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学校ブログ(令和6年度)

3月26日(水)

 今日は修了式でした。卒業式を終えた6年生は臨時休業日となり、1~5年生が参加しました。全学年全員に今日は、通知表と修了証を渡しました。

 修了式では、各学年、くすのき学級の代表の児童が壇上にあがり、校長が修了証を授与しました。どの子もとても立派な態度で厳かに修了証を受け取っていました。

 そのあと、校長から全児童に向けて話をしました。1年を振り返り、自分が成長してきたことを振り返ること、そして1年間仲良くしてくれたクラスの友達や担任に、今日は感謝の気持ちを伝えることが大切であると話しました。そして、4月には、みんな進級してまた新たな出会いをし、友達を増やしていくことはとても重要なことであると話しました。

 明日から3月31日までが学年末休業日、4月1日から7日までが春季休業日となり、学校はしばらくお休みとなります。子供たちが新学年に向けて、道具とそして心の準備をするとともに、安全に過ごして、元気な姿で新学期を迎えられるよう心より願っています。

 1年間、大変お世話になりました。また、来年度もどうぞ宜しくお願い致します。

3月25日(火)

 今日は、卒業証書授与式でした。卒業生の保護者の方々、いつもお世話になっている地域の方々など16名の来賓の方々、職員、そして在校生代表の5年生に見守られ、83名の卒業生が卒業証書を受け取りました。

 今年の卒業生は、2年生に進級しようとする春に感染症の流行から臨時休業や分散登校となってしまった子供たちです。様々な不便があった中で、共に支え合い、励まし合って、学校生活を送ってきました。多くの経験から、心も体も本当に大きく成長しました。

 今日は、どの子も落ち着いて堂々としていて、新しい世界に旅立つにふさわしい態度で卒業式に臨んでいました。「別れの言葉」では、「6年間、小学校で過ごした友達に感謝の気持ちでいっぱいです。」「これからも小学校で学んだ仲間の大切さを忘れずに、中学校でもがんばります。」「この東所沢小学校は思い出の宝庫です。これからは大人に向かって進んでいきます。」など、小学校生活を振り返ると共に、進学に向けての決意を表明していました。

 卒業式が終わった後、保護者の方々と在校生、職員で花道を作り、卒業生を見送りました。どの子も笑顔は輝いていて、とても頼もしく見えました。

 卒業を祝う気持ちとともに大きな寂しさも感じる卒業式でしたが、子供たちの明るく幸せな未来を職員一同、心から願っています。

 

3月24日(月)

 今日は、教室や校庭がとてもにぎやかな一日でした。各学級で今年度の学習のまとめが終了し、学級会で話し合った「お楽しみ会」をしているクラスがたくさんありました。

 校庭では、2年生がおにごっこ「逃走中」をしていたり、6年生や3年生がドッジボールをしていました。

 教室では、輪になって「フルーツバスケット」をしていたり、カルタとりをしていたり、ミニゲームコーナーを作って遊んでいたりするクラスもありました。

 今のクラスでの最後の思い出作りとして、みんなで活動を楽しんでいました。

 また、学年末に向けて、自分の机や引き出し、靴箱など、雑巾がけをしてきれいにしている学級もありました。

 朝の校門であいさつをしていたら、6年生の児童が「登校班で登校するのは今日で最後です。」と寂しそうに言っていました。いよいよ明日は卒業証書授与式。立派な卒業生に育った子供たちの喜ばしい旅立ちの日となります。教職員一同、心をこめて送り出したいと思っています。

3月21日(金)

 校庭の桜のつぼみが大きく膨らんできて、今にも咲き出しそうです。

 今日は、帰りの会の時間に教室を回っていると、4年生の子供たちが一生懸命机を運んでいるところでした。何があるのか聞いてみると、「この後、ワックスをかけるそうです。」と答えてくれました。子供たちが下校した後、担任たちが教室のワックスがけをすることになっていました。次の4年生に教室を譲るために、きれいにしておこうということです。

