学校ブログ(令和6年度)
9月4日(水)
ご存知のことと思いますが、9月1日は防災の日、8月30日~9月5日は防災週間となっています。1923年9月1日に発生した関東大震災の犠牲者を偲び、災害からの復興を祈ってこの日に制定されたとのことです。
防災週間の最終日、本校では避難訓練を実施しました。今回は大きな地震の後に校内から出火したと想定しての訓練でした。関東大震災については、9月1日11時58分の関東大地震によって甚大な被害がもたらされたということですが、お昼時ということもあり、火災による被害が非常に大きかったということです。
今日の避難訓練では、給食室から出火したと想定し、安全な避難経路について確認しながら訓練を行いました。
東所沢小の子供たちは、防災頭巾を被り、煙を吸い込まないよう口元をハンカチなどで覆って、全員が真剣な表情で訓練に臨んでいました。校舎内から避難してくる様子も、迅速かつとても落ち着いていて、誰一人ふざけたり、しゃべったりせず、素晴らしい態度でした。
6年生が生まれる少し前に発生した東日本大震災や、今年の元旦に発生した能登半島地震の犠牲者数などから、地震の恐ろしさを伝えると共に、地震は地球が生きているからこそ発生するもので、人の力が及ばないという畏怖の念をもつこと、その中で大切な命をどう守っていくかを考えてほしいと話しました。
今日は、各教室でも訓練を振り返って話合いをしていました。各ご家庭でも今日の訓練のことを話題にしていただき、災害からどう身を守るのか、話し合っていただけると嬉しいです。
9月3日(火)
今、各教室の廊下には、夏休みに子供たちが作った様々な作品が並んでいます。その中で今日は1,2年生の「夏休みの日記」を読ませてもらいました。
ところで、夏休みが始まる前の終業式に、子供たちに「出会い」を大切にしてほしいという話をしました。初対面の人との出会いだけでなく、動植物や気象、物語の登場人物、何かに挑戦した自分が抱いた新しい感情など、様々な人やものとの出会いをしましょう、と伝えました。
1,2年生の夏休みの日記の中にも様々な「出会い」が記されていました。「ほいくえんにいきました。おおきなじゃがいもがあり、それをほりました。いっぱいとれました。」「ミニトマトのソースをつくりました。ぼくのつくったミニトマトをつかいました。スパゲッティにのせてたべました。」など、夏休み中に挑戦したことを書いている子がいました。
旅行で出会った人、動植物や自然環境などを絵と文で豊かに表現している子もたくさんいました。また、身近なところでも、出会いはあったようです。「おでかけするときに、おさ虫がいました。かぶと虫だと思いましたが、ずっと見ていたらおさ虫でした。あえてうれしかったです。」「なつまつりがあって、いろいろな子とあって、いろいろなことができてたのしかったです。」「えびのかんさつをしました。やなせがわでかわあそびをしているとき、つかまえました。」など、たくさんの出会いをのびのびと文章にしていました。
昆虫や魚など、生き物が好きな子は多いよいうで、日記だけでなく、工作や絵画など、生き物を題材にしているものもたくさんありました。
様々な人やものとの出会いから、子供たちはたくさんのことを学び、成長していきます。その瞬間を大切にしていけるよう、励ましていきたいものです。
9月2日(月)
夏休み中に校門前にAEDが設置されました。
設置の目的は、第1に児童のためです。学校が閉まっている日や時間にも安全確保ができるようにするためです。加えて学校開放で夜間や休日に学校を使用する団体、さらには近隣の地域の方々にも使っていただけるようにしたいという市教委の意向で設置されました。
詳細につきましては、10月の学校だよりでお知らせしますが、その前にAEDの使用が必要になりましたら、ためらわずにご使用いただければと思います。心配なのは、盗難などの持ち出しについてですが、そういった場合はアラーム及び持ち出し検知機能が備わっているということです。
さて、学校は2学期の登校が2日目となりました。今日は始業式とうって変わって晴天となり、登校する子供たちも額に汗をにじませていました。
