話題にしていただけると嬉しいです。

 

 

6月10日(月)

 今日は、5時間目に5年生の外国語科の学習を見に行きました。今日は研究授業といって、教員が互いの授業を見合って、学び合う機会でした。

 この単元はUnit2 の「Happy Birthday」で月、日にちや誕生日の訪ね方・答え方などを学びます。しかし、今回の学習では、子供たちのアイデアを生かして、誕生日にとどまらず、月や日にちの言い方を使って、東所沢小学校の行事を紹介することになりました。また、伝える相手も友達だけではなく、保護者や地域の人にも伝えたいという子供たちの願いを取り入れ、動画で撮影して紹介できるようにしていこうということになりました。

 今日の学習は、東所沢小の行事を出し合い、グループに分かれてクロームブックを活用しながらその行事の説明を考えていくという活動でした。今日は特に行事の「日にち」について紹介することを目標に、どのように紹介するのかグループごとに話し合ったり、デジタル教科書で発音を確認したりしていました。そして、ある程度紹介の言葉が固まったグループから、実際に動画を撮影して、どのようにしたら、相手に伝わりやすいのかを考えていました。

 子供たちはよく話し合い、クロームブックを使いながら各自の考えをまとめ、紹介の言葉を考えていました。発表では、ジェスチャーや表情が大切であることにも気づいていました。

 授業を参観した教員は子供たちの活動やその時の表情から、子供たちが抱いている思いや、心の中にある考えなどに気づくことができました。

 この後、言葉をどんどん付け足しながら充実した紹介スピーチを仕上げていきます。完成した動画をみるのが今から楽しみです。

 

6月7日(金)

 今日は、2年生の学習をのぞいてみました。

 1組は図工の「ぼかしあそびで」という題材で、今日は鑑賞の学習でした。めあては「ともだちのさくひんのすてきなところを書こう。」です。1~3組の作品を見て、カードに友達の名前やその作品のすてきだなと思うところを書いていました。廊下の壁面に作品が掲示してあるので、廊下での作業となりましたが、1組の子供たちは他の学級の学習の邪魔にならないよう、静かに、落ち着いて活動していました。「いろいろな色がたくさんぼかしてあって、いいなと思いました。」「とてもカラフルできれいです。」「にじがきれいだな、とおもった。」など、友達の作品のよいところをたくさん見つけて書いていました。

 2組は道徳の学習でした。「ふわふわことば」と「ちくちくことば」にはどんなものがあるのか、みんなで気持ちよく生活するには、どんな言葉を使うとよいのかを話し合っていました。「ふわふわことば」としては、「やさしいね。」「いいよ。」「たのしいね。」「ありがとう。」「いっしょにあそぼう。」などがあがっていました。このような言葉があふれると、みんなの心があたたかく、過ごしやすい生活になると思います。

 3組は算数でした。文章を読んで、どのように答えをもとめていくのか、線分図を書いて考える学習でした。子供たちはとても真剣に取り組み、ノートに丁寧に線分図や式、ひっ算、答えなど書いていました。問いかけへの答え方も明確で感心しました。

 2年生が友達の良さを認めながら学んでいる姿を見て、とても頼もしく思いました。

6月6日(木)

 今日は、歯科衛生士の方々に来ていただき、3年生とくすのき学級対象で歯科保健指導をしていただきました。

 お菓子やジュース、スポーツ飲料に含まれる糖分がとても多いことや、おやつを食べたらしっかり歯磨きをすること、虫歯になったら、放っておかずに早めに歯医者さんに行くことなど、カードや模型を活用してとても丁寧にお話しくださいました。

 驚いたのは、プラーク(歯垢)の一かけ(1mg)には1億個の虫歯菌が潜んでいるということです。子供たちはプラークチェッカー(歯垢染色液)を使って、どのあたりに汚れが残っているか確かめました。そして、どのように磨いたら、きれいに磨けるかということや、「5か所うがい」といって口の中の上、下、右、左、真ん中に水を移動させてしっかりブクブクうがいをすることの大切さなどについてもお話しいただきました。

 「口は命の入り口」と言います。私たちの体は口でしっかり咀嚼した食べ物を栄養として取り入れることで成り立っています。しっかりと咀嚼できる元気な歯を守るため、ご家庭でもお子さんが丁寧に歯磨きできるようお声掛けください。

6月5日(水)

 今日はお話朝会でした。

 今日は校長の話で「命の大切さ」について話しました。幸せに感じること、笑顔になれるときは人それぞれだけれども、笑顔になれる気持ちも、幸せと感じる時間も、すべて「いのち」がないと味わえないと話しました。命がなくなったら、家族にも、友達にも会えなくなること、美味しいご飯を食べることも、大好きな遊びをすることもできないことを伝えました。命は一度失ったら、決して戻らないので、自分の命、そして友達の命も大切にし、絶対に守っていかねばならないことを伝えました。また、気持ちがふさいだり、憂鬱になったりしたら、必ず誰かに相談すること、ご家族はもちろん、私たち教員も子供たち一人一人の笑顔と幸せを心から願っていることを伝えました。

