学校ブログ(令和6年度)
7月10日(水)
今日は、児童朝会があり、園芸・飼育委員会と音楽委員会の発表がありました。
園芸・飼育委員会は、校内の除草などについての〇×クイズを考えて全校児童に出題してくれました。手作りの雑草や畑の作物を見せるなど、みんなが理解しやすいように工夫していました。
音楽委員会は、音楽に関することや音楽の学習に関することについて〇×クイズを考えて出題してくれました。録音したカスタネットやタンバリンの音を流して何の楽器の音であるか当てるクイズもあり、よく準備をしてのぞんでいました。子供たちは頭の上で大きく〇や×を作ってクイズに参加していました。
司会役の6年生もとても堂々としていて感心しました。児童の手で準備をして、児童の力で進行する、そこに児童が主体的に参加するというように、子供たちが主役で活躍する学校づくりをこれからも進めていきたいと思います。
7月9日(火)
今日は、おはなしポケットによるお楽しみ会がありました。本校の多目的室にて、2冊の本のブックトークとおはなしポケットの方々からのプレゼントがありました。
今日の本の1冊目は、「ぽんたのじどうはんばいき」です。場面に合わせて生演奏のBGMが入り、子供たちはお話の世界にぐんぐん引き込まれていきました。しかけのある大型絵本を見ながら読み聞かせを聞き、楽しい結末に子供たちは「うふふ。」「あはは。」と笑いがこぼれていました。
2冊目は「へんしんオバケ」という本です。オバケどうくつを通るといろいろなものが愉快な「オバケ」に変身してしまうというお話です。子供たちは、「知ってる!何回も読んだことあるよ。」「おうちにある本だ!」等とてもわくわくしている様子でした。洞窟を模した手作りのプレート等工夫を凝らしてくださり、子供たちが楽しめるようにお話を聞かせてくださいました。
最後は、折り紙でできた可愛らしいプレゼントをいただき、子供たちは大変嬉しそうでした。いつも素敵な読み聞かせやブックトークをしてくださるおはなしポケットの皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
7月8日(月)
今日は、家庭教育学級(ひがとこ学級)の第3回講座がありました。
今回は、「避難所体験会~もしも、ひがとこ小が避難所になったら…」です。保護者の他にも柳瀬地区の地域の方々がたくさんご来校くださり、盛大な体験会となりました。
今日は、所沢市役所の危機管理室の職員が講師となり、まずは避難所開設についての講義を図書室で受け、その後は場所を移動して校内防災ツアーと題し、受水槽を見たり、防災倉庫を実際に開けてみたりしました。
そして、体育館に移動して、危機管理室の方々による避難所開設デモンストレーションの見学をしたあと、グループごとに開設を体験しました。そこでは、実際にテントを出して中に入ってみたり、トイレの上に腰かけてみたりして避難生活の疑似体験もしました。ちょうど子供たちの休み時間にあたったので、子供たちも体育館の2階から見学することができました。
最後は、グループごとに振り返りを行いましたが、どのグループも活発な意見交換がなされました。
詳細については、家庭教育学級のインスタグラムで公表されると思います。家庭教育学級の方々の素晴らしい企画運営と参会者の熱意により、他に見ない貴重な体験会となりました。
7月5日(金)
本校では、子供たちがクロームブックを活用して学習する機会が増えてきました。クロームブックはノートや鉛筆と同じ、学習するときの道具です。クロームブックを使うことが目的ではなく、子供たちそれぞれの状況や課題意識に合わせて「活用」できるようにしていきたいと考えています。
今日は、廊下でクロームブックを持った5年生の児童とばったり出会いました。どんな学習をしているのか聞いてみると、「校内でユニバーサルデザインのものを探して写真を撮り、持ち寄るんです。」と教えてくれました。「それぞれの教室表示が漢字で書いてあるけれど、その上に絵も描いてあるんです。これは、字を読むことができない人でもわかるようにしてあると思うんです。」と言って写真を撮っていました。友達にもうまく伝わるよう、綺麗な画像が撮れるまで一生懸命撮影していました。
4年生の教室では、子供たちがクロームブックと便箋を使って学習していました。先日見学したお茶園に感謝の手紙を書くという活動で、相手に失礼がないよう、クロームブックで文字の間違いがないかどうか、確かめてから手書きで便箋に書くんだと教えてくれました。
外国語活動室では、6年生がクロームブックを使って、英語で文を作っていました。未学習の英単語を調べ、学んだセンテンスに取り入れて、自分の思いがよく伝わるようにと工夫していました。