 ほかにも、お楽しみ会の準備をしているクラスや、これまでの図工や書写の作品を配っているクラスなど、年度末に向けて、整理整頓を進めていました。

 今日は、特別教室などのストーブも子供たちが協力して片付けてくれました。いよいよ春本番です。

3月19日(水)

 季節が後退したかのような天気となりました。子供たちの登校時には小粒のみぞれが降っているだけでしたが、午前中のうちに大粒の雪が舞い始め、校庭にも一瞬雪がうっすら積もりました。

 教室を回っていると、どのクラスもまだ終わっていない課題を個々に取り組んでいたり、転出してしまう子のお別れ会の準備をしたりしていました。

 卒業式の練習もまとめに入ってきました。今日は、歌や別れの言葉の練習をしました。全員で合唱する「旅立ちの言葉」など、思いをこめて歌っている様子が見られました。

 最後に高学年の担任や、音楽担当教師、教務主任などから、卒業生にひと言ずつメッセージを送りました。

 校長室での6年生のグループ面接も今日で終了し、各教室の卒業までのカウントダウンカレンダーも残りわずか。長期予報によると、卒業式当日は晴天となりそうです。子供たちの門出が輝かしいものになるよう、最後までしっかり、指導と準備をしていきたいと思います。

3月18日(火)

 このコーナーが数日空いてしまい、大変申し訳ありませんでした。

 3月も後半となり、5年生は今年度の登校は今日を合わせてあと6日、1~4年生と6年生はあと5日となってしまいました。

 今日は、今年度最後の「おはなしポケット」の皆さんによるお楽しみ会がありました。低学年を中心にたくさんの児童が集まり、おはなしポケットさんからの素敵なプレゼントをいただきました。1年間、大変ありがとうございました。

 さて、3年生では算数の学習で、そろばんに取り組みます。今日は、ゲストティーチャーとして全国珠算教育連盟埼玉県支部の珠算教育士の方を講師に招いて、珠算教室を開いていただきました。この講師の先生は、市内でも珠算塾で指導しているということで、そろばんの歴史や、そろばんのはじき方、計算の仕方など、とても丁寧にそして楽しく教えてくださいました。

 授業の最後には、「みんなでそろばんの玉になってみよう。」と、子供たち自身が5人くらいのグループになって5玉役、1玉役に分かれ、言われた数の分、動きながら計算をするという挑戦をしました。子供たちはとても楽しそうに活動していました。

 ワークシートを使ったそろばんの計算も練習しました。玉をはじく指やそろばんを持つ手など、たった2時間ではありましたが、練習の成果が実り、とても「さま」になってきていました。

 そろばんは、計算力、集中力、予想を立てる力など、多様な力が向上するといわれます。これを機会に、昔ながらの算術にも関心を高めてくれるといいなと思っています。

3月12日(火)

 今日は、6年生の3学級で、担任に指導を交代してもらい、校長による授業をさせてもらいました。教科は道徳科。今日のテーマは「よりよく生きるとはどういうことだろう。」です。教材は所沢市出身の役者「左卜全」の生涯から一部を抜き出した自作教材です。3校時に6年1組、4校時に6年3組、5校時に6年2組で授業を行いました。
 左卜全氏は、夢を追い続け、自分の身体の辛さと戦いながらも、最後まで役者としての人生を送った人です。有名な出演作品としては、黒澤明監督の「七人の侍」や「生きる」等があり、「老人とポルカ」という曲は、ずいぶん高齢になってリリースしたようですが、今でもテレビ番組で使われています。
 その生き方をもとに子供たちで話合いを進め、「よりよく生きること」の意味を考えました。子供たちからは、「やりたいことをあきらめずに最後までやりきること」「マイナスをプラスに考えられるように生きること」「人の評価ばかり気にせず、自分の選択に後悔しないこと」「たくさん失敗してもまた立ちあがること」「自分ができる1番を超えること」「道を遮られても乗り越えて続く道を歩むこと」「弱い自分を追い払って、強い自分を生き残していくこと」「心と自分で対話をし、駄目なところを指摘し合い、うまく軸を合わせて生きていくこと」等の思いを表現してくれました。子供たちの深い思いや考えに感動した3時間でした。