 所沢市では、「心のエネルギープロジェクト」として、子供たち一人一人はかけがえのない存在であり、誰もが夢や希望をもてるようにすること、自分も友達も大切にしてほしいという願いで様々な取組を行っています。その一つ、所沢市教育委員会作成の映像資料「今、あなたがここにいること」を今日は、全員で視聴しました。この映像資料は所沢市立教育センターホームページから視聴することができます。よろしかったら、ご家族でも一緒にご覧になり、命の尊さについて話し合っていただけると嬉しいです。

6月4日(火)

 今日の2校時、4年生の社会科の学習で、所沢市役所の「まちづくり出前講座」を実施していただきました。上下水道局の方がいらっしゃり、4年生を対象に上下水道のしくみや、現状などについてお話くださいました。

 画像や実物などをおもちいただき、子供たちは興味津々でお話を聞いていました。下水道に流れてきたものとして実物を見せてくださり、「これは何でしょう。」とクイズを出題してくださいました。子供たちは予想を立てながら実物を見て、クイズに答えるとたくさんの子が正解していました。回答は「保冷剤」。保冷材は高吸水ポリマーが水を吸収して膨らむので、配水管が詰まる恐れがあるそうです。この他にもプラスチック等様々なものが下水道を流れてくることを知り、あらためてルールを守って環境をよくしていくことの大切さを感じていました。

 実際の上下水道の水道管も見せてくださり、子供たちは「え?本物なの?」「すごい。」など感嘆の声をあげていました。上下水道は私たちの暮らしにはなくてはならないものですが、目にすることはほとんどありません。実際に仕事に携わっている方々の生の声で授業を受けることで、自分の豊かな暮らしが、様々な人たちの工夫や苦労のおかげで成り立っていることを学んだと思います。

6月3日(月)

 今日は、東所沢小PTA、資源部による「ベルマーク収集作業」がありました。PTA資源部の皆様のほかにボランティアの保護者の皆様もいらっしゃり、本校多目的室にて、少人数のグループに分かれて、仕分け作業をしてくださいました。

 非常に細かい作業を長時間にわたり行っていただき、本日だけで、3,300点以上のベルマークが集まったそうです。ベルマーク回収にご協力くださった方々、そして本日の作業にご参加くださった方々、本当にありがとうございました。昨年度のベルマーク回収では、熱中症対策などでも重要な「ミストポール」を商品交換し、子供たちのために提供してくださいました。今年度、すでに気温が高い日がありましたので、活用させていただいております。

 また、本日は資源物の業者回収もあり、雨の中、大変な作業を行ってくださいました。心より感謝申し上げます。

 

5月31日(金)

 今日は、くすのき学級をのぞいてみました。今日は、雨が降っていて校庭が使えなかったので、体育着を着て教室内で運動をしていました。前回ご紹介したバランス運動のあと、6年生を筆頭にみんなで協力してすばやく片づけをし、そのあとは「ボッチャ」のゲームをしました。

 「ボッチャ」はご存知の方もいるかと思いますが、ヨーロッパ生まれのスポーツで、様々な立場の人が共に闘い合えるものです。赤・青のボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、ジャックボールという白いボールに、いかに近づけるかを競うものです。

 今日は、学年でチームに分かれ、それぞれ赤と青のボールをもって、投げたり、転がしたりして競いました。

 とてもすてきだなと思ったのは、友達がよいところにボールを投げると、相手チームであっても、「うまいね。」「すごい。」と活躍を称え合っていたことです。友達にほめられるとうれしくなり、さらにいいプレーができていました。

 くすのき学級はいつも異年齢で一緒に活動しています。お互い協力しながら、学び合う姿を大変頼もしく感じています。

 

5月28日(火)

 今日は、掃除の時間に校内をまわってみました。

 東所沢小学校では、日によって異なりますが、基本的に給食後の15分間を清掃の時間としてあてています。その時間に校舎内各箇所を1~6年生で分担し、全員でお掃除に取り組みます。また、「もくもく清掃」といって、おしゃべりせず、集中して自分の分担場所の清掃を行うことにしています。もちろん必要なことは声を掛け合いますが、不必要なおしゃべりはしないように指導しています。自分の生活する場所を自分の手で清め、整えて、生活しやすい環境を作っていくことは、これから生きていくうえで非常に重要なことと思っています。

 職員室前の廊下では、3年生の子供たちが、「もくもく清掃」に取り組んでいました。隅から隅まで、集中して箒で床を掃いていました。また、職員玄関前では、5年生が「もくもく清掃」をしていました。本校には螺旋階段があるので、掃除の仕方にも工夫が必要ですが、とても丁寧に掃除をしていました。体育館につながる通路では、6年生が「もくもく清掃」をしていました。「シンデレラ拭き」といって、後ずさりながら左右に手を動かして床を拭いていました。この拭き方は、拭いた場所が満遍なくきれいになるだけでなく、つまずいて転ぶ危険性が少ない、安全な掃除の仕方です。6年生が手本となってくれ、とてもありがたいです。