さらに6年生の教室では、グループごとに課題を決め、クロームブックを活用して調べたり、まとめたり、対話しながら学習を進めていました。
これからも、子供たちが必要感をもち、個々に、そして互いに、主体的に学ぶ手助けとなるようなクロームブックの活用の仕方を探っていきたいと思っています。
7月3日(水)
今日は、久しぶりにきれいな青空が見えてきました。2年生が水泳学習をしていたので、プールサイドに行ってみると、「校長先生が見に来てくれた!」ととても喜んでくれ、うれしかったです。子供たちはいくつかのコースに分かれて学習をしていました。水中に潜る練習をしている子、蹴伸びの練習をしている子、バタ足で泳いでいる子等様々でした。
担任が手をつないで、「頑張って水に顔をつけてみよう。そう、上手だね。」と励ますと、子供たちは一生懸命水中に潜る練習をしていました。笛の合図や教師の指示をしっかり守って学習しており、大変感心するとともに安心しました。
今日は良い天気となりましたが、このごろは梅雨空が続いていましたので、今日のお話朝会では、「雨」のつく言葉やその意味を紹介しました。また、二十四節気についてやその言葉を活用して創った六年生の短歌や俳句も紹介しました。その上で、人は自然の豊かさの中でこそ生きることができていると感じることの大切さを話しました。
子供たちには、「『雨』のつく言葉や、様々な雨の種類を調べてみましょう。」と伝えるとともに、これからも身の回りの自然の豊かさを感じたり、面白さを見つけたりして過ごすよう促しました。「雨」のつく言葉や様々な「雨」の様子等、自主学習等で取り組んでもらえると嬉しいです。ぜひご家庭でも、自然への畏敬の念についてお話をしてみてください。
7月2日(火)
数日更新ができず、申し訳ありませんでした。
あっという間に7月に入りました。気温が高く、湿度も高いので、学校では適宜水分補給を促し、冷房をつけて子供たちが学習に臨みやすいよう、配慮をしているところです。
今日は、くすのき学級をのぞいてみました。ちょうどみんなで井の字型のブロックを使って創作をしているところでした。「ランチャー作ったんだけど、打っていいい?」とある子が言い出すと、「校長先生を打ったらだめだよ。」と止めてくれる子もいて、お互いに優しさを学び合っているようでした。またほかの子が、「校長先生見て!電車と駅だよ。」と見せてくれました。いくつもブロックを組み合わせて見事に仕上がった電車と駅のホームを見て、大変感心しました。担任によると、「たくさんブロックを使っているので、『ずるい!』と言われてしまうこともありましたが、『いいよ、使って。』と言ってくれる子もいて、譲り合いながら仲良く活動しているんです。」と教えてくれました。
廊下には、子供たちが書いた七夕の短冊と折り紙の飾り物がありました。「かけざんができるようになりたいです。」「およげるようになりたい。」「ねこのぬいぐるみがほしい。」など、とても純粋な願い事が書かれていて、心があたたかくなりました。
6月27日(木)
今日は、お話ポケットによる音楽付き読み聞かせがありました。体育館にて5・6年生を対象に実施されました。
今日はバイオリンとピアノの演奏に合わせて「100万回生きた猫」という絵本を読み聞かせしてくださいました。私が写真を撮ったときはすでに演奏や朗読が終わってしまっていて、子供たちの大きな拍手に包まれているところでした。残念に思いながらも、子供たちの感想を聞いてみると、「とても感動しました。」「また聞きたいと思いました。」と言っていました。
今日はプロのバイオリニストとして活躍され、2丁目でバイオリン教室の先生をされている酒井さんがバイオリンの演奏、そしてプロのピアニストとして活躍され、3丁目でピアノの先生をされている横森さんがピアノの演奏をしてくださいました。バイオリンもピアノもプロの演奏です。本校は地域に音楽のプロとしてご活躍されている方がいらっしゃり、その演奏を子供たちが鑑賞できるというのは、とても珍しく有難いことです。
さらには、朗読をしてくださったのは、俳優のお仕事をされている増田さんです。「花咲舞が黙っていない」や「ミステリと言う勿れ」などの作品にも出演されているそうです。1丁目で書道の先生もされているそうで、多方面でご活躍の方です。朗読もまさにプロの方によるもの。今日は貴重な経験をすることができました。
おはなしポケットの方々は、「子供たちに、生で感じてほしい」と言ってくださり、様々な企画を考えてくださっています。本や読書への関心を高めるとともに、様々な芸術への憧れを抱く場となっている「音楽付き読み聞かせ」です。子供たちのためにご尽力くださっている地域の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