学期はじめで恒例なこととして、係決めや席替えがあります。教室をのぞいてみると、ちょうど3年生が係決めをしていました。「係は学級生活がよりよくなるために活動するもの」というめあてを確かめ、様々な係を作って分担をしていました。
席替えをしていた学級では、これまで同じグループだった友達にお手紙を書いて渡したり、新しいグループの友達と仲良くなるためにタブレットを活用して互いに協力し合って行うゲームに取り組んだりしていました。
お手紙には「あなたは、運動が得意だね。」「いつも宿題を確実にやっているね。」など互いのよいところを励ましあう内容が書かれていました。
たくさんの教室から子供たちの楽し気な声が聞こえてきました。2学期も順調にスタートしているようです。
8月30日(金)
いよいよ今日から2学期が始まりました。
長期休業明けは、子供たちにとって楽しみでもありますが、緊張も非常に大きいようです。特に今日は台風の影響で雨が降ったり止んだりという状況でしたので、歩くのも大変だったかと思いますが、今朝校門で元気な子供たちを迎え入れることができ、本当に嬉しく思いました。夏休み中、ご家族の皆様が子供たちの心身の健康を整え、本日も励ましの言葉をかけてくださったり、学校まで送りに来てくださったりして、登校再開を促してくださったおかげです。心より感謝申し上げます。
明日からまた2連休なので、来週の月曜日は子供たちがまた不安な思いをするかもしれません。引き続き心身のケアをどうぞよろしくお願いいたします。学校でも子供たちが安心して充実した毎日を送れるよう、指導・支援してまいります。
登校後は体育館で始業式を行いました。子供たちとの再会を喜び、安全に健康に夏休みが過ごせたことを称賛しました。子供たちに夏休みのことを聞いてみると、ほとんどの子が即座に「楽しかった!!!」と答えてくれました。「ホテルに一泊したよ。人生初の海に行ったよ。」「暑かったから、おうちの中で遊んでた。」「お祭りのダンスはみんなで一生懸命練習したんです。」「江ノ島に家族で行ったんだ。」など、夏休みのことをたくさんお話してくれました。
2学期も子供たち一人一人の思いを大切に、良さを引き出していけるよう、教職員一同努めてまいります。
7月19日(金)
とうとう、今日は1学期の終わりの日となりました。
朝は、体育館で終業式をおこないました。校長の話、校歌斉唱、生徒指導の話などがありました。
校長の話では、画像を使って1学期の子供たちの学校生活の様子を振り返った後、3点話をしました。
1点目は、今日は通知表が渡されるので、自分の努力の成果をよく確認するよう伝えました。各御家庭でも「『よくできる』がいくつあったか。」等ということではなくて、どんな力がついたか、どの部分が成長したか、という視点でお子さんを励ましていただければと思います。子供たちには繰り返し、「昨日より今日、今日より明日へと伸びていこう」というメッセージを伝えています。誰かと比べるのではなく、これまでの自分と比べて成長してきていることに喜びを感じ、明日への成長につなげていけるといいなと思っています。
2点目は、「夏休みには様々な『出会い』をしてほしい」と伝えました。人や動植物との出会い、自然との出会い、そして様々な体験で得る自分の中の可能性や気づきとの出会いが、自分の成長に大きな意味があると伝えました。
3点目は、夏休み中、ずっと毎日考えていてほしいこととして、「命」を大切にすること、自他の心や命を絶対に傷つけないこと、と伝えました。また、そのために自分は正しく行動ができているのか考え続けてほしい、と話しました。最近はSNSなどでも互いの心を傷つけ合うことがあるようです。各御家庭では、子供たちのオンラインを含めた他者との交流についてよく理解していただき、適切な助言をどうぞよろしくお願いいたします。
いよいよ明日から夏休み。子供たちはとても楽しみにしているようですが、学校はとても寂しくなります。2学期の始業式に笑顔で再開できることを心より願っています。
7月18日(木)
しばらく、ブログをお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。
さて、いよいよ第1学期終業式まで後1日となりました。夏休みが目の前です。校内では、各学級で1学期のまとめの活動をおこなっています。