 もうすぐ卒業する6年生ですが、自分の力で様々なことを乗り越え、幸せな人生を送ってほしいと心より願っています。

3月11日(火)

 今日は、図書の寄贈について紹介します。

 本校では、保護者や地域の方々から数多くの本を寄贈していただいています。

 3月5日には、本校の元後援会長様より多くの本を寄贈していただきました。ありがとうございます。また、本日は東所沢2丁目自治会様からも36冊の本を寄贈していただきました。

 2丁目の自治会長様のお話によると、新聞や雑誌の書評を見て本を選び、資源回収による収益などを活用して書籍を購入し、寄贈してくださっているということでした。

 寄贈してくださった方々には、心より感謝申し上げます。

 今日は2年生の子供たちが図書室で贈呈式の場面を見ていました。寄贈していただいた本をならべていると、子供たちが集まってきて、「これ読みたいなあ。」「いつから借りられるのかな。」「この本のシリーズ、うちにもあったかもしれない。」などとつぶやきながら、新品の本を手に取って見ていました。

 「エビフライのしっぽたべようクラブ」(文研出版)や「ねこひげぴぴん」(西村図書)などの絵本から、読解力図鑑(日本能率協会)、あそべる算数(かどかわ)など、学習に役立つ本もたくさんいただきました。子供たちがじっくり読めるように貸出手続きができるよう、今後整理をしていきます。

 活字離れとよく言われますが、いただいた本を活用し、子供たちが素敵な本の魅力に関心を高めてくれるといいなと思います。

 

3月10日(月)

 今日は、教室まわりをしていると、外国語教室から声をかけられました。これから5年生がスピーチをするので、見てほしいとのことでした。喜んで拝見することにしました。

 今回のスピーチのテーマは、「自分のヒーローについてクラスメイトに伝えよう」というものでした。各自がヒーローだと思う人物について、みんなの前でその人となりを英語で発表するものです。

 声優や俳優、漫画家やイラストレーター、スポーツ選手にお笑芸人、ユーチューバーなど、様々な職種の人をヒーローとして英語で紹介していました。「He is good at baseball.」とスポーツ選手の紹介をする子、「She is kind.」と声優の紹介をする子など、どの子もその人物の性格や特技など、英語で上手に紹介していました。

 中には、友達の名前をあげる子や、父親、母親をヒーローとして紹介する子などもいました。「She is good at cooking.」「I respect him.」など、友達や家族をそのように尊敬できるのはとても素敵なことだと思いました。

 発表が終わった後は、互いのスピーチについてよいところを認め合っていました。

 6年生の面接でも「英語が楽しい。」「英語をもっと頑張りたい。」という子が結構います。これからのグローバルな社会を渡り歩く、子供たちの活躍が非常に楽しみです。

3月7日(金)

 一昨日より、卒業証書授与式の練習が始まっています。今日も1校時目に練習を行いました。

 今日の練習は、入退場の道筋や基本的な姿勢を確認する、「別れの言葉」を通して確認する、などの練習でした。「別れの言葉」については、まだ覚えきれていない児童もいるようで、緊張からか早口になってしまう子もいました。担任からは繰り返し、「言葉を大事にして言ってください。」という指導がありました。これから練習を重ねて、どんどん上手になっていくと思いますが、子供たちの思いがつまった「別れの言葉」が、式に参列した方々にしっかりと届くようにしていきたいと思っています。

 入退場の歩き方や姿勢についても学びました。まだまだ早歩きになってしまう子もいますが、堂々と前を見て歩くことができるよう声をかけていきたいと思います。

 練習終了後、校長の方で少し時間をもらい、「卒業証書授与式」がどういうものであるのかを話しました。そして、そのあと、6年生の有志の児童に感謝状を贈呈しました。

 この感謝状は、1年間を通してあいさつ運動に取り組んでいたことへの御礼の気持ちを表したものです。6年生有志の数名の子供たちは、主体的に毎朝校門に立ってあいさつをしてくれました。寒い日も暑い日も、雨風が酷い日もありましたので、無理をしないように言ったのですが、「1年間やり通したいんです。」と言って、毎日続けてくれました。