6月26日(水)
本校では、食育の一環として、給食の材料となる野菜などの下準備の一部を子供たちの手でおこなう取組を少しずつ行っています。今年度もすでに、ソラマメの皮むき、グリーンピースの皮むきを子供たちがおこなってきました。
今日は、2年生の子供たちがトウモロコシの実の皮むきをしました。栄養教諭が実際に実のついたトウモロコシを子供たちに見せ、トウモロコシの特徴や栄養、皮のむき方を伝えました。
大きく育ったトウモロコシは、子供たちの身長の2倍以上あります。トウモロコシの実のつき方など、子供たちは興味津々で見ていました。
今回は白い実のトウモロコシと、黄色い実のトウモロコシの皮をむきました。皮をむいて実が見えるまで、どちらの色が出てくるか見分けることは難しいので、子供たちは実が見えてきた瞬間に「僕のは黄色だ!」「白いのが出てきたよ。」「きれいだねえ。」など、感動でいっぱいになっていた様子でした。
トウモロコシの実についている「ひげ」(めしべ)にも関心があるようで、たくさん集めてその手触りを楽しんだり、顔に近づけて、「ひげが生えちゃった。」とおどけてみたりしていました。
皮むきの後のお掃除もみんなで協力して行いました。このように多様な経験を通して食に関する知識や食の大切さ、生物の豊かさなどを子供たちが感じ取ってくれることを期待しています。今日の給食のトウモロコシ、味はどうだったか、おうちでもぜひ感想を聞いてみてください。
6月25日(火)
今日は、交通安全教室と、自転車免許講習がありました。
ねらいは、交通ルールや道路歩行中の危険、交通事故の原因を知り、主体的に事故から身を守ろうとする態度を育てることと、実技演習を通して道路の正しい歩き方や自転車の正しい乗り方を知り、日常生活に生かせるようにすることなどです。今日は、たくさんの子供たちに家から自転車をもってきてもらって実施しました。自転車を貸していただきましたご家庭には心より感謝申し上げます。
交通安全教室は、1~6年生で実施しました。市役所の職員やトラック協会の方々、そして、市内の交通指導員さんが集まって、指導をしてくださいました。1・2年生は内輪差と死角の実験、歩道の歩き方や横断歩道のわたり方等を学び実技演習をました。3~6年生は、自転車の正しい乗り方について学び、実技演習を行いました。
ダミー人形がトラックの内輪差に巻き込まれて倒れていく様子をみて、子供たちは、「道路を歩くのが少し不安になってしまいました。」と言っていました。その慎重さが交通事故を防ぐことにつながると思い、とても良い学びができたのだと感じました。また、走ってきて、「ストップ」と言われたらどこで止まれるか、一方で歩いてきたときにはどこで止まれるかということを、代表の児童3人がみんなの前で走ったり、歩いたりして実験をしてくれました。やはり、走ってきたときは、危険に気づいてもそこから止まるまでに大きく体が移動してしまうことがわかりました。歩道を走ってしまうことの危険性について、子供たちは視覚的に理解できたと思います。
自転車免許講習は、4年生を対象に行いました。所沢警察署交通課の職員にお出でいただき、交通事故の現状や事故を防ぐための方法など、図や動画を使ってわかりやすくご指導いただきました。動画では、今にも事故になりそうなヒヤリとする場面が紹介され、子供たちも息をのむ姿が見られました。自分事として省みることができたのではないかと思いました。
市内だけでなく、全国で子供が巻き込まれる事故が多発しています。子供たちの大切な命を守るため、今日学んだことは是非ご家庭でも話題にしていただき、これから様々な場面でお子さんが主体的に判断し、交通事故を防げるよう、ご助言いただけると嬉しいです。
6月21日(金)
今日は、1年生の学習をのぞいてみました。
実は、今日は1年生がまちたんけんに出かける日だったのですが、雨のため残念ながら延期となってしまいました。そこで今日は、国語で学んできた文字を使って、七夕の短冊を書く学習をしていました。
子供たちの書いた短冊を見せてもらうと、「かぞくとずっといっしょにいられますように。」や「かぞくがずっとげんきでいますように。」など、心温まる内容のものがたくさんありました。また、「けーきやさんになれますように。」「ほいくしさんになれますように。」「だいくさんになりたい。」など、自分の将来の夢を書いている子もいて、頼もしく思いました。
短冊が書けたら、その上につける飾りも作り、色鮮やかにぬって仕上げていました。迷路に挑戦している子もいました。
子供たちの夢や願いがどうか叶いますように、私も七夕でお願いしたいと思います。