学級活動で話し合った「お楽しみ会」をしているクラスがたくさんありました。それぞれのクラスで子供たちが考えた遊びを子供たちの進行で実施していました。あるクラスでは、「僕たちは1学期にたくさんいいことをしたから、その分お楽しみ会をすることができるんです。」と教えてくれました。またあるクラスでは「このクラスは、『お疲れ様会』といいます。1学期がんばったから、みんなで考えたゲームをするんです。」と教えてくれました。
高学年になると、プログラムや活動の内容も趣向を凝らしたものとなっており、大変感心しました。
一方で、夏休みの課題の確認や、夏休み前の私物の整理と掃除をしているクラスもありました。
気象庁から、本日関東地方も梅雨明けしたとみられる、との発表がありました。校門のそばのひまわりも大きな花を咲かせています。いよいよ夏本番。子供たちの笑顔もひまわりのように輝いています。
7月12日(金)
来週の半ばころ梅雨明けではないかと言われています。夏本番もすぐそこまできているようです。
東所沢小学校のグリーンカーテンもすくすくと成長し、黄色いお花が終わった後、みずみずしいヘチマの実が成ってきました。校舎内でも夏の風物詩である「鬼灯(ほおずき)」が飾られている教室があったり、子供たちが描いた夏野菜の絵が飾られていたりと季節を感じることができます。
2年生の教室では、「夏をかんじるもののことばをあつめよう」という学習をしていました。「みんみん」という谷川俊太郎作の詩を読み、「夏といえば…」と子供たちがイメージをふくらませていました。「夏といえば、プール。」「夏はこれだよ。ブンブンブン…。蜂だよ。」「セミもいるよ。」など様々な反応がありました。
今年も猛暑になりそうなので、外出は難しいかもしれませんが、「夏」という季節を感じる体験ができるといいなと思います。
さて、5年生の宿泊学習ですが、昨日の夕方は、雨も降らずに外でキャンプファイヤーができたようです。例年と比較しても涼しいようで、過ごしやすい気候になっているそうです。
7月11日(木)
5年生の宿泊学習では、16:30頃から、ヒノキのマスコットづくりが始まりました。これは、マグネットして活用できるものだそうです。みんな元気に活動しているとのことです。
7月11日(木)
宿泊学習の5年生は、13時20分頃、みんな無事下山したという連絡が入りました。雨に降られずに登山ができたようです。「ここ危ないから気を付けて。」や、「頑張ろう。」など、子供たちが互いに声を掛け合いながら活動していたようです。
7月11日(木)
たった今、現地から写真が届きました。山の中腹の見晴台から、ということです雨がやんでいるようで、良かったです。
7月11日(木)
今日は、5年生が宿泊学習に出発しました。お見送りに来てくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
あいにく雨がパラパラと降りだしたので、多目的室で出発の集いを行いました。今回の宿泊学習の学年テーマは「安全にしっかり学習し、友達との絆を深め、最高の思い出を作ろう」です。子供たちは朝から聞く態度も素晴らしくしっかりと集中して集いに臨んでいました。また、司会の児童は言葉を暗記し、堂々と進行していて感心しました。
これから2日間、子供たちは日ごろなかなか経験できない活動を行います。家族から離れて過ごすこと、大いなる自然の中で生活すること等々、すべての活動が子供たちのこれからの生き方に影響していくことと思います。
先ほど、全員無事に現地に到着し、山登りを始めたという連絡が届きました。子供たちにとって2日間が「最高の思い出」となるよう、職員一同精一杯指導・支援していきます。
7月10日(水)
今日は、児童朝会があり、園芸・飼育委員会と音楽委員会の発表がありました。
園芸・飼育委員会は、校内の除草などについての〇×クイズを考えて全校児童に出題してくれました。手作りの雑草や畑の作物を見せるなど、みんなが理解しやすいように工夫していました。
音楽委員会は、音楽に関することや音楽の学習に関することについて〇×クイズを考えて出題してくれました。録音したカスタネットやタンバリンの音を流して何の楽器の音であるか当てるクイズもあり、よく準備をしてのぞんでいました。子供たちは頭の上で大きく〇や×を作ってクイズに参加していました。
