2024年5月の記事一覧
5月31日(金)
今日は、くすのき学級をのぞいてみました。今日は、雨が降っていて校庭が使えなかったので、体育着を着て教室内で運動をしていました。前回ご紹介したバランス運動のあと、6年生を筆頭にみんなで協力してすばやく片づけをし、そのあとは「ボッチャ」のゲームをしました。
「ボッチャ」はご存知の方もいるかと思いますが、ヨーロッパ生まれのスポーツで、様々な立場の人が共に闘い合えるものです。赤・青のボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、ジャックボールという白いボールに、いかに近づけるかを競うものです。
今日は、学年でチームに分かれ、それぞれ赤と青のボールをもって、投げたり、転がしたりして競いました。
とてもすてきだなと思ったのは、友達がよいところにボールを投げると、相手チームであっても、「うまいね。」「すごい。」と活躍を称え合っていたことです。友達にほめられるとうれしくなり、さらにいいプレーができていました。
くすのき学級はいつも異年齢で一緒に活動しています。お互い協力しながら、学び合う姿を大変頼もしく感じています。
5月28日(火)
今日は、掃除の時間に校内をまわってみました。
東所沢小学校では、日によって異なりますが、基本的に給食後の15分間を清掃の時間としてあてています。その時間に校舎内各箇所を1~6年生で分担し、全員でお掃除に取り組みます。また、「もくもく清掃」といって、おしゃべりせず、集中して自分の分担場所の清掃を行うことにしています。もちろん必要なことは声を掛け合いますが、不必要なおしゃべりはしないように指導しています。自分の生活する場所を自分の手で清め、整えて、生活しやすい環境を作っていくことは、これから生きていくうえで非常に重要なことと思っています。
職員室前の廊下では、3年生の子供たちが、「もくもく清掃」に取り組んでいました。隅から隅まで、集中して箒で床を掃いていました。また、職員玄関前では、5年生が「もくもく清掃」をしていました。本校には螺旋階段があるので、掃除の仕方にも工夫が必要ですが、とても丁寧に掃除をしていました。体育館につながる通路では、6年生が「もくもく清掃」をしていました。「シンデレラ拭き」といって、後ずさりながら左右に手を動かして床を拭いていました。この拭き方は、拭いた場所が満遍なくきれいになるだけでなく、つまずいて転ぶ危険性が少ない、安全な掃除の仕方です。6年生が手本となってくれ、とてもありがたいです。
よりよい生活を自分たちの手で。「もくもく清掃」はその姿勢を身につけるためにも大切にしていきたい取り組みなのです。
5月27日(月)
今日は、外国語活動室で外国語科の学習をしている5年生を取材しました。
今日の課題(Today's Goal)は「誕生日とほしいものを伝え合おう。」でした。まずは各月の英語での言い方や日付の表し方を確かめ、「When is your birthday?」と聞かれたら、「My birthday is~.」と答え、「I want~.」と付け加えて対話する活動をしていました。英語での言い方は、担当教師の発音を聞いたり、クロームブックにイヤホンをセットして聞いたりして学んでいました。
担当教師が「9月から12月の英語での表し方には共通しているところがありますが、わかりますか。」と問うと、子供たちは話し合いながら考え、「『ber』が付きます。」と答え、その意味について学んでいました。「What do you want、on your birthday?」と聞かれた子供たちは、「I want drum set.」や「I want many books.」など、発音よく堂々と答えていました。
また、友達の発言に対して、「That's cool!」や「Nice idea!」など、壁面に掲示されている「いいね表現集」から選んで声を掛け合っていました。これからグローバルな社会で活躍していく子供たち。外国語科の学習を通して、英語でのコミュニケーションにどんどん慣れ親しんでほしいと思います。
5月24日(金)
今日は1校時にくすのき学級をのぞいてみると、教室で体育をしていました。本校では、一昨日、昨日、今日と校庭での新体力テストを実施しているので、今日は教室での学習でした。くすのき学級の体育は、教頭も指導に入って行っています。ブロックを並べて平均台を作り、その上を両側からバランスよく歩いて、出会ったところでジャンケンをし、負けた方が道を譲るという活動でした。子供たちは、上手にバランスをとって活動していました。負けるととても悔しそうでしたが、ルールを守って、楽しく活動しました。
さて、校庭での新体力テストについてもご紹介したいと思います。新体力テストとは、子供たちの基礎的な体力を測定し、今後の教育活動に生かすと共に、子供たち自身が自己の体力を理解することを通して、健康や、体力向上への意欲をもつことができうるようにすることをねらいとしています。
種目は、50ⅿ走、立ち幅跳び、ソフトボール投げ、20mシャトルラン、上体おこし、反復横跳び、長座体前屈、握力です。一昨日が1・2年生、昨日が3・4年生、今日は5・6年生が校庭でのテストを実施しました。
走り終わった後、教師が計測したタイムを見て、「記録がよくなった。」と喜んでいる子がたくさんいました。立ち幅跳びでは、大きく手を振って一生懸命ジャンプし、1回目より2回目のほうが記録が伸びている子がたくさんいました。
ソフトボール投げでは、利き手ではない方の手を斜め前に挙げて、ボールの行き先を定め、体全体を使って思い切り投げていました。良い記録が出ると、お互いに「いいね。」「すごいよ。」「No.1!」など、言いながら互いを誉めあっていました。
本校では、「昨日より今日、今日より明日へ」という理念を大切にしています。誰かと比べるのではなく、これまでの自分と比べて成長するということが大切だと考えています。新体力テストは後日結果が児童の手元に配布されますので、ご家庭でも記録が伸びた部分を認めおおいにほめていただけると嬉しいです。
5月22日(水)
今日の1時間目、1年生の教室において、給食のメニューとなる「そらまめ」の皮むきをしました。
朝から1年生の教室はそらまめの香りでいっぱいになり、子供たちは意欲的に何房も皮むきに取り組んでいました。
「ぼくは3回もおかわり(そらまめの追加)して皮むきをしたよ。」「私は54個もそらまめをとったよ。」「見て!このそらまめ、おばあちゃんみたい!」「校長先生、触ってみて。そらまめの皮の内側がつるつるなの。」「そらまめくんのベッドだね。」など、1年生の子供たちはそらまめに触れることで、その美しさ、瑞々しい香り、生き生きとした感触等を体感し、自然のすばらしさ、食の大切さを感じ取っていたと思います。
このそらまめは、調理して給食で全校児童に提供されます。1年生が一生懸命むいたそらまめ、みんなでおいしくいただきます。