 よりよい生活を自分たちの手で。「もくもく清掃」はその姿勢を身につけるためにも大切にしていきたい取り組みなのです。

5月27日(月)

 今日は、外国語活動室で外国語科の学習をしている5年生を取材しました。

 今日の課題(Today's Goal)は「誕生日とほしいものを伝え合おう。」でした。まずは各月の英語での言い方や日付の表し方を確かめ、「When  is your birthday?」と聞かれたら、「My birthday is~.」と答え、「I want~.」と付け加えて対話する活動をしていました。英語での言い方は、担当教師の発音を聞いたり、クロームブックにイヤホンをセットして聞いたりして学んでいました。

 担当教師が「9月から12月の英語での表し方には共通しているところがありますが、わかりますか。」と問うと、子供たちは話し合いながら考え、「『ber』が付きます。」と答え、その意味について学んでいました。「What do you want、on your birthday?」と聞かれた子供たちは、「I want drum set.」や「I want many books.」など、発音よく堂々と答えていました。

 また、友達の発言に対して、「That's cool!」や「Nice idea!」など、壁面に掲示されている「いいね表現集」から選んで声を掛け合っていました。これからグローバルな社会で活躍していく子供たち。外国語科の学習を通して、英語でのコミュニケーションにどんどん慣れ親しんでほしいと思います。

 

5月24日(金)

 今日は1校時にくすのき学級をのぞいてみると、教室で体育をしていました。本校では、一昨日、昨日、今日と校庭での新体力テストを実施しているので、今日は教室での学習でした。くすのき学級の体育は、教頭も指導に入って行っています。ブロックを並べて平均台を作り、その上を両側からバランスよく歩いて、出会ったところでジャンケンをし、負けた方が道を譲るという活動でした。子供たちは、上手にバランスをとって活動していました。負けるととても悔しそうでしたが、ルールを守って、楽しく活動しました。

 さて、校庭での新体力テストについてもご紹介したいと思います。新体力テストとは、子供たちの基礎的な体力を測定し、今後の教育活動に生かすと共に、子供たち自身が自己の体力を理解することを通して、健康や、体力向上への意欲をもつことができうるようにすることをねらいとしています。

 種目は、50ⅿ走、立ち幅跳び、ソフトボール投げ、20mシャトルラン、上体おこし、反復横跳び、長座体前屈、握力です。一昨日が1・2年生、昨日が3・4年生、今日は5・6年生が校庭でのテストを実施しました。

 走り終わった後、教師が計測したタイムを見て、「記録がよくなった。」と喜んでいる子がたくさんいました。立ち幅跳びでは、大きく手を振って一生懸命ジャンプし、1回目より2回目のほうが記録が伸びている子がたくさんいました。

 ソフトボール投げでは、利き手ではない方の手を斜め前に挙げて、ボールの行き先を定め、体全体を使って思い切り投げていました。良い記録が出ると、お互いに「いいね。」「すごいよ。」「No.1!」など、言いながら互いを誉めあっていました。

 本校では、「昨日より今日、今日より明日へ」という理念を大切にしています。誰かと比べるのではなく、これまでの自分と比べて成長するということが大切だと考えています。新体力テストは後日結果が児童の手元に配布されますので、ご家庭でも記録が伸びた部分を認めおおいにほめていただけると嬉しいです。

 

5月22日(水)

 今日の1時間目、1年生の教室において、給食のメニューとなる「そらまめ」の皮むきをしました。

 朝から1年生の教室はそらまめの香りでいっぱいになり、子供たちは意欲的に何房も皮むきに取り組んでいました。

 「ぼくは3回もおかわり(そらまめの追加)して皮むきをしたよ。」「私は54個もそらまめをとったよ。」「見て!このそらまめ、おばあちゃんみたい!」「校長先生、触ってみて。そらまめの皮の内側がつるつるなの。」「そらまめくんのベッドだね。」など、1年生の子供たちはそらまめに触れることで、その美しさ、瑞々しい香り、生き生きとした感触等を体感し、自然のすばらしさ、食の大切さを感じ取っていたと思います。

 このそらまめは、調理して給食で全校児童に提供されます。1年生が一生懸命むいたそらまめ、みんなでおいしくいただきます。

5月21日(火)

 今朝は体育朝会でした。

 全校児童が体育着に着替え、校庭に集合して行いました。今日のめあては、「整列の仕方を覚えよう。」と「ひがとこ体操の注意点を確認しよう。」です。学級ごとに整列し、「気を付け」「休め」や「前へならえ」などの動作と姿勢の確認をした後、体操隊形に開いて「ひがとこ体操」をしました。

 「ひがとこ体操」とは屈伸や伸脚、肩回しなど、基本的な体ほぐしの内容である「第1セット」と、側方倒立回転、ブリッジ、V字バランスなどの少々高度な技のある「第2セット」からなっています。今日は、全員で「第1セット」のみ行いました。屈伸や伸脚などはかかとをしっかり地面につけるように、ということや、身体をひねるときは後ろの人が見えるまでひねる、など体操をする上での注意点を確認しながら行いました。

