先日もこのコーナーでご紹介しましたが、今日は、NPO法人 PAVLICによる、6年生対象の「演劇の手法を活用したコミュニケーション・ワークショップ」の3日目でした。2日目は22日の水曜日に実施しましたが、残念ながら取材できませんでした。
今日の内容は、グループに分かれ、2日目に行ったミニ創作劇について、新な「テーマ」が示され、それをグループで相談して表現していくという活動でした。例えば2日目に考えたテーマが「美容院」だったら、今日そこに新たに「地球最後の日」というテーマが加わりました。両方を融合させて表現するにはどうしたらよいか、PAVLICの方々にご助言いただきながら、子供たちは案をひねり出し、練習してみんなの前で発表しました。そのテーマはグループごとに違うので、発表を見る方も非常にワクワクしながら見ていました。
上記のテーマをもらった子供たちは、美容院の様子から、地球が最後になるというアナウンスが入った後の人々の思いなど、工夫して楽しく表現しました。「地球最後になるのか。スキップしちゃおう。」「側転しちゃおう。」「僕はもっと金持ちになりたかったあ!」など、ユーモアを交えて発表し、みんな大爆笑でした。
「ラーメン屋」に加えて「宇宙人」というテーマをもらったグループは、宇宙人2体がラーメン屋で「ポンコツラーメン」を注文して食べるというシチュエーションを演じていました。宇宙人役の二人はフードを目深にかぶり、お勘定のときは首元から手を出して、宇宙人を演じ、こちらも観客役の子供たちが大笑いしながら、見ていました。
子供たちの発想には驚かされるばかり。全部終わって、この活動がどうだったかを聞いてみると「楽しかったです。」「すごく楽しかった。」と即答してくれました。
この活動を通し、他者との豊富なコミュニケーションによって、様々なものを創り出すことの楽しさを子供たちが実感してくれていたらいいなと思っています。






