学校ブログ(令和6年度)
9月20日(金)
今日は、3年生の教室をのぞいてみました。2組では、みんなとても静かに真剣に算数の学習を進めていました。あまりのある割り算の学習をしているようで、今日は様々な場面であまりが出てしまった場合、そのあまりをどう捉えるかという少々難しい課題だったのですが、子供たちはよく考え、教師の話をよく聞いて、学んだことをまとめていました。
1組では、子供たちが楽しそうに活動をしていました。今日は、運動会の演技であるソーラン節で着用する「はっぴ」の背の部分に自分の好きな文字を書いていました。「勝」や「進」「努」「楽」など、子供たちは思い思いの一文字を大きく書いていました。自分の名前から一文字とって書いている子も多く、書きあがった子はとても嬉しそうに見せてくれました。子供たちの思いのこもった文字が浮かびあがる演技がとても楽しみです。
さて、本校では出産準備のために、本日をもってお休みに入る職員がいます。そのクラスでは、子供たち手づくりのお別れ会が催されました。子供たちがプログラムを考え、飾りつけをして、担任のために一生懸命準備してきました。会の最後にくす玉が割られました。中からは、きれいなリボンや、感謝の言葉が書かれた垂れ幕が出てきました。その裏には小さなカードがたくさん貼られており、子供たち一人一人からのメッセージが書かれていました。子供たちからとても素敵な心温まるプレゼントをもらって、担任の瞳はキラキラと輝いていました。
9月19日(木)
今日は5年生の教室で道徳科の授業を務めさせていただきました。
今日は、限りある命を生きることの意味について子供たちが考え、話し合うことを通して、かけがえのない命を大切にしようとする思いをはぐくむ学習です。教材は「電池が切れるまで」。5歳でがんの一種である「神経芽細胞種」を患い、11歳で亡くなってしまった宮越由貴奈さんが、長野県立こども病院に入院していたときに書いた詩を題材にしたものです。
「命をむだにする」とはどういうことか、そして「そんな人を見ると悲しくなる」という由貴奈さんの抱いている思いは、などについて、話し合った上で、由貴奈さんの詩にある「命が疲れたと言うまでせいいっぱい生きる」の意味を少人数グループで話し合いました。子供たちはカードに「せいいっぱい命がつきるまで全力で生きる」「自分から命を落とさない」「人にいいことを言われるようにする」など、多様な観点から考えを述べ合いました。
最後に「自分は限りある命をどう生きているか、振り返ってみよう」と投げかけました。子供たちが純粋に懸命に考えた内容を少しご紹介します。
「私は、それをあんまり気にしていなかったけど、この道徳の授業でかぎりある命を大切にしたいと思いました。」「ぼくは、かぎりある命を楽しく、たとえつらいことがあっても前向きに生きる。」「自分は辛いことや悲しいこと、楽しいことなどたくさんあるけど、そのことをたくさん今やって生きていると思います。また、これからもいろいろなことがあると思うけど、人生をあきらめずにがんばって生きたいと思います。」「私は、かぎりある命で、友達をたくさんつくったり、みんなで楽しいことをしたり、人がこまっている時に助けたり、いろいろなことをして毎日を過ごしたいです。じゅみょうがくるまで、自殺しないで、しっかりせいいっぱい生きようと思います。いじめをしいてる人がいたら、すぐ止めてみんなを笑顔にしたいです。」
子供たちの深い思いに指導者である私自身が、一人の人間として感動し、そして勉強になりました。
9月18日(水)
今日は朝、児童朝会がありました。今日の内容は、運動会に向けて、赤組、青組それぞれの応援団の紹介でした。
各応援団の団員が体育館の前に整列し、全員が名前を述べるとともに、団長、副団長は意気込みを発表しました。どちらの応援団も、とても堂々としていて、子供たち全員の運動会への熱意を高めてくれました。
応援団紹介が終わった後は、赤・青に分かれて整列している全校児童の前に応援団が立ち、全員で声をかけあって、志気を高めました。
各学年、競技・演技の練習のほかに、応援団や委員会活動などでも運動会に向けて着々と準備を進めています。
ここで、心配なことがあります。昨日もお伝えした通り、9月下旬にさしかかっても気温・湿度の高い日が続いており、熱中症の危険性があります。暑さ指数をこまめに確認して運動を制限したり、水分補給の時間を設定したりして、子供たちが安全に活動できるよう、配慮しておりますが、この暑さの中でマスクをつけたまま活動している子がいます。
もちろん、マスクの着脱を強いるものではないのですが、学校では運動中はマスクを外すことを推奨しています。
中には、マスクを外すことに抵抗がある子供がいることも承知しておりますが、身体の安全のためできる限りマスクを外して活動できるよう、ご家庭でも励ましていただけると有難いです。
9月17日(火)
3連休明けの今日は、朝は少し秋風を涼しく感じましたが、日中は残暑が厳しくなりました。
そんな中、本校では10月5日(土)に迫った運動会の練習を始めています。猛暑日が続いておりますので、暑さ指数とにらめっこしながら、水分補給の時間をこまめ設定して、活動しています。
今日は、体育館で2年生が演技の練習をしていました。私が2階から見ているのに気付いた子供が、「あっ、校長先生だ!」と手をふってくれたので、笑顔でこたえながらも、練習に集中するよう促しました。
水分補給の時間になったので、子供たちに話しかけてみると、「わたしね、お出かけの時に車の中でこの音楽を流してもらって少し練習したんだ。」「わたしもおうちで練習しているよ。」と教えてくれました。なるほど、2年生の子供たちは、とても楽しそうに大きな動作で堂々と踊っています。のびのびとした表現に見ているこちらもワクワクしました。
演技は、一人一人の良さをいかしつつも、みんなで協力して一つの作品を作っていくので、努力もとても大切になります。ご家族の方々にもご協力いただきながら、うまくできるように練習を重ねている子供たちをとても頼もしく思いました。
さて、今日は「中秋の名月」。きれいな月が見られるといいなあと思っています。
9月13日(金)
今日は、図書室をのぞいてみると、6年生の児童がクロームブックに向かって何やら英語で語りかけていました。よく見ると、多目的室でも同様の活動をしている児童がいました。
何をしているのか見ていると、柳瀬中学校の3年生とオンラインでつながり、英語でのやりとりの練習をしていました。6年生の子供たちは、緊張した面持ちの子、恥ずかしそうにしている子、嬉しそうに瞳を輝かせている子と様々でした。「ああ、気まずいな。」などとつぶやきながらも、中学生との会話に真剣に取り組んでいました。英語担当とAETが子供たちをまわって励ましたり、言い方についてアドバイスしたりしました。
「We are Higashitokorozawa elementaryschool students.」「Nice to meet you.」と語りかけ、中学生の話す英語を一生懸命聞き取っていました。聞き逃してしまったときは、「Once more….」と言って聞き返していました。
この活動は今後何回か継続して行い、中学生とのコミュニケーションをとっていきます。先輩たちの英語からたくさんのことを学び取ってほしいと思っています。