 気持ちの良い青空の下で、1~6年生まで、真剣に取り組んでいました。

 

 

 

5月18日(土)

 今日は、本校のリレー大会でした。

 学級や個人で目標を立て、それに向かって取り組んでいこうとする意欲を育てること、個人差を認め合い、協力することの大切さや相手を思いやる心を育てること、運動することの楽しさや喜びを味わわせることなどをねらいとしてこの大会を実施しています。子供たちは各学級でチームを編成し、話し合いながら作戦を立て、練習を繰り返して今日の大会に臨みました。

 今日は、多くの保護者の皆様にもご参観いただき、やる気に満ちている子、緊張でいっぱいになっている子と様々でしたが、子供たちは最後まで立派に走り切りました。

 リレーですので、勝ち負けはどうしても決まってしまいましたが、全員で力を合わせてバトンを引き継ぎ、ゴールまでつないだことが何より大切なことと指導しています。 

 走り終わった子に感想を聞いてみると、「楽しかったです。」「気持ちよかった。」「校長先生1位になったよ。」という子もいれば、「くやしかった。」「失敗しちゃった。」という子もいました。子供たちはそれぞれ、様々な思いを抱きながら走っていたんだな、と実感しました。

 今日はお子さんが帰宅したら、精いっぱい取り組んだことをまずたくさん褒めてあげてください。そして、気温が高い中、最後まで取り組んで疲れもあるかと思いますので、十分な休養を促してください。

 本日ご参観くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。

 

 

 

5月17日(金)

 いよいよ明日は、リレー大会です。

 各学級で子供たちが話し合い、練習を重ねてきました。今日も複数の学級で最後の練習に励んでいました。発達段階によって違いはありますが、どの学級も友達と声を掛け合い、担任の熱のこもった応援を受けて一生けん命練習してきました。

 6年生の教室では、全面の黒板に最後のリレー大会に臨む決意が書かれていました。明日は、子供たちは力いっぱい取り組むと思いますので、盛大なる声援をよろしくお願いいたします。

 尚、明日はだいぶ暑くなりそうです。お子さんが十分な水分補給をできるよう、準備をお願いいたします。そして、参観される保護者の皆様も、適時水分補給を行ってください。

5月16日(木)

 5月も半ばを過ぎました。学校の木々も日々、緑色を濃くしてきています。本校には、「どんぐりの森」という子供たちが大好き場所があります。そこには、地域の方が作ってくださったベンチや鳥の巣箱が設置されています。その巣箱に近づいてみると、可愛らしい鳥の鳴き声が聞こえてきます。この時期、巣箱にはシジュウカラの赤ちゃんが入るようで、とても透き通った綺麗な鳴き声が聞こえます。子供たちには放送で紹介しましたが、保護者、地域の皆様も本校にお立ち寄りの際は、ぜひ、どんぐりの森で、耳を澄ませてみてください。

 さて、一昨日の14日から3日間、令和6年度埼玉県学力・学習状況調査を実施しました。14日が6年生、15日が5年生、そして今日は4年生が実施しました。埼玉県学力・学習状況調査とは、埼玉県独自の調査で、この調査を通して子供たちの学力や学習に関する実態を把握し、今後の教育活動に生かしていくことを目的としています。またこの調査は子供たち一人一人の学力の「伸び」を明らかにすることができます。昨年度より調査はクロームブックを活用して実施しています。

 4年生は初めての調査となりましたが、真剣に臨んでいました。2学期には調査結果を返却することができると思いますので、結果が戻ったら、教員はこれまでの教育実践を振り返り改善策を検討していきます。そして、子供たちには、自分自身の課題を知るととともに、これまで努力してきたこと、成長してきたことを実感できるよう励ましていきたいと思います。

 

5月14日(火)

 今日は、おはなしポケットによる1年生の歓迎会がありました。おはなしポケットとは、東所沢小学校の子供たちのために、工夫を凝らした素敵なブックトークをしてくださっている方々で、本校の保護者や本校の卒業生の保護者などの地域の方々で構成されています。ピアノの演奏あり、パネルシアターありで、本の世界を見事に表現してくださっています。

 今日は1年生の歓迎会ということで、1年生を対象に「そらまめくんのベッド」という絵本を音楽付きのパネルシアターで見せてくださいました。ピアノの演奏はもちろん、音読もプロフェッショナルで1年生の子供たちは体を乗り出して、夢中になって聞いていました。

 そのほかにも、手作りの紙製の食材やオーブントースターでおいしそうなケーキができあがるところをみせてくださいました。まるでマジックを見ているみたいで、思わず感嘆の声がもれていました。

 次のおはなしポケットも子供たちはとても楽しみにしているようです。

 さて、昨日ご紹介した「さわやかに登校」「元気に活動」「笑顔で下校」を目指して自分にできることを書く校長室前のカードへの記入ですが、今日もたくさんの子供たちが書きにきてくれました。「あいさつ運動を元気にしました。」「あいさつ運動をやりたいです。」「笑顔で登校しています。」「校長先生に元気にあいさつしたいです。」「なかよくやさしい小学校にしていきたいです。」「休み時間は友だちとたくさん、たのしくあそんでいます。」など、子供たちが前向きな気もちで楽しい学校生活を築いていこうとする気持ちがあふれていました。健気で尊いこの思いを大事にしていかなければと思っています。

