6月19日(水)
昨日の夕方、雨が小降りになり、西の空が赤く染まったころ、虹が出ていたのに気づかれたでしょうか。職員室に残っていた職員はその美しさに感動し、みんなで写真を撮りました。子供たちも美しい天の橋を眺め、自然への畏敬の念を抱いてくれるといいなと思っていました。
さて、今日は、「ひがとこフェステバル」を開催しました。
「ひがとこフェステバル」とは、子供たちが遊びを企画・運営し、全校で楽しく遊ぶ行事です。その活動の中で集団の一員としての所属感や人を思いやる気持ち、よりよい生活を自ら創る力を育みます。
3~6年生が各学級で遊びのコーナー=お店を企画・準備し、1~6年生の異年齢で構成される縦割り班でそのお店を回って楽しみます。射的(空気鉄砲)や、ストラックアウト、占い、宝探し、ミニSASUKEなど、子供たちが考え、話し合い、工夫を凝らしたお店がたくさん並びました。
お店番の子は、受付でスタンプラリーの判を押す子、説明をする子、ゲームの補助や応援をする子など、しっかりと役割分担していました。遊びのルールは予め決めているのですが、低学年の子がうまくいかないときは、「できなかったら、とばしていいんだよ。」と優しく配慮していました。また、射的や割りばし鉄砲などを扱うお店では、「絶対に人に向けないでください。」など、安全のための留意事項もしっかりと伝えていて感心しました。
お客さんを呼び込む担当の子もいるようで、印象的な看板をもって校内を回り、自分たちのお店をアピールしていました。ある学級では、担任が宣伝用の看板をもって回っていて、教師も子供も共に楽しく活動していました。
今日は、保護者だけでなく、学校評議員さんも参観してくださいました。子供たちが楽しそうに「前」を向き、周りを見ながら活動していると、大変感動されていました。
終わりの集いでは、1年生と6年生が感想を発表しました。1年生は自分が楽しかったお店を発表してくれました。6年生は、「いろいろなお店をまわらせていただき、皆が個性あふれるお店でとても感動しました。皆が一つになってお店を創ることが、とても素敵だと思いました。小学校最後のひがとこフェスティバルだったので、寂しくもありつつ、下級生の成長を見られて、改めて、楽しかったです。」と非常に立派に発表してくれました。