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学校ブログ(令和6年度)

11月22日(金)

 東所沢小学校では、金曜日の朝の時間を「コバトンタイム」と位置づけ、子供たちが作文や漢字、計算などの学習に取り組む時間とし、基礎的な学力の向上を図っています。

 今日も3年生や4年生の教室をのぞいてみたのですが、教師が準備したプリントやドリル等の課題に、子供たちは集中して取り組んでいました。「あれ!校長先生来ていたの!?」と私の入室を気付かないほど熱心に取り組んでいる子もいれば、こちらを見て「こんにちは。」とあいさつしてくれたので、「頑張ってね。」と返すとガッツポーズをして学習に向き合っている子もいました。また、早く終わってしまった子は、友達にアドバイスする役になり、子供同士で教えあう様子も見られました。

 「勉強の秋」。子供たちができる喜びを味わえるような実践をこれからも重ねていきたいと考えます。

 一方で、「冬」の到来を目の前にし、3年生の教室前には、芋の弦で作ったクリスマスリースが輝いていました。また、5年生の「コバトンタイム」では、枕草子の「春はあけぼも」の段の「冬はつとめて」のところを暗記していました。「昼になりて ぬるくゆるびもていけば」のところを覚えるのに苦労している子が多かったようですが、これまで、春~秋のところも覚えてきたということで、友達と協力して一生懸命唱えていました。

  季節を感じる豊かな心、大切にしていきたいです。

 

11月21日(木)

 今日は、柳瀬小学校のあすなろ学級の子供たちが来校し、本校のくすのき学級の子供たちとの交流会を行いました。くすのき学級の子供たちは、今日の交流会を非常に楽しみにしており、前から、熱心に準備や練習を行ってきました。

 今日は、くすのき学級の6年生が立派に司会を務め、会を進行しました。

 まず、はじめにあすなろ学級の5年生の子が指揮を務め、みんなで「もみじ」の歌を歌いました。そして、お互いに自己紹介をし、名前や好きなものを伝え合いました。「ぼくは、電車が好きです。」「好きなものはゲームです。」など、お互いの好みについてわかり合いました。「同じ中学校に行くので、よろしくお願いします。」としっかり挨拶できた子もいて、感心しました。

 そのあとは、2校の子供たち混合のチームを編制し、ゲームをして交流しました。風船を使って「ふうせんおくり」や「ふうせんバレー」をしました。「ふうせんバレー」は決まった時間に何回風船を打ってつなげることができるか競うゲームです。2校の子供たちが声をかけあい、協力してゲームを楽しむ姿がみられました。ほかにもいくつかゲームを楽しみ、感想を言い合って終わりました。

 両校の子供たちの楽しそうな笑顔で、とても心温まる交流会となりました。これからもずっと仲良くできるといいなと思っています。

11月20日(水)

 昨日ブログをアップできなかったので、今日になってしまいましたが、11月19日、2~4校時に「劇団風の子」の俳優である、田中さんが来校し、5年生を対象に「表現ワークショップ」を実施してくださいました。

 このブログでも紹介しましたが、「劇団風の子」は、今年度本校の芸術鑑賞教室で演劇を披露してくださった団体です。その時に、「こんな活動もしています。」とお知らせの紙をいただいたのですが、その中に「表現ワークショップ」というものがあり、「ぜひお願いしたい」と連絡して実現しました。

 表現ワークショップは、子供が他者とのコミュニケーションがよりよく図れるように行うイメージ遊びです。この日は田中さんが様々なイメージ遊びを子供たちに提案してくださいました。

 「椅子取りゲーム」はいつものやり方と違い、様々なところにばらばらに置かれた椅子に一つだけ空けて子供たちが全員座り、その空いている椅子に田中さんが座ろうとするのを全員で阻止するというゲームでした。子供たちは、一生懸命考えて順番に空いている椅子を守ろうと動くのですが、なかなかうまく阻止できません。何度もみんなで相談し、多くの意見を出し合って折り合いをつけ、ゲームに臨んでいました。

 伝言ゲームを行ったときは、「梅干し」や「かき氷」などのお題が出ました。「伝言」といっても言葉は使わずに、ジャスチャーや表情だけで伝えます。子供たちは、すっぱそうな顔をしたり、冷たくて頭がキーンとするような仕草をしたりと、懸命に友達に伝えようとしていました。