5月13日(月)

 先週の金曜日、10日の朝に全校児童が集合して行う、今年度初めてのお話朝会を実施しました。

 今回は校長からの話で、「皆さんによく考えてもらいたいことがあります。」として、人はそれぞれ考え方が違うもので、よく話し合って、その違いを認め合いながら、互いに成長していくことが大切さであるということを画像を用いて話しました。また、その中で考え方ややり方が自分と違うからと言って、友達の心や体をわざと傷つけることは絶対にあってはならないこと、いじめは絶対にしてはいけないことを伝えました。

 最後に、「東所沢小学校の主役は皆さんです。」と伝えました。本校の目指す児童像「さわやかに登校して 元気に活動し 笑顔で下校する東所っ子」の実現に向け、主役である児童の皆さんは、どんなことを頑張りたいか、どんなふうになりたいか、考えてみてください、とお願いしました。そして、校長室前にカードを置き、子供たちが自由に自分の思いを書けるようにしておきました。

 すると、その日の休み時間から、月曜日の今日もたくさんの子供たちが校長室前に集まってきてくれ、自分の思いや願いを書いてくれました。少しだけ紹介します。

 さわやかに登校:「いいことばをつかいながら、大きな声で『おはようございます。』って言ってみる。」「みんなでにこにこ、大きな声で元気な声でハッピーに言ってみる。」

 元気に活動:「みんなであいさつして、えがおでみんなを元気にしようと思います。ケンカをしてもなかなおりし、はげましあってかつどうします!」「みんなで楽しくわらいあって、自分のできることをいっしょうけんめいがんばりたいです。」

 笑顔で下校:「あした、すきなことがあるといいな、とかんがえながら下校する。」「げこうのときに、せんせいやこうちょうせんせいが前にいたら、えがおで『さようなら』といいたいです。」「今日のことを『ププッ』と思い出しながら下校して、『明日学校やだなあ…』から、『明日も学校楽しみ!』ってかんじになれたらいいです。」

 このほかにも、とても素敵で、とても大切な思いや考えを、子供たちがたくさん書いてくれました。その内容に深く感動すると共に、書いてくれたみなさんに心から感謝しています。まだ、募集していますので、是非書きに来てほしいです。

 

5月11日(土)

 今日は、東所沢小学校の校庭で樹木選定作業がありました。

 この作業は、PTA環境部が中心にご準備と進行をしてくださり、本校保護者・職員の他にも後援会の方々、おやじの会の方々、各自治会の方々、本校に関わりのある社会体育の諸団体の方々、体育部の方々、市議会議員の方、本校に日頃より環境整備のボランティアとして関わってくださっている方々等、非常に多くの方々にご参加いただき実施いたしました。

 ご存じの通り、東所沢小学校は緑の多い、素晴らしい環境に囲まれた学校です。その一方で雑草の処理や枝の剪定、側溝清掃などが不十分になると、子供たちの学習にも影響が及びます。よって本日のような作業をたくさんの方々にご協力いただいて実施できることは、本当に必要であり、大変有難く思っております。

 今日は、太陽が照り付ける中、2時間という長時間、力のいる作業をしていただきました。写真では、活動の一部しかご紹介できませんが、校庭がとてもすっきりと綺麗になりました。多大なるご尽力いただきましたこと、心から感謝いたします。ありがとうございました。

 

5月9日(木)

 今日は、今年度3回目のクラブ活動がありました。東所沢小学校は、8つのクラブがあり、4~6年生の異年齢集団で協力して活動しています。

 今日は、体育館で活動しているクラブをのぞいてみました。体育館の2階では卓球クラブ、1階ではバドミントンクラブとバスケットボールクラブが活動していました。4年生は今年度初めての活動となるので、5年生や6年生がやり方を教えていました。ラリーを続けるのはとても難しいのですが、子供たちは笑顔いっぱいで楽しく活動していました。

 バスケットボールクラブはチームを作ってゲームをしていました。みんな真剣にボールを追いかけ、パスを回していました。コートの外にいた子に声をかけると、「バスケ、楽しいです。これから試合をやるんです。」と元気よく答えてくれました。

 子供たちが楽しく活動する姿に頼もしさを感じました。これからもクラブ活動の日がありますので、ほかのクラブも取材していこうと思っています。

5月8日(水)

 今日は、たてわり班開きがありました。

 たてわり活動とは、学年や学級が異なる児童と楽しくふれあい、交流を図ることによってよりよい人間関係を育てることや、児童が主体的に活動する力を育てることをねらいとした活動です。1~6年生の異年齢で構成されたグループ(班)で様々な活動をします。