 本校の目指す児童像の一つ「さわやかに登校」の実現に大きく寄与してくれました。その感謝の気持ちをこめて感謝状を渡しました。誰かのために、みんなのために、主体的に行動する、その素晴らしさを児童全員で共有できたらいいなと思います。

3月6日(木)

 今日は、教室まわりをしていると、子供たちの真剣な表情がとても素敵だったので、紹介したいと思います。

 今日取材したのは2年生です。1組は音楽の学習でした。スコットジョプリン作曲の「エンターテイナー」の音楽に合わせて手拍子をしていました。子供たちは真剣な表情で音楽を聴きながらも、体を揺らしたり、手を振ったりして曲を楽しんでいました。

 2組は国語で「スーホの白い馬」を学習していました。文章を読んで、主人公スーホの思い、喜びや悲しみなどを真剣にノートに書いていました。「それぞれのところでスーホの気持ちは違うなあ。」などとつぶやきながら、一生懸命書いていました。

 3組は道徳で、自然愛護の学習をしていました。教材名は「ごめんね、みなみ」です。教材を読む前に、「自分にとっての宝物」をみんなで考え発表しました。友達、家族など、とても深い思いも出てきました。中には、「先生!」と担任の名前をあげたり、ちょうど私がその場にいたからか、「校長先生が宝物!」と言ってくれたりする子がいて、心がぽかぽかと暖かくなりました。そのあと、担任が教材文を読んで聞かせたのですが、どの子も真剣な表情で聞き、自分のことと重ね合わせながら考えていました。

 2年生の子供たちの真剣な眼差し、キラキラ輝く瞳に心奪われたひと時でした。

3月5日(水)

 今日は、朝の時間に「感謝の集い」を実施しました。感謝の集いとは、日ごろより東所沢小学校の子供たちのためにボランティアで働いてくださっている方々に感謝の気持ちを伝える集会です。

 東所沢小の保護者・地域の方々からなる学校ボランティア(学校応援団)は、読み聞かせなどをしてくださるおはなしポケット、図書整備や本のコーティングなどをしてくださる図書ボランティア、校門のところに素敵な季節の絵をかざってくださる掲示ボランティア、登下校などの見守りをしてくださっている見守りサポーター、どんぐりの森や花壇、校舎周りの樹木を剪定したり、掃き掃除をしたり、きれいなお花を植えてくださったり、メダカを池に持ってきてくださったりするスクールガーデナー、樹木剪定などでお世話になっているおやじの会などの方々がいらっしゃいます。

 今日は20名を超える方々がご来校くださり、子供たちが書いた感謝の手紙を渡しました。

 6年生の代表の二人が感謝の言葉の発表と手紙の朗読をし、全員が書いた手紙を送りました。そのあとは、おはなしポケットの方お一人が代表で子供たちに一言メッセージをくださいました。

 最後は、6年生の指揮で、子供たち全員による歌唱「ぼくらの太陽」を贈って会が終了しました。学校ボランティアの方々は、「とてもいい会でした。」と言ってくださいました。

 感謝の集いの後は、学校ボランティアの方々の中から10名が残ってくださり、「学校応援団連絡協議会」を開いて、それぞれの活動や、懸案事項などを確認しました。

 本校の学校運営に多大なるご尽力をいただいているボランティアの方々に、子供たち同様、教職員も心より感謝しております。

3月4日(火)

 今日は教室をまわっていたら、1年生の教室で子供たちがそれぞれの机に鉢植えを置いていました。球根を植えたチューリップが芽を出したので、その様子を観察してカードに書いていました。

