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2024年6月の記事一覧

6月11日(火)

 今日は、芸術鑑賞教室がありました。

 今年は、「劇団 風の子」という演劇団体による「ちぇんじ図書室のすきまから」という演劇を鑑賞しました。 

 本が大好きな主人公彩花は、なかなか自分の気持ちを伝えることができません。そんな彩花が図書室で見慣れない本と出会うことで、不思議な世界に入り込み、自分の本当の思いや、どう生きたいかということに気付いていきます。

 子供たちは、本の鍵を探す彩花に「ランドセルの中じゃないかな。」と声をかけたり、「ここどこ?」と彷徨う彩花に「お話の中にいるんだよ。」と声をかけたりして、演劇の世界に入り込んでいました。おもしろいところは大笑いし、素晴らしい演技やダンスには拍手をしたりと、夢中になって観劇をしていました。劇の終盤で本校の職員が舞台にのって参加する場面があり、その時は大喜びでした。

 最後に6年生の代表の児童が感想を発表しましたが、「あらためて図書室の本を読みたいと思いました。」と言っていました。

 今日の鑑賞教室を通して、「自分の好きな自分」「自分の好きなところ」を探すことの大切さを感じてくれたのではないかと思います。各御家庭でも話題にしていただけると嬉しいです。

 

 

6月10日(月)

 今日は、5時間目に5年生の外国語科の学習を見に行きました。今日は研究授業といって、教員が互いの授業を見合って、学び合う機会でした。

 この単元はUnit2 の「Happy Birthday」で月、日にちや誕生日の訪ね方・答え方などを学びます。しかし、今回の学習では、子供たちのアイデアを生かして、誕生日にとどまらず、月や日にちの言い方を使って、東所沢小学校の行事を紹介することになりました。また、伝える相手も友達だけではなく、保護者や地域の人にも伝えたいという子供たちの願いを取り入れ、動画で撮影して紹介できるようにしていこうということになりました。

 今日の学習は、東所沢小の行事を出し合い、グループに分かれてクロームブックを活用しながらその行事の説明を考えていくという活動でした。今日は特に行事の「日にち」について紹介することを目標に、どのように紹介するのかグループごとに話し合ったり、デジタル教科書で発音を確認したりしていました。そして、ある程度紹介の言葉が固まったグループから、実際に動画を撮影して、どのようにしたら、相手に伝わりやすいのかを考えていました。

 子供たちはよく話し合い、クロームブックを使いながら各自の考えをまとめ、紹介の言葉を考えていました。発表では、ジェスチャーや表情が大切であることにも気づいていました。

 授業を参観した教員は子供たちの活動やその時の表情から、子供たちが抱いている思いや、心の中にある考えなどに気づくことができました。

 この後、言葉をどんどん付け足しながら充実した紹介スピーチを仕上げていきます。完成した動画をみるのが今から楽しみです。

 

6月7日(金)

 今日は、2年生の学習をのぞいてみました。

 1組は図工の「ぼかしあそびで」という題材で、今日は鑑賞の学習でした。めあては「ともだちのさくひんのすてきなところを書こう。」です。1~3組の作品を見て、カードに友達の名前やその作品のすてきだなと思うところを書いていました。廊下の壁面に作品が掲示してあるので、廊下での作業となりましたが、1組の子供たちは他の学級の学習の邪魔にならないよう、静かに、落ち着いて活動していました。「いろいろな色がたくさんぼかしてあって、いいなと思いました。」「とてもカラフルできれいです。」「にじがきれいだな、とおもった。」など、友達の作品のよいところをたくさん見つけて書いていました。

 2組は道徳の学習でした。「ふわふわことば」と「ちくちくことば」にはどんなものがあるのか、みんなで気持ちよく生活するには、どんな言葉を使うとよいのかを話し合っていました。「ふわふわことば」としては、「やさしいね。」「いいよ。」「たのしいね。」「ありがとう。」「いっしょにあそぼう。」などがあがっていました。このような言葉があふれると、みんなの心があたたかく、過ごしやすい生活になると思います。

 3組は算数でした。文章を読んで、どのように答えをもとめていくのか、線分図を書いて考える学習でした。子供たちはとても真剣に取り組み、ノートに丁寧に線分図や式、ひっ算、答えなど書いていました。問いかけへの答え方も明確で感心しました。

 2年生が友達の良さを認めながら学んでいる姿を見て、とても頼もしく思いました。

6月6日(木)

 今日は、歯科衛生士の方々に来ていただき、3年生とくすのき学級対象で歯科保健指導をしていただきました。

 お菓子やジュース、スポーツ飲料に含まれる糖分がとても多いことや、おやつを食べたらしっかり歯磨きをすること、虫歯になったら、放っておかずに早めに歯医者さんに行くことなど、カードや模型を活用してとても丁寧にお話しくださいました。

 驚いたのは、プラーク(歯垢)の一かけ(1mg)には1億個の虫歯菌が潜んでいるということです。子供たちはプラークチェッカー(歯垢染色液)を使って、どのあたりに汚れが残っているか確かめました。そして、どのように磨いたら、きれいに磨けるかということや、「5か所うがい」といって口の中の上、下、右、左、真ん中に水を移動させてしっかりブクブクうがいをすることの大切さなどについてもお話しいただきました。

 「口は命の入り口」と言います。私たちの体は口でしっかり咀嚼した食べ物を栄養として取り入れることで成り立っています。しっかりと咀嚼できる元気な歯を守るため、ご家庭でもお子さんが丁寧に歯磨きできるようお声掛けください。

6月5日(水)

 今日はお話朝会でした。

 今日は校長の話で「命の大切さ」について話しました。幸せに感じること、笑顔になれるときは人それぞれだけれども、笑顔になれる気持ちも、幸せと感じる時間も、すべて「いのち」がないと味わえないと話しました。命がなくなったら、家族にも、友達にも会えなくなること、美味しいご飯を食べることも、大好きな遊びをすることもできないことを伝えました。命は一度失ったら、決して戻らないので、自分の命、そして友達の命も大切にし、絶対に守っていかねばならないことを伝えました。また、気持ちがふさいだり、憂鬱になったりしたら、必ず誰かに相談すること、ご家族はもちろん、私たち教員も子供たち一人一人の笑顔と幸せを心から願っていることを伝えました。

 所沢市では、「心のエネルギープロジェクト」として、子供たち一人一人はかけがえのない存在であり、誰もが夢や希望をもてるようにすること、自分も友達も大切にしてほしいという願いで様々な取組を行っています。その一つ、所沢市教育委員会作成の映像資料「今、あなたがここにいること」を今日は、全員で視聴しました。この映像資料は所沢市立教育センターホームページから視聴することができます。よろしかったら、ご家族でも一緒にご覧になり、命の尊さについて話し合っていただけると嬉しいです。