学校ブログ(令和6年度)
2月18日(火)
今週末に近づいた6年生を送る会、各学年での準備が最終段階に入ってきました。
今日は校内をまわっていると、1年生が多目的室で6年生を送る会で披露する出し物の練習をしていました。先日と同様、6年生の楽しみが半減しないように、あまり詳しいことは書けないのですが、何人かの子が衣装などを身に着け、みんなで一緒にセリフを言ったり、動作を入れたりして練習していました。6年生がこれまでの学校生活を思い出すことができるように工夫しているようでした。
また、体育館では、5年生が出し物の練習をしていました。それぞれが受け持ったセリフを確認し、どんな動作を付けたらよいか、考えながら練習していました。こちらも、6年生一人一人がクローズアップされるような出し物となっているようで、練習は大変そうでしたが、一生懸命取り組んでいました。
さて、話は変わりますが、校内をまわっていると、とてもかわいらしい絵を見かけます。いわゆる掲示板に貼られている図工や書写の作品ではなく、子供たちが思い思いに作ったものや書いたものが壁に貼られていることがあります。その中で目にとまったのが、「担任をあらわした絵」です。自分の学級の担任の似顔絵を描いたものや、担任のプロフィールを描いたものなどがありました。担任が子供たちを大切にすることは当然ですが、子供たちも担任を大切にしてくれている思いが伝わってきて、心があたたかくなりました。
2月17日(月)
先週末から暖かい日が続いていますが、今日の夜からまた冷え込むようです。
今日は、長い休み時間に中庭を見ていると、1年生が縄跳びの練習をしていました。ぽかぽか陽気だったため、顔を赤く染め、汗をにじませながら跳んでいる子もいました。私がカメラを向けると、「校長先生、見てください。あや跳びだよ。」と言って見事な技を見せてくれました。ほかの子も「校長先生、見て、見て。」と一生懸命跳んで見せてくれ、とても嬉しく思いました。
授業では、3年生が体育館で跳び箱の学習をしているので、見に行ってみました。開脚跳びを中心に様々な技を練習していました。とてもきれいなフォームで跳んだ子がいたので、「うわあ、上手。」と思わず感動してしまうと、「ありがとうございます。」とさわやかに答えてくれました。もう少しでできそうな子もあきらめずに何度も挑戦していて、その姿に頼もしさを感じました。
これからさらに暖かくなってくると、運動や外遊びが楽しくなってくると思います。自分に合った体力づくりに取り組めるよう、これからも励ましていこうと思います。
2月14日(金)
二日間このコーナをお休みしてしまい、申し訳ございません。
今日は、校内を見回っていたら、2年生の教室からとても楽し気な声が聞こえてきました。2年生では、必修科目ではないのですが、学習計画に少々余裕ができたということで、AET(アシスタント・イングリッシュ・ティーチャー)と外国語活動支援員、そして担任とで外国語に触れる学習をしていました。
中に入ってみると、子供たちが自由に歩き回り、出会ったら好きな色を言い合っていくというアクティビティをしていました。私も急遽参加させていただきましたが、子供たちは笑顔で「Hi! I like blue.」「Hello. I like white.」と上手に伝えてくれました。
家庭科室の前を通ると、何やらいい香りがしてきたので、のぞいてみました。6年生が調理実習で焼きそばを作っていました。多くのグループがもう出来上がっていましたが、みんなで協力して調理したり、洗い物をしたりしていました。
あるグループで、非常にフライパンさばきが上手な子がいたので、感心してみていると、近くにいた子供が、「あの子はおじいさんが料理人なんですよ。」と教えてくれました。なるほど、さすがという感じですが、おじい様の手技を受け継いでいたり、そんな友達のよいところを嬉しそうに伝えてくれたりする子供の心の豊かさに感動しました。
子供たちは互いの良さを認め合いながら、楽しく学んでいます。
2月10日(月)