 つんとした芽が小さく出てきている子、もうすでに大きくなり始めて葉が幾重にも分かれている子と様々でしたが、子供たちは自分のチューリップを大切そうに見つめ、色鉛筆で描いていました。「下のほうは黒いなあ。」「かわいいね。」などとつぶやきながら書いていました。

 6年生の教室を見てみると、廊下に毛筆の作品が掲示されていました。様々な言葉が書かれていて、自分で選んだ言葉を筆で書いたようでした。なかなか深い意味のある言葉がたくさんあって、感心してしまいました。

 一方、休み時間には、校長室での6年生の面接を順番に継続して実施しているのですが、今日面接した子供たちも本当に立派で感動しました。在校生へのメッセージとして、「自分の好きなことを、好きでいてほしい。」「やることは最後まで、中途半端にしていると、心残りになる。」「今の友達を大切にしてほしい。」など、心にやさしい灯がともるような素敵なメッセージをたくさんもらいました。

 

3月3日(月)

 今日は桃の節句ですが、先週とは打って変わって真冬の寒さとなりました。今週は雪も降ってくる予定ということで、子供たちが風邪などひかないように、登下校中に転倒しないように、注意を呼びかけたいと思います。

 さて、先日3月1日(土)に所沢市民体育館にて、「所沢市スポーツ大賞」の授賞式がありました。パラリンピックで金メダルなどの大きな賞を獲得した方々、その他全国大会などで活躍した所沢市在住や所沢市で練習を行っているチームなどのアスリートが集まり、表彰されました。

 その中で、本校4年生の児童が「所沢市スポーツ大賞 奨励賞」と非常に大きな表彰を受けました。空手の世界大会で優勝という大きな功績が、「これからの活躍が大いに期待できる人」に贈られる「奨励賞」となったのでした。12月のお話朝会で、本校全児童には紹介し、全員で大きな拍手を送ったのですが、今回は、所沢市全体の場で大きな拍手を受けました。表彰の後のあいさつもとても立派で、会場からは感嘆の声も聞こえました。

 表彰式の様子は校長室前に掲示する予定です。本校にお立ち寄りの際は、是非ごらんください。

2月28日(金)

 とうとう今日で2月も終わりとなってしまいました。

 今日は、6年生の保護者有志の方々(卒業対策委員さん)が企画・準備してくださった「卒業を祝う会」が実施され、多くの6年生の保護者の方々が参加してくださいました。

 まず初めに親子で風船を挟んで運ぶリレーを行いました。各学級の担任が「腕」「肩」「手」というお題のカードを示し、その指示したがって、親子で腕を組んだり、肩を組んだり、手をつないだりしながら風船を運びました。保護者の方々は活動前に屈伸をしたり、アキレス腱を伸ばしたりして、「けがをしないように」とおっしゃりながら、お子さんと一緒に活動を楽しんでいらっしゃいました。子供たちも恥ずかしそうにしながら、親御さんと手をつないだり、肩を組んだりしていました。

 続いて、卒対さんが苦心して作った、1年生からの出来事や子供たちの成長がわかる映像を上映してくださいました。かわいらしい入学式や運動会での玉入れの様子から、先日行われた6年生を送る会での様子まで、子供たちの生き生きとした表情がとてもよく撮影されていて、涙を誘う上映会となりました。

 子供たちも、自分が幼かった頃の映像を見て、クスクス笑ったり、「可愛い。」と声をあげたりしていました。

 映像の最後には、これまでの担任や、教務主任、教頭、校長、そして前任校長からのメッセージを録画したものが写されました。素敵な上映会を企画し、苦労して仕上げてくださった保護者の方々に感謝の念がつきません。

 最後は、6年生代表の声掛けにより、子供たちから保護者に向けて感謝の意を表しました。

 とても心温まる会となりました。子供たちは保護者の皆様方の深い愛情を受けて、のびのびと羽ばたいていくことと思います。

 

2月27日(木)