司会役の6年生もとても堂々としていて感心しました。児童の手で準備をして、児童の力で進行する、そこに児童が主体的に参加するというように、子供たちが主役で活躍する学校づくりをこれからも進めていきたいと思います。
7月9日(火)
今日は、おはなしポケットによるお楽しみ会がありました。本校の多目的室にて、2冊の本のブックトークとおはなしポケットの方々からのプレゼントがありました。
今日の本の1冊目は、「ぽんたのじどうはんばいき」です。場面に合わせて生演奏のBGMが入り、子供たちはお話の世界にぐんぐん引き込まれていきました。しかけのある大型絵本を見ながら読み聞かせを聞き、楽しい結末に子供たちは「うふふ。」「あはは。」と笑いがこぼれていました。
2冊目は「へんしんオバケ」という本です。オバケどうくつを通るといろいろなものが愉快な「オバケ」に変身してしまうというお話です。子供たちは、「知ってる!何回も読んだことあるよ。」「おうちにある本だ!」等とてもわくわくしている様子でした。洞窟を模した手作りのプレート等工夫を凝らしてくださり、子供たちが楽しめるようにお話を聞かせてくださいました。
最後は、折り紙でできた可愛らしいプレゼントをいただき、子供たちは大変嬉しそうでした。いつも素敵な読み聞かせやブックトークをしてくださるおはなしポケットの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
7月8日(月)
今日は、家庭教育学級(ひがとこ学級)の第3回講座がありました。
今回は、「避難所体験会~もしも、ひがとこ小が避難所になったら…」です。保護者の他にも柳瀬地区の地域の方々がたくさんご来校くださり、盛大な体験会となりました。
今日は、所沢市役所の危機管理室の職員が講師となり、まずは避難所開設についての講義を図書室で受け、その後は場所を移動して校内防災ツアーと題し、受水槽を見たり、防災倉庫を実際に開けてみたりしました。
そして、体育館に移動して、危機管理室の方々による避難所開設デモンストレーションの見学をしたあと、グループごとに開設を体験しました。そこでは、実際にテントを出して中に入ってみたり、トイレの上に腰かけてみたりして避難生活の疑似体験もしました。ちょうど子供たちの休み時間にあたったので、子供たちも体育館の2階から見学することができました。
最後は、グループごとに振り返りを行いましたが、どのグループも活発な意見交換がなされました。
詳細については、家庭教育学級のインスタグラムで公表されると思います。家庭教育学級の方々の素晴らしい企画運営と参会者の熱意により、他に見ない貴重な体験会となりました。
7月5日(金)
本校では、子供たちがクロームブックを活用して学習する機会が増えてきました。クロームブックはノートや鉛筆と同じ、学習するときの道具です。クロームブックを使うことが目的ではなく、子供たちそれぞれの状況や課題意識に合わせて「活用」できるようにしていきたいと考えています。
今日は、廊下でクロームブックを持った5年生の児童とばったり出会いました。どんな学習をしているのか聞いてみると、「校内でユニバーサルデザインのものを探して写真を撮り、持ち寄るんです。」と教えてくれました。「それぞれの教室表示が漢字で書いてあるけれど、その上に絵も描いてあるんです。これは、字を読むことができない人でもわかるようにしてあると思うんです。」と言って写真を撮っていました。友達にもうまく伝わるよう、綺麗な画像が撮れるまで一生懸命撮影していました。
4年生の教室では、子供たちがクロームブックと便箋を使って学習していました。先日見学したお茶園に感謝の手紙を書くという活動で、相手に失礼がないよう、クロームブックで文字の間違いがないかどうか、確かめてから手書きで便箋に書くんだと教えてくれました。
外国語活動室では、6年生がクロームブックを使って、英語で文を作っていました。未学習の英単語を調べ、学んだセンテンスに取り入れて、自分の思いがよく伝わるようにと工夫していました。
