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2024年7月の記事一覧

7月5日(金)

 本校では、子供たちがクロームブックを活用して学習する機会が増えてきました。クロームブックはノートや鉛筆と同じ、学習するときの道具です。クロームブックを使うことが目的ではなく、子供たちそれぞれの状況や課題意識に合わせて「活用」できるようにしていきたいと考えています。

 今日は、廊下でクロームブックを持った5年生の児童とばったり出会いました。どんな学習をしているのか聞いてみると、「校内でユニバーサルデザインのものを探して写真を撮り、持ち寄るんです。」と教えてくれました。「それぞれの教室表示が漢字で書いてあるけれど、その上に絵も描いてあるんです。これは、字を読むことができない人でもわかるようにしてあると思うんです。」と言って写真を撮っていました。友達にもうまく伝わるよう、綺麗な画像が撮れるまで一生懸命撮影していました。

 4年生の教室では、子供たちがクロームブックと便箋を使って学習していました。先日見学したお茶園に感謝の手紙を書くという活動で、相手に失礼がないよう、クロームブックで文字の間違いがないかどうか、確かめてから手書きで便箋に書くんだと教えてくれました。

 外国語活動室では、6年生がクロームブックを使って、英語で文を作っていました。未学習の英単語を調べ、学んだセンテンスに取り入れて、自分の思いがよく伝わるようにと工夫していました。

 さらに6年生の教室では、グループごとに課題を決め、クロームブックを活用して調べたり、まとめたり、対話しながら学習を進めていました。

 これからも、子供たちが必要感をもち、個々に、そして互いに、主体的に学ぶ手助けとなるようなクロームブックの活用の仕方を探っていきたいと思っています。

7月3日(水)

 今日は、久しぶりにきれいな青空が見えてきました。2年生が水泳学習をしていたので、プールサイドに行ってみると、「校長先生が見に来てくれた!」ととても喜んでくれ、うれしかったです。子供たちはいくつかのコースに分かれて学習をしていました。水中に潜る練習をしている子、蹴伸びの練習をしている子、バタ足で泳いでいる子等様々でした。 

 担任が手をつないで、「頑張って水に顔をつけてみよう。そう、上手だね。」と励ますと、子供たちは一生懸命水中に潜る練習をしていました。笛の合図や教師の指示をしっかり守って学習しており、大変感心するとともに安心しました。

 今日は良い天気となりましたが、このごろは梅雨空が続いていましたので、今日のお話朝会では、「雨」のつく言葉やその意味を紹介しました。また、二十四節気についてやその言葉を活用して創った六年生の短歌や俳句も紹介しました。その上で、人は自然の豊かさの中でこそ生きることができていると感じることの大切さを話しました。

 子供たちには、「『雨』のつく言葉や、様々な雨の種類を調べてみましょう。」と伝えるとともに、これからも身の回りの自然の豊かさを感じたり、面白さを見つけたりして過ごすよう促しました。「雨」のつく言葉や様々な「雨」の様子等、自主学習等で取り組んでもらえると嬉しいです。ぜひご家庭でも、自然への畏敬の念についてお話をしてみてください。

7月2日(火)

 数日更新ができず、申し訳ありませんでした。

 あっという間に7月に入りました。気温が高く、湿度も高いので、学校では適宜水分補給を促し、冷房をつけて子供たちが学習に臨みやすいよう、配慮をしているところです。

 今日は、くすのき学級をのぞいてみました。ちょうどみんなで井の字型のブロックを使って創作をしているところでした。「ランチャー作ったんだけど、打っていいい?」とある子が言い出すと、「校長先生を打ったらだめだよ。」と止めてくれる子もいて、お互いに優しさを学び合っているようでした。またほかの子が、「校長先生見て!電車と駅だよ。」と見せてくれました。いくつもブロックを組み合わせて見事に仕上がった電車と駅のホームを見て、大変感心しました。担任によると、「たくさんブロックを使っているので、『ずるい!』と言われてしまうこともありましたが、『いいよ、使って。』と言ってくれる子もいて、譲り合いながら仲良く活動しているんです。」と教えてくれました。

 廊下には、子供たちが書いた七夕の短冊と折り紙の飾り物がありました。「かけざんができるようになりたいです。」「およげるようになりたい。」「ねこのぬいぐるみがほしい。」など、とても純粋な願い事が書かれていて、心があたたかくなりました。