5月14日(水)
今日は、1年生の学習をのぞいてみました。
1組と2組は算数の学習でした。はじめは、トランプカードを使って「どちらの数字が大きいかな。」というゲームを楽しんだり、担任が手をたたくのを聞いて、「いくつたたいたかな。」という聞き取りのゲームをしたりして数の復習しました。
そして、教科書を開き、今日の学習を始めました。今日の学習内容は並び方を見て、「〇〇から〇番目」や「〇〇から〇人」などの数え方や見方、表し方を学びました。教科書の絵を見たり、実際に並んでみたりして「〇番目」や「〇人」を考えました。子供たちは、答えがわかると、元気に「はい。」と手を挙げ、指名されると「はい。」と言って起立し、はっきりと自分の考えを述べていました。
途中、学習が楽しすぎて少々興奮し、振り回した手が友達にうっかり当たってしまった子がいました。けがはなさそうなので様子を見ていると、当てられてしまった子は、落ち着いて「暴力はいけないんだよ。」とたしなめ、手を当ててしまった子も素直に「ごめんなさい。」と謝っていました。自分たちでコミュニケーションをとってきちんと解決していて大変すばらしいと思いました。
3組は学級活動で「ききかためいじん(聞き方名人)になろう」という学習をしていました。担任がよい聞き手、よくない聞き手を演じると、「よい聞き手」の時は「目を見て聞いています。」「聞いてもらった子がうれしそうです。」と演技を見た感想を述べていました。逆に「よくない聞き手」を見た時は、「ふざけているみたいです。」「気持ちをうけとっていなかったです。」と発表していました。その観察力に感心してしまいました。話し合ったあとは、隣の友達と自分の好きな食べ物や遊びを言い合い、互いに「よい聞き手」となって聞き合っていました。
1年生の子供たちは、とても熱心に学習に取り組み、ぐんぐん習得しています。これからも1年生の子供たちが伸び伸びと成長していくのがとても楽しみです。