 ほかにもいくつかイメージ遊びを行いましたが、5年生の子供たちは、とても楽しそうで、友達とたくさん話をしたり、思い切り表現したりしていました。

 このような活動を通して、表現することの楽しさ、自己開示することの嬉しさ、伝え合うことの大切さを子供たちが学んでくれるといいなと思っています。

11月16日(土)

 昨日、今日と東所沢小学校では、校内音楽会を実施しました。

 昨日は、1~6年生が全員集合して、児童同士が互いの演奏を聴きあう音楽会、そして本日は、くすのき学級から順番に6年生までが入れ替わって演奏し、保護者の皆様に聴いていただく音楽会としました。とても素敵な音楽会となりましたので、各学年・学級の様子を少し紹介します。

 プログラム1は、くすのき学級による合奏「おどるポンポコリン」。木琴と電子ピアノの掛け合いがとても難しい曲でしたが、ここまで一生懸命練習してきたくすのき学級の子供たちは、見事に演奏しました。音色もとてもきれいでした。

 プログラム2は、3年生による合唱「ハッピーマジック」と合奏「ソラシドレモネード」。3年生は体全体を使って明るく楽しく表現していました。今年始めたばかりのリコーダーもとても立派に演奏していました。

 プログラム3は、1年生による音楽劇「71ぴきのねこ」。歌あり、ダンスあり、楽器の演奏ありと、素敵なミュージカルを見ているようでした。強弱に気を付け、声もよく出ていました。途中、ドイツ語の歌唱もあって、驚きました。

 プログラム4は、5年生による合唱「未来へ届け」と合奏「アフリカンシンフォニー」。先日ミューズでも披露した美しい歌声が今日も体育館にきらきらと響き渡りました。合奏は様々な楽器を上手に演奏していて、迫力がありました。アフリカのサバンナを動物たちが自由に闊歩する風景が浮かんでくる演奏でした。

 プログラム5は、4年生による合唱「10歳を迎える日に」と合奏「ソラシド連太鼓」。強弱をしっかりと表し、よく声を出して心をこめて歌っていました。合奏では、和太鼓や摺鉦等も加え、日本伝統の祭り囃子を連想させる大変格好いい演奏でした。

 プログラム6は、2年生による合唱「雨上がりの世界へ」と合奏「ビビディバビディブゥ」。声がよくそろって、いて、明るく元気に歌い上げました。合奏では、指やマレットを細かく動かして演奏するところがたくさん出てきたのですが、心を一つに合わせて上手に演奏していました。

 プログラム7、ラストを飾るのは、6年生。合唱「HEIWAの鐘」と合奏「ケ セラ セラ」。6年生が舞台に上がったその佇まいだけでも、素晴らしく、「HEIWAの鐘」は、歌詞の内容も併せて、非常に胸に響く合唱でした。合奏は、転調、転拍子のある非常に高度な曲でしたが、さすが6年生、みんなの絆を感じさせる素晴らしい演奏となりました。

 演奏し終わった子供たちは、「緊張した」「失敗しちゃった」「楽しかったよ」と様々でした。演奏を聴いていただいた方に感想を聞いてみると、「子供たちが伸び伸びと演奏を楽しんでいた。自発的な印象を受けた。」「みんなで支えあい、とても雰囲気が良かった。」とおっしゃっていました。

 今日まで頑張ってやり遂げた充実感、音楽に親しむ心、みんなと仕上げることの嬉しさなど、子供たちの心に残ってくれるといいなと思っています。

11月13日(水)

 今日は、校内音楽会最後の練習日となりました。どの学年も本番に向けて、仕上げに気合が入っていました。

 4年生の練習をのぞいてみると、歌の練習をしていました。「10歳をむかえる日に」という歌を心をこめて歌います。子供たちは指揮者を見て一生懸命練習をしていました。子供らしい素敵な歌声に仕上がってきています。そのあとは、合奏曲「ソラシド連太鼓」の練習をしました。和太鼓なども使って、とてもかっこいい曲です。力いっぱい演奏する4年生を是非楽しみにしていただきたいです。

 3年生の練習は、時間が合わずになかなか見に行くことができませんでした。担任や音楽の担当教師によりと、3年生の素直さと明るさがよく表れている合唱、合奏に仕上がっているということです。歌唱曲「ハッピーマジック」と合奏曲「ソラシドレモネード」を披露します。3年生の素敵な演奏を是非お楽しみにしてください。

 明日は県民の日で子供たちはお休みです。金曜日はいよいよ校内音楽会(児童同士の鑑賞)です。子供たちの演奏に期待が高まります。