今年度、本校では特に「心の教育」に重点を置いて教育活動を進めています。例えば、互いの気持ちを理解し合って生活するためのソーシャルスキルトレーニングに取り組んだり、学校だよりで子供の心の豊かさに関するエピソードを紹介したりしています。
先週、先々週のことになりますが、3年生の教室で道徳科の授業をさせていただきました。今回は、節度をわきまえた心を養うことをねらいとし、「金色の魚」というお話を活用して考え、話し合うようにしました。
ある日、おじいさんが願いをかなえてくれる金色の魚に出会いました。欲に任せて様々なものを要求するおばあさんに、おじいさんは途惑いながらも、金色の魚に要求を伝えて叶えてもらいますが、最後には何もなくなってしまうというお話です。
登場人物になりきって、自分の中の欲望と戦い、途惑う気持ちや、度を越さないことの大切さなどを考え、話し合いました。最後にお面をつけておじいさんや金色の魚のセリフを考え、授業者である私と一緒に演じてもらいました。
子供の中から、欲をかいて、他の誰かを悲しませてはいけない、本当の笑顔は、自分で作るもの、欲に任せて誰かに頼っていては、幸せになれないという考えが出てきて感心しました。
道徳科の授業では、教師も子供たちから学ぶことがあります。これからも子供たちとの対話を通して豊かな心について考え続けていけるようにしていきたいです。