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6月11日(火)

 今日は、芸術鑑賞教室がありました。

 今年は、「劇団 風の子」という演劇団体による「ちぇんじ図書室のすきまから」という演劇を鑑賞しました。 

 本が大好きな主人公彩花は、なかなか自分の気持ちを伝えることができません。そんな彩花が図書室で見慣れない本と出会うことで、不思議な世界に入り込み、自分の本当の思いや、どう生きたいかということに気付いていきます。

 子供たちは、本の鍵を探す彩花に「ランドセルの中じゃないかな。」と声をかけたり、「ここどこ?」と彷徨う彩花に「お話の中にいるんだよ。」と声をかけたりして、演劇の世界に入り込んでいました。おもしろいところは大笑いし、素晴らしい演技やダンスには拍手をしたりと、夢中になって観劇をしていました。劇の終盤で本校の職員が舞台にのって参加する場面があり、その時は大喜びでした。

 最後に6年生の代表の児童が感想を発表しましたが、「あらためて図書室の本を読みたいと思いました。」と言っていました。

 今日の鑑賞教室を通して、「自分の好きな自分」「自分の好きなところ」を探すことの大切さを感じてくれたのではないかと思います。各御家庭でも話題にしていただけると嬉しいです。