 今日は、初めての顔合わせとみんなで簡単な遊びをする活動でした。各班ごとに決められた教室に集合し、話し合ってハンカチ落としや、カードゲームなどをしました。

 活動のはじめは少し恥ずかしそうにしていた子供たちでしたが、時間が経つとみんな笑顔で、とても楽しそうに、交流していました。

 これから年間7回程度の「たてわり遊び」を計画しています。子供たちが互いを思いやり、自発的に他者と協力する態度を育めるよう支援していきたいと思います。

5月7日(月)

 ゴールデンウイーク明けは、生憎の天気となってしまいました。

 校門に立っていると、連休中は充実した日々を送って疲れがでたのか子供たちは少々元気がないように感じましたが、さわやかな笑顔で挨拶をして、校舎に入っていきました。

 今日は、6年生の学習をのぞいてみました。1組は、音楽室で音楽の学習でした。ちょうど、「ペガサス」という歌を歌っているところでした。クレッシェンド、デクレッシェンドに気をつけて歌うという課題です。「フォルテの意味はわかりますか。」と担当教師が問うと「強く、です。」としっかり答えていました。しかしながら、強弱を意識して歌唱するのはなかなか難しそうでした。教師のアドバイスを聞きながら、1回目より2回目、3回目とどんどん上手になっていきました。

 2組は、理科室で「吸う空気と吐き出した息の違い」について気体検知管を使って、実験をしていました。ビニール袋の中に空気をため、気体検知管で酸素や二酸化炭素の量を測ります。グループで実験をしていました。今回は「空気」という目に見えないものが実験材料となっていたので、苦労しているようでしたが、協力しながら実験を進めていました。

 3組は、今度のリレー大会の走順を決めたり、バトンの模型を使ってバトンの「渡し方」の練習をしていました。最後のリレー大会、どんな気持ちで臨みたいかと聞いてみると、「勝ちたいです。」と言う子や「少し不安があります。」と答えた子など、様々でした。

 どのクラスも、互いに声を掛け合いながら、非常に落ち着いて学習に臨んでおり、さすが、6年生と感心しました。

5月1日(水)

 5月のスタートは生憎の雨となってしまいましたが、子供たちは新しい学級にも慣れ、生き生きと学校生活を送っています。

 さて、6月に入りますと、水泳学習が始まります。学校では、準備運動から入水の流れを徹底したり、安全な学習の仕方についてくり返し指導したり、バディーを組んで人数確認をさせたり、水温や気温、水質などの検査を十分に行ったりして、事故が起きないよう最大限の努力をしています。しかし、万が一、事故が起きてしまったときに、すぐに救命の対応ができるよう、この時期に心肺蘇生法の研修を全教職員で行っています。

 今日は所沢東消防署柳瀬分署の職員をお招きし、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、人工呼吸、AEDの操作などについて詳しく教えていただき、実技研修をしました。

 水泳指導中にこのような対応をすることが無いように、安全配慮をすることが第一ですが、万が一のことを考え、毎年必ずこの研修を行っています。今日も全教職員でグループに分かれ、柳瀬分署の方にご指導いただきながら、学びました。

 子供たち一人一人を守るため、必要な知識や技能を身につけられるよう、今後とも研修に励みたいと思っています。

4月30日(火)

 今日は、1年生が生活科の学習で学校探検をしました。

 東所沢小学校の校舎の様々なところを見て回り、どんな場所か、何をするところなのかを学んでいきます。1組も2組も子供たちはきちんと並んで校舎内を回っていました。教室に入るときは、「失礼します。」出るときは、「ありがとうございました。」としっかり挨拶をしていました。

 職員室や、校長室も見学していました。校長室に来た時には、たくさんの子供たちが質問をしてくれました。「ここにあるトロフィーやカップは何ですか。」「あそこに飾ってある写真は誰ですか。」「この棚の中にあるたくさんの本は何ですか。」「校長先生はどんなお仕事をしているのですか。」など、関心高く様々な質問をしてくれ、とてもうれしかったです。

 入学して1月足らず。学習のルールを守り、礼儀正しく活動している1年生をとても頼もしく思いました。

4月26日(金)

 今日は、5年生の教室をのぞいてみました。

 3組は家庭科の学習でした。今日は「家庭を支える仕事」の学習です。衣食住、その他の仕事でどんなものがあるのかをみんなで話し合い、その中で自分にできることはないかを考えてワークシートに書き出していました。「洗濯物をたたむ」「お皿を洗う」「部屋のそうじ」「犬の散歩」など、子供たちは自分にできることを真剣に考え、書き出していました。教師から「家族の前で、今日から始めます、と宣言して取り組んでください。」と励まされ、やる気が出てきた子、仕方ないなあという表情の子等、様々でした。ご家庭では、子供たちができることを取り組んでいくと思いますので、その働きを褒めたり、感謝したりしていただけると嬉しいです。

 1組は、ちょうど理科のテスト中でした。みんな集中してテストに取り組んでいたので、取材は控えました。

 2組は教室が空っぽだったので、どこで学習しているのか探してみると、体育館でマット運動の学習をしていました。今日の課題は開脚前転です。格好いい瞬間をカメラに収めようと向けると、「意識しちゃうな。」と少し照れた様子でしたが、どの子も一生懸命練習していました。足を延ばしてきれいにできるよう、互いに励ましあったり、コツを教えあったりして取り組んでいました。