 今日は業間休みに「ひがとこはなまるキャンペーン」を実施しました。前にもご紹介しましたが、「ひがとこはなまるキャンペーン」は、代表委員が「東所沢小学校をより良くするために、全校で取り組みたいものは何か」ということを話し合い、その中で考案した企画です。異学年の交流を深め、みんなで取り組むことで所属感や連帯感を味わうことができるようにすることがねらいです。

 これまで3回実施しましたが、今日は最後の回となりました。最後の今日は全員参加での活動となりました。今日の活動は「ひがとこ逃走中」です。ビブスをつけた「ハンター」につかまらないよう、追いかけっこをします。また、途中で代表委員が「ミッション」を発動します。「校庭に隠された文字を見つけたら、つかまってしまった人を開放します。」「1年生から6年生がグループになって朝礼台に集まったら、ハンターが一人停止します。」など、ところどころでミッションが発動されました。

 今日は、特別ハンターとして、ハンターの格好をした教員も参加しました。

 「校長先生、ぼくは今日絶対つかまらないよ。」「私つかまらないように頑張る。」など、1年生の子供たちもこの活動をとても楽しんでいました。追いかけっこの様子を見ていると、上級生が下級生を追いかける時は、少しスピードを緩めたり、みんなで協力してつかまってしまった子を助けに行ったりと、思いやりが表れている場面がたくさんありました。

 「楽しい」学校がこれからも子供たちの手で創っていけるよう、子供たちの思いや考えを大切に教育活動を進めていきたいと思います。

2月26日(水)

 今日は、6年生の社会科見学を実施しました。行先は、国会議事堂と科学技術館です。

 今日は、きれいな青空で、ポカポカ陽気となりました。これは6年生の子供たちの日ごろの行いが良い証拠だと思います。

 バスに乗って出発しましたが、行きの道は渋滞していました。予定より30分も多く時間がかかってしまったので、子供たちの体調を心配していましたが、大きな体調不良もなく、バスの中は大盛り上がりで、退屈さを全く感じませんでした。

 国会議事堂につくと、議員さんが出迎えてくださり、見学が始まりました。赤絨毯の上を歩き、中央広間や御休所などを見学した後、衆議院の議場に入りました。今回はそれほど混雑していなかったので、議場内の椅子に座り、アナウンスによる説明を聞きました。内閣総理大臣の席や、天皇が傍聴されるときの席、新聞記者の入る場所など、子供たちは興味津々に見学していました。

 昼食をとり、午後は科学技術館で体験をしながら、科学の面白さを学びました。グループ行動となりましたが、子供たちは協力しながら、各階の数あるコーナーを回り、科学実験を楽しみました。

 6年生の子供たちは、とても規律正しく見学していました。さらには、学ぶ意欲が非常に高く、関心をもって見学したり、パンフレットを真剣に読んだりしていて、本当に立派でした。

 卒業式前の大きな学校行事はこれで最後となるかと思いますが、今日も素敵な思い出と豊かな学びができたのではないかと思います。

2月25日(火)

 3連休が終わり、いよいよ卒業証書授与式まで1月となりました。

 今日から、卒業生を対象に「グループ面接」を校長室で実施しています。中学校で実施するような受験対策の面接ではなく、卒業生の思いを知り、中学校進学に向けて校長より応援メッセージを送るのがねらいです。

 今日は6年1組の児童が5名校長室を訪れ、面接を実施しました。みんなとても礼儀正しく、挨拶をして入室し、こちらからの質問に、丁寧に答えてくれました。

 「今、頑張っていること、中学校で頑張りたいことは何ですか。」という質問に、「中学校に向けての勉強を頑張っています。」「サッカーが上手くなるように練習をしています。」「習い事を頑張っています。」などと答えてくれ、大変感心しました。また、「卒業生として在校生にメッセージを送るとしたら何ですか。」と聞くと、「できるかもしれない、と油断するのでなく、絶対できると思えるまで勉強を頑張ろう。」「恥ずかしがらないで自分の個性を生かしていこう。」「小学校のうちに楽しいことをたくさんしよう。」「(5年生は来年)最高学年として委員会活動やクラブ活動を頑張ろう。」「友達を大切にしよう。」などという素晴らしいメッセージをいただきました。