早いもので、2月も中旬になってきました。音楽室からは「旅立ちの日に」という卒業式ソングが聞こえてきています。卒業式はまだ先ですが、2月21日には1~5年生が6年生に感謝の気持ちを込めて行う「6年生を送る会」を予定しています。
各学年で、その時の出し物について練習が始まっています。今日は、多目的室をのぞいてみると、2年生が学年全員でそろい、整列してなにやら体を動かしたり、言葉を言ったりして練習をしていました。6年生を驚かせたいので、あまり詳しいことは書けませんが、2年生の子供たちはとても真剣な表情で練習にのぞんでいました。
人は誰でも、誰かに支えられ、助けられて生きています。自分の周りの人に感謝する気持ちはとても大切です。6年生を送る会では、そんな感謝する気持ちの大切さを子供たち全員が実感すると共に、東所沢小学校を旅立っていく6年生の心に残る会になったらいいなと思っています。
2月7日(金)
今日は、東所沢小学校の授業を他校の先生方がたくさん見に来てくださいました。
本校は、「はじめに子どもありき」の視点に立った教育の充実を研究課題として進めてきたのですが、今日はその成果を見ていただくために、1年1組、3年1組、5年2組で授業を公開し、他校の先生方に協議をしていただきました。
どの学級でも児童の思いを大切にした授業展開で、課題意識をもって学び合う姿を見ていただくことができました。子供たちも緊張はしていたようですが、必要感をもって友達と話し合い、より深い学びを得ている様子が見られました。
授業の後は、ご参会の先生方と協議をしましたが、大変活発な意見交換ができました。協議等の中で他校の先生方にいただいたご意見やご助言は、今後の教育活動のより一層の改善に生かしていこうと思います。
2月5日(水)
今日は、児童朝会がありました。今日は、体育委員と代表委員の活動紹介でした。
体育委員は、この時期各学級で長縄跳びに取り組むということで、跳び方のコツなどを教えてくれました。実際に体育委員が演じてくれ、どういうタイミングで跳んだらよいかや、縄の持ち手の持ち方なども丁寧に教えてくれました。とても分かりやすい説明でした。
代表委員は、クイズ形式で活動の紹介をしました。「挨拶運動ではどんなことを言うでしょう。」「代表委員は何年生からなれるのでしょう。」など、楽しく活動紹介をしてくれました。
どちらの委員会の子供たちも非常に堂々と発表していて素晴らしかったです。
さて、本校では、今週と来週、淑徳大学の学生さんが2名、インターンとして学びに来ています。主に1年生と4年生の学級に入っていますが、今日の児童朝会で自己紹介をしてもらいました。
東所沢小学校の明るくて優しい子供たちと接する中で、教育に関するたくさんのことを学んでいただけるといいなと思っています。
2月4日(火)
今日は、5年生の社会「情報産業とわたしたち」の学習で、JR東日本の職員の方々が出前授業をしてくださいました。今日は7名の方々がJR東日本の制服を着て来校しました。それだけで圧巻で子供たちはとてもうれしそうでした。
ワークシートを配布していただきましたが、鉄道会社の役割から、ICカードの効果、情報の扱い方など、子供たちが書き込みながら主体的に考えられるようになっていました。
グループ毎で学習しましたが、Suicaの実物や読み取り機を各グループに配布していただき、子供たちが実際に操作してみたり、切符の見本を配ってもらって、何が記載されているのかを調べたりしました。その都度、JR東日本の職員の方々が子供たちにアドバイスしてくれ、体験的に楽しく学ぶことができました。
子供たちは、鉄道会社の取り組みについて、「環境に配慮している。」「情報が効果的に使われている。」など、考えを深めていたようです。
2月3日(月)
早いもので1月が過ぎ、今日は立春となりました。1日遅れではありますが、本日の給食ではお豆とイワシという節分メニューを出しました。給食中に教室をまわっていると、「校長先生は豆をいくつ食べましたか?」と聞いてくれる子がいました。「みんなと同じように食べましたよ。」と答えると節分は豆を年齢+1を食べることから「ええっ。では校長先生は17歳ですね。」と言っていて思わず笑ってしまいました。
