今日は、2年2組で学級活動の学習をしていたので、教室をのぞいてみました。今日は、「ことばづかいパワーアップ大作戦」という題材で、よりよい人間関係の形成をねらったものでした。学習のテーマは「ふわふわことばと、ちくちくことばについて考えよう。」です。「ふわふわ言葉」とは、言われて嬉しい言葉で心がふわふわと柔らかく暖かくなる言葉です。一方「ちくちく言葉」とは、言われるとちくちくと心が痛み、傷ついてしまう言葉です。
2年2組の子供たちは、これまでの経験でどんな「ふわふわ言葉」や「ちくちく言葉」があるか発表していました。「ふわふわ言葉」としては、「ありがとう」「やさしいね」「すごいね」「だいじょうぶ」などが上がり、「ちくちく言葉」としては、「ばか」「きらい」「気持ち悪い」「ださい」などがでました。
その上で、「ふわふわ言葉」を言われるとどんな気持ちになるのか、「ちくちく言葉」はどうか、なども話し合いました。中には、「ぼくは、ちくちく言葉を言ってしまったかもしれない。」と自分を素直に反省している子もいて、感心しました。「授業中など先生がいるときは、ふわふわ言葉がたくさん出るけど、休み時間はちくちく言葉が多くなる気がする。」などと、分析している子もいて驚きました。
学習では、グループでの話合いなども行い、具体的な言葉かけについて話し合いました。
最後には、子供一人一人が「どんな言葉を友達にたくさん言ってあげるか」というめあてを立て、言えた日と言われた日に分けてカードに色をぬっていくことにしました。
子供たちがよりよい関係を築いていくために、相手を思いやったり、自分を律したりする意識が向上する学習となったと思います。
2年1組も同様の学習をしますが、今日は取材できませんでした。1組の子供たちは友達と話し合いながら取り組んだ、体育の走る活動について振り返りを行っていました。
1組も2組も言葉に気を付けながら、友達と協力し学び合い、高め合うことの大切さについて、たくさん学んでいます。