 自分の意思をしっかりもっている6年生。まさに、東所沢小学校の顔であり、宝です。素敵です。

2月21日(金)

 今日は、6年生を送る会が開催されました。今までお世話になった6年生に感謝の気持ちを表し、あたたかく卒業を祝うことがねらいです。各学年、6年生との思い出をもとに様々な出し物をして6年生に感謝の思いを伝えました。

 まずは、代表委員が6年生全員の名前を呼び、それぞれのエピソードを発表しました。「〇〇さんは、たこ焼きが好きです。」「△△さんの趣味は本を読むことです。」など、一人一人紹介しました。次に全員で「ぼくの太陽」を歌い、いよいよ各学年の出し物の披露となりました。

 4年生は、6年生にクイズを出したり、ダンスを見せたりして楽しませました。3年生は、6年生がこれまでの小学校生活を思い出せるような表現を見せました。1年生は、6年生のおかげで成長し、できるようになったことを伝えました。2年生は、楽しいリズムと感謝の心のこもった歌で6年生を楽しませました。5年生は、6年生一人一人の名前を連ねた寿限無を披露しました。全員の名前を暗記し、5回も復唱してみんなを驚かせました。

 最後に6年生がお返しの出し物をして、「最上級生の黄金のバトン」を5年生に引き継ぎ、大きなくす玉を割ってクライマックスとなりました。

 とても心あたたまる会となりました。6年生は「卒業するのが寂しくなりました。」「どの学年もかわいくて感動しました。」と言っており、みんな終始笑顔で感謝の思いを受け取っていました。

 5年生の決意として、「東所沢小の伝統を引き継ぎます。」という言葉がありました。素晴らしい6年生が作り上げてくれた東所沢小の互いに思いやるあたたかい雰囲気、最後まで頑張ろうとする姿勢、楽しい学校を実現しようとする意欲など、これから一層磨き上げていけるのではないかと感じました。

 

2月19日(火)

 今日、本校では不審者対応訓練を実施しました。2001年大阪府の小学校で発生した無差別殺人事件は本当に痛ましい事件でした。二度とこのようなことが起こってはならないのですが、最近とても恐ろしいことに、無差別殺傷事件のニュースをよく見ます。

 学校にもし不審者が侵入したら、どのように行動し、危険を回避するのか、今日の訓練は子供たちの訓練であり、私たち教職員の訓練でもありました。

 今日は、所沢警察署生活安全課の職員お二人にご来校いただき、子供たちの訓練を見ていただいた上で全児童にご指導いただくとともに、私たち教職員が子供たちを守るためにどのように不審者に対応したらよいかについてもご助言いただきました。

 子供たちは不審者侵入の合図(児童を含む本校関係者のみが知っています)が放送で流れたら、教室の出入り口が開かないようにバリケードを作り、廊下から見えないように室内に避難しました。そして不審者を退出させたという放送が入ったら、全員が無事であることを掌握するのため、体育館に避難を行いました。

 教職員の方は、まず校舎内外の作業が多い庁務手が不審者を発見すると仮定し、その後職員室にいる教師や事務職がさす股をもって駆け付け対応するという訓練をしました。生活安全課の方に犯人役をしていただき、対応の仕方を教えていただきながら訓練をしました。

 全体指導では、「二つのことを覚えておいてください。一つ目は学校に不審者が入ってきたときのこと。とにかく先生の話をよく聞くこと。先生の話をよく聞いて避難してください。二つ目は放課後や登下校の時に不審者にあったときのこと。話をしたり近づいたりしないで逃げてください。そしておうちの人など大人に言って通報してもらってください。」とお話しいただきました。子供たちはみんな真剣に聞いていました。1年生の子は、「校長先生、僕は放送があったから、静かにして座っていたよ。」と教えてくれました。

 今年度の避難訓練はこれですべて終了しましたが、来年度も子供たちの大切な命を守るため、計画的に実施していきたいと考えています。