さらに6年生の教室では、グループごとに課題を決め、クロームブックを活用して調べたり、まとめたり、対話しながら学習を進めていました。
これからも、子供たちが必要感をもち、個々に、そして互いに、主体的に学ぶ手助けとなるようなクロームブックの活用の仕方を探っていきたいと思っています。
7月3日(水)
今日は、久しぶりにきれいな青空が見えてきました。2年生が水泳学習をしていたので、プールサイドに行ってみると、「校長先生が見に来てくれた!」ととても喜んでくれ、うれしかったです。子供たちはいくつかのコースに分かれて学習をしていました。水中に潜る練習をしている子、蹴伸びの練習をしている子、バタ足で泳いでいる子等様々でした。
担任が手をつないで、「頑張って水に顔をつけてみよう。そう、上手だね。」と励ますと、子供たちは一生懸命水中に潜る練習をしていました。笛の合図や教師の指示をしっかり守って学習しており、大変感心するとともに安心しました。
今日は良い天気となりましたが、このごろは梅雨空が続いていましたので、今日のお話朝会では、「雨」のつく言葉やその意味を紹介しました。また、二十四節気についてやその言葉を活用して創った六年生の短歌や俳句も紹介しました。その上で、人は自然の豊かさの中でこそ生きることができていると感じることの大切さを話しました。
子供たちには、「『雨』のつく言葉や、様々な雨の種類を調べてみましょう。」と伝えるとともに、これからも身の回りの自然の豊かさを感じたり、面白さを見つけたりして過ごすよう促しました。「雨」のつく言葉や様々な「雨」の様子等、自主学習等で取り組んでもらえると嬉しいです。ぜひご家庭でも、自然への畏敬の念についてお話をしてみてください。
7月2日(火)
数日更新ができず、申し訳ありませんでした。
あっという間に7月に入りました。気温が高く、湿度も高いので、学校では適宜水分補給を促し、冷房をつけて子供たちが学習に臨みやすいよう、配慮をしているところです。
今日は、くすのき学級をのぞいてみました。ちょうどみんなで井の字型のブロックを使って創作をしているところでした。「ランチャー作ったんだけど、打っていいい?」とある子が言い出すと、「校長先生を打ったらだめだよ。」と止めてくれる子もいて、お互いに優しさを学び合っているようでした。またほかの子が、「校長先生見て!電車と駅だよ。」と見せてくれました。いくつもブロックを組み合わせて見事に仕上がった電車と駅のホームを見て、大変感心しました。担任によると、「たくさんブロックを使っているので、『ずるい!』と言われてしまうこともありましたが、『いいよ、使って。』と言ってくれる子もいて、譲り合いながら仲良く活動しているんです。」と教えてくれました。
廊下には、子供たちが書いた七夕の短冊と折り紙の飾り物がありました。「かけざんができるようになりたいです。」「およげるようになりたい。」「ねこのぬいぐるみがほしい。」など、とても純粋な願い事が書かれていて、心があたたかくなりました。
6月27日(木)
今日は、お話ポケットによる音楽付き読み聞かせがありました。体育館にて5・6年生を対象に実施されました。
今日はバイオリンとピアノの演奏に合わせて「100万回生きた猫」という絵本を読み聞かせしてくださいました。私が写真を撮ったときはすでに演奏や朗読が終わってしまっていて、子供たちの大きな拍手に包まれているところでした。残念に思いながらも、子供たちの感想を聞いてみると、「とても感動しました。」「また聞きたいと思いました。」と言っていました。
今日はプロのバイオリニストとして活躍され、2丁目でバイオリン教室の先生をされている酒井さんがバイオリンの演奏、そしてプロのピアニストとして活躍され、3丁目でピアノの先生をされている横森さんがピアノの演奏をしてくださいました。バイオリンもピアノもプロの演奏です。本校は地域に音楽のプロとしてご活躍されている方がいらっしゃり、その演奏を子供たちが鑑賞できるというのは、とても珍しく有難いことです。
さらには、朗読をしてくださったのは、俳優のお仕事をされている増田さんです。「花咲舞が黙っていない」や「ミステリと言う勿れ」などの作品にも出演されているそうです。1丁目で書道の先生もされているそうで、多方面でご活躍の方です。朗読もまさにプロの方によるもの。今日は貴重な経験をすることができました。