 1組の取材はできませんでしたが、学習課題に真摯に取り組む5年生がとても素敵でした。

4月25日(木)

 今日は、3年生の教室をのぞいてみました。

 1組は算数の学習をしていました。わり算の学習です。「数をわける計算を考えよう」という課題で、12個のいちごを3人で等分する方法を考えました。子供たちはタブレットを活用しながら自分でよく考え、その考えをみんなで話し合いながら学習を進めていました。最後の「今日の学習の振り返り」では、「今日、いちごの数をわけたけど、少し難しかったです。」と書いた子や、「わり算は、かけ算を使うことがわかりました。」と書いた子、または「姉妹で4人いるから、けんかにならないようにわり算を使いたいです。」と日常生活で生かすことを考えて書いた子もいて感心しました。

 2組は、国語の学習でしたが、今日はローマ字を練習していました。練習帳を活用し、今日は「あいうえお」をローマ字の大文字「A I U E O」と小文字「a i u e o」で書く練習をしていました。子供たちはとても上手にかけていて、「あいうえお」でできる言葉(例えば「上=u e」)についてもローマ字で書く練習をしていました。ここでローマ字を覚えておくと英語の学習をするときに非常に役に立つと思います。今、街中にはアルファベットで記載された看板やチラシがたくさんあります。ローマ字読みでも、だいたいわかる言葉もありますので、目についたらお子さんと「何て読むのかな。」とお話をしていただけると嬉しいです。

 

4月24日(水)

 今日は、嬉しいお電話をいただきました。

 本校の近隣にお住まいの方からのお電話です。

 「一昨日、2歳と1歳のこどもを新郷公園で遊ばせていたとき、東所沢小の女の子2~3人が一緒に遊んでくれました。『ママの言うこと聞いてね。』と促してくれ、こどもが私の言うことを聞いてくれました。」

 「昨日、東所沢公園で二人のこどもが別々のところで遊んでしまって少々困っていたら、東所沢小の男の子7~8人が、こどもたちの様子を見てくれて、助かりました。」

という感謝の電話をいただきました。東所沢小のこどもたちの優しさがいろいろなところで表れていると思い、感動しました。そして、そのことを学校に伝えてくださった地域の方のお心遣いにも深く感謝しております。ありがとうございました。

4月24日(水)

 今日は、4年生の教室をのぞいてみました。

 1組は社会の学習をしていました。様々な県の地形や名産物などについてもみんなで話し合って確かめていました。ご家庭でも旅行などに行った際は、そこが何県で日本のどこに位置しているのか、所沢市からの距離、そして地形や名産物などお子さんと話題にしていただけると、子供たちは関心をもって学習内容を身につけることができると思います。ご協力いただけると嬉しいです。

 2組は道徳の学習でした。「お母さんのせいきゅう書」という教材で、家族愛をテーマにした学習でした。手伝いをしたことでお小遣いを請求する子供が、母親から、常日頃ご飯を作ったり、病気の時に看病したりすることの見返りとして「0円」として請求されたのを見て、家族とは、家族の助け合いとは…といったことを考える内容です。子供たちはタブレットを使って、母からの「0円」の請求書を受け取った主人公の思いを記述していました。「いつもお世話になっているお母さんからお金をとろうとしたなんて。」「お母さんはおやつも買ってくれていたし、看病もしてくれていたんだな。」など、主人公になりきって、考えていました。これを機にご家庭でも家族の在り方について話し合っていただけると嬉しいです。

 3組は算数でした。億や兆の数の計算を工夫しておこなうのが、今日の課題でした。子供たちは、1億や1兆で割って簡単な数にしてから計算し、答えがでたら、割った分の数をかけ算するとよいなど、様々な工夫を考えて計算していました。「校長先生、僕はこんな風に考えたよ。」とノートを見せて説明してくれる子もいました。この授業では、まず自分で考えること、そして友達と教え合うことを大事にしていました。子供自身が自分でよく考え、やってみて、うまくいかなかったら、やり方を変えてみる、調整してみるなど、試行錯誤しながら課題解決することは、とても重要なことと考えます。ご家庭でも「子供が考えてやってみたこと」を大切にしていただけると有難いです。

 

4月23日(火)

 今日は、2年生の教室をのぞいてみました。

 1組は、国語の学習をしていました。今日のめあては、「『ふきのとう』のはっぴょうをしよう」です。工藤直子作「ふきのとう」を役割を決めて、音読で発表をし、聞き合う学習でした。「雪」の役、「ふきのとう」の役、ナレーターなど、班の仲間と仲良く分担して音読していました。発表を聞いている子供たちは、カードを使って、音読がどうだったか、評価をしていました。心をこめて読み、堂々と発表していました。

 2組は、図工の学習でした。「ねん土がううごきだす」という題材で、今日のめあては、「手のひらをつかって、ねん土をいろいろなかたちにかえよう」でした。子供たちは両手を使って粘土を一生懸命こね、形を作っていきました。「校長先生、見て。くまさん作ったの。」「ぼくは、迷路を作ったよ。」など、表現したものを誇らしげに教えてくれました。