さて、一昨日のこととなりますが、新所沢まちづくりセンターにて「令和6年度『家庭の日』推進事業〈青少年ー明日へのメッセージ〉作文表彰式が行われました。この作文募集には市内の小・中学校から336点の応募があり、この日はその中から、特選、金賞、銀賞を受賞した児童生徒が表彰されました。
小学校の部は、特選が3点、金賞が5点、銀賞が7点表彰されるのですが、東所沢小は特選1名、金賞3名、銀賞2名の児童が選ばれ、表彰されました。
表彰は舞台の上で所沢市長より表彰状を受け取り、特選に輝いた作品は、本人が舞台上で朗読することにより披露されました。
本校は3年生の児童が表彰されました。作文披露では、自分の作文を暗記し、堂々と発表しました。「みんながやさしい言葉を使えば、なかのいいクラスになれます。イヤな言葉を使えば、言われた相手もイヤだし、言った方もイヤな気持ちになります。」と良い未来につながるように、自分の思いを作文に表し、発表しました。
作文の内容ももちろんですが、発表するときの素晴らしい態度に会場から感嘆の声がもれました。金賞や銀賞を受賞した児童も、家族や命の大切さ、貴重な体験、将来の夢など、自分の思いを伸び伸びと表現していました。受賞とはならなかった児童についても、心豊かに表現していて感心しました。
作文を読んで、子供たちの明るい未来のために、私たち大人も自らを省みて、これからの社会の在り方を真剣に考えていかねばと思いました。
1月31日(金)
今日は、3年生が社会科見学に行きました。行先は、柳瀬民俗資料館です。柳瀬民俗資料館には、柳瀬郷土資料保存会や地元の方々から寄贈された農機具や消防用具などが展示されています。
3年生の子供たちは、学級毎のグループに分かれて見学しました。保存会の方々のお話を聞き、オート三輪車の運転席に入ってみたり、様々な農機具を観察したりしました。
保存会の方に教えていただきて、縄ないの体験もさせていただきました。子供たちは一生懸命縄をない、保存会の方々から「上手ですね。」とほめていただきました。
大変貴重な体験をした子供たち。今のように科学技術が進歩していない時代の人々の暮らし方の工夫をたくさん学ぶことができたようです。
1月29日(水)
今日は、お話朝会でした。今日のお話朝会には、ゲストをお招きしました。
実は、2学期に、本校の卒業生で現在大学で情報学を学んでいる学生さんが、訪れてきました。今、大学で研究しているVR技術を活用した研究について、その効果を実証したいので、協力してほしいとのことでした。その研究は、「学習用VRプラネタリウム」というもので、VR機器を使って、ゴーグルをつけることで目の前に星空の空間が現れるようにし、リモコンを操作して自分で星座の補助線をつなぐなどして、星や星座の学習を進めるというものです。
そこで、教職員がこのVRプラネタリウムを体験し、子供たちの学習用としてふさわしいかということについてアンケートに回答することにしました。教職員は、VR技術とこの研究に大変感動するとともに、課題についてもアンケートに書かせていただきました。
実はこの研究のきっかけとなったのが、東所沢小学校に在学していた時の、対話的な学習や体験的な学習だったということなのです。
そこで、お願いして今日はお話朝会にゲストとして参加していただき、子供たちに研究内容や、研究のきっかけ、そして子供たちへのメッセージを語っていただきました。
「この研究を始めた理由は、私が東所沢小学校にいたときに体験した授業がきっかけでした。みなさんは、外国語の学習などでアクティビティや、何かを作ったり、触ったりして学ぶ体験をすると思います。体験しながら学ぶと、楽しくて、わかりやすいと感じることはないでしょうか。」「みなさんには、いろいろなことに興味を持ってほしいと思います。興味をもつと『やってみよう』という気持ちが生まれます。その気持ちや行動が、みなさんの未来につながっていきます。」とお話ししてくださいました。
素敵な「先輩」の話を聞いて、子供たちが未来への希望や自分なりの夢をもってくれたらいいなと思っています。