おはなしポケットの方々は、「子供たちに、生で感じてほしい」と言ってくださり、様々な企画を考えてくださっています。本や読書への関心を高めるとともに、様々な芸術への憧れを抱く場となっている「音楽付き読み聞かせ」です。子供たちのためにご尽力くださっている地域の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
6月26日(水)
本校では、食育の一環として、給食の材料となる野菜などの下準備の一部を子供たちの手でおこなう取組を少しずつ行っています。今年度もすでに、ソラマメの皮むき、グリーンピースの皮むきを子供たちがおこなってきました。
今日は、2年生の子供たちがトウモロコシの実の皮むきをしました。栄養教諭が実際に実のついたトウモロコシを子供たちに見せ、トウモロコシの特徴や栄養、皮のむき方を伝えました。
大きく育ったトウモロコシは、子供たちの身長の2倍以上あります。トウモロコシの実のつき方など、子供たちは興味津々で見ていました。
今回は白い実のトウモロコシと、黄色い実のトウモロコシの皮をむきました。皮をむいて実が見えるまで、どちらの色が出てくるか見分けることは難しいので、子供たちは実が見えてきた瞬間に「僕のは黄色だ!」「白いのが出てきたよ。」「きれいだねえ。」など、感動でいっぱいになっていた様子でした。
トウモロコシの実についている「ひげ」(めしべ)にも関心があるようで、たくさん集めてその手触りを楽しんだり、顔に近づけて、「ひげが生えちゃった。」とおどけてみたりしていました。
皮むきの後のお掃除もみんなで協力して行いました。このように多様な経験を通して食に関する知識や食の大切さ、生物の豊かさなどを子供たちが感じ取ってくれることを期待しています。今日の給食のトウモロコシ、味はどうだったか、おうちでもぜひ感想を聞いてみてください。
6月25日(火)
今日は、交通安全教室と、自転車免許講習がありました。
ねらいは、交通ルールや道路歩行中の危険、交通事故の原因を知り、主体的に事故から身を守ろうとする態度を育てることと、実技演習を通して道路の正しい歩き方や自転車の正しい乗り方を知り、日常生活に生かせるようにすることなどです。今日は、たくさんの子供たちに家から自転車をもってきてもらって実施しました。自転車を貸していただきましたご家庭には心より感謝申し上げます。
交通安全教室は、1~6年生で実施しました。市役所の職員やトラック協会の方々、そして、市内の交通指導員さんが集まって、指導をしてくださいました。1・2年生は内輪差と死角の実験、歩道の歩き方や横断歩道のわたり方等を学び実技演習をました。3~6年生は、自転車の正しい乗り方について学び、実技演習を行いました。
ダミー人形がトラックの内輪差に巻き込まれて倒れていく様子をみて、子供たちは、「道路を歩くのが少し不安になってしまいました。」と言っていました。その慎重さが交通事故を防ぐことにつながると思い、とても良い学びができたのだと感じました。また、走ってきて、「ストップ」と言われたらどこで止まれるか、一方で歩いてきたときにはどこで止まれるかということを、代表の児童3人がみんなの前で走ったり、歩いたりして実験をしてくれました。やはり、走ってきたときは、危険に気づいてもそこから止まるまでに大きく体が移動してしまうことがわかりました。歩道を走ってしまうことの危険性について、子供たちは視覚的に理解できたと思います。
自転車免許講習は、4年生を対象に行いました。所沢警察署交通課の職員にお出でいただき、交通事故の現状や事故を防ぐための方法など、図や動画を使ってわかりやすくご指導いただきました。動画では、今にも事故になりそうなヒヤリとする場面が紹介され、子供たちも息をのむ姿が見られました。自分事として省みることができたのではないかと思いました。
市内だけでなく、全国で子供が巻き込まれる事故が多発しています。子供たちの大切な命を守るため、今日学んだことは是非ご家庭でも話題にしていただき、これから様々な場面でお子さんが主体的に判断し、交通事故を防げるよう、ご助言いただけると嬉しいです。