 3組は、算数の学習でした。「たしざんとひきざんのまとめ」というめあてで、繰り上りがりや繰り下がりのある計算をしていました。子供たちは真剣に問題を解いていました。終わった後は順番に答えを述べて、みんなで答え合わせをしていました。傍らにはブロックが置いてあり、計算がわからないときは、使ってもいいことになっているようでした。

 2年生の子供たちは、意欲をもって、一生懸命学習に取り組んでおり、とても頼もしく思いました。

4月22日(月)

 今日は、1年生が初めての給食の日でした。

 初めての日なので、4時間目の途中、早い時間から手を洗い、身支度をして準備を進めました。

 そのおかげで他の学年の子供たちが食べ始めるより早い時間に「いただきます。」をすることができ、「初めての給食」をゆっくりと味わうことができました。

 1年生の子供たちに給食の感想を聞いてみると、「おいしい。」とすぐに答えてくれました。何が一番おいしかったかを聞くと、「スープがおいしい。」「私はサラダ。」「ぼくはハンバーグが好き。」など、様々な答えが返ってきました。また、「ぼく、コーン苦手なんだ。」と言いながらも、自分から一口食べて、一生懸命咀嚼している子がいたので、「一口頑張って食べて、えらいですね。」と声をかけました。

 「おかわりが欲しい人はいますか。」と職員が声をかけると、たくさんの子が手を挙げていました。今日はパンにハンバーグを挟んで「ハンバーガー」にして食べるのですが、スプーンを使って上手にハンバーグをパンにはさみ、「おいしいね。」といって、ほおばっていました。

 他の学年は班ごとに向き合わせにして楽しく食事をしています。1年生はまだ慣れていないので、机は向き合わせにせず食べていますが、その分一人一人が食事に集中できたようでした。

 栄養バランスのとれた給食を子供たちが好きになってくれるといいなと思っています。尚、アレルギー対応についても本校では配慮しています。給食の献立について不安なことや確かめたいことございましたら、学校にご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。

 また、本校の給食メニューは、教頭がコメントをつけて本ホームページで公開しています。そちらも是非ご覧ください。

4月19日(金)

 一昨日より、東所沢小学校では授業参観・懇談会を実施しています。ご多用の中、多くの保護者の皆様にご参加いただき、心から嬉しく思っています。授業参観では、教室に入りきらずに、廊下から参観していただいている保護者の方もいらっしゃり、心苦しく思っています。できる限り、場所を譲り合って参観していただけると有り難いです。

 さて、子供たちは学校で様々なことを学んでいますが、誰から学んでいるのかというと、それは様々です。教師はもちろんのこと、子供たち同士が教え合い、学び合う場面もたくさんあります。本校でも、子供たちが真剣に考え、互いの意見を交換しながら、磨き合っていく学習活動を大切にしています。

 GIGAスクール構想により一人一台タブレットが活用できるようになってからは、クロームブックを活用した話合いや学び合いも効果的に取り入れています。また、高学年になれば、プレゼンテーションなどにも挑戦させています。子供たちは、順番を守ったり、譲り合ったり、互いの考えを受け止め合ったりしてとても上手に学習しています。

 これからの社会をいきていく子供たち、コミュニケーション能力や、折り合いをつける力、切磋琢磨し合う姿勢などを育んでいきたいと思っています。

 

 

4月18日(木)

 今日は、ひがとこどんぐり森にある池にたくさんのメダカがやってきました。

 本校の保護者からの寄付されたメダカで、黒メダカ、白メダカ、緋メダカなど、色とりどりの美しいメダカです。

 餌を水に入れると、可愛らしい口先でパクパクと食べ、元気に泳いでいます。寄付をしてくださった方は、「子供たちが喜んでくれると嬉しいです。」と言ってくださいました。

 東所沢小の子供たちが、メダカの飼育を通して、生命を大切にする心を深めていけるといいなと思っています。

4月18日(木)

 今日は、6年生が対象の全国学力・学習状況調査を実施しました。

 この調査は毎年4月に全国的に実施しており、調査によって児童生徒の学力及び学習状況を把握、分析し、教育指導の充実や学習状況の改善を図るものです。2日間設定しており、本日は国語・算数の調査を行いました。

 調査実施後、理科室をのぞいてみると、6年生の子供たちが班ごとに協力して「ものを燃やす働きのある気体」の実験をしていました。実験の様子をのぞかせてもらった後、子供たちに今日の学力・学習状況調査の「でき具合」を聞いてみました。「国語が難しかったです。」「言葉の意味を取り違えていないか、心配です。」「算数は簡単で、時間が余りました。」など、教えてくれました。

 次回は、1週間後の25日(木)に「質問紙調査」を実施します。

 教師にとっては、これまでの指導を振り返り改善していく指針になるものですが、子供たちにとっても、自分のこれまでの努力を確かめ、今後の成長への活力になってくれるといいなと思っています。