学校ブログ(令和6年度)
6月25日(火)
今日は、交通安全教室と、自転車免許講習がありました。
ねらいは、交通ルールや道路歩行中の危険、交通事故の原因を知り、主体的に事故から身を守ろうとする態度を育てることと、実技演習を通して道路の正しい歩き方や自転車の正しい乗り方を知り、日常生活に生かせるようにすることなどです。今日は、たくさんの子供たちに家から自転車をもってきてもらって実施しました。自転車を貸していただきましたご家庭には心より感謝申し上げます。
交通安全教室は、1~6年生で実施しました。市役所の職員やトラック協会の方々、そして、市内の交通指導員さんが集まって、指導をしてくださいました。1・2年生は内輪差と死角の実験、歩道の歩き方や横断歩道のわたり方等を学び実技演習をました。3~6年生は、自転車の正しい乗り方について学び、実技演習を行いました。
ダミー人形がトラックの内輪差に巻き込まれて倒れていく様子をみて、子供たちは、「道路を歩くのが少し不安になってしまいました。」と言っていました。その慎重さが交通事故を防ぐことにつながると思い、とても良い学びができたのだと感じました。また、走ってきて、「ストップ」と言われたらどこで止まれるか、一方で歩いてきたときにはどこで止まれるかということを、代表の児童3人がみんなの前で走ったり、歩いたりして実験をしてくれました。やはり、走ってきたときは、危険に気づいてもそこから止まるまでに大きく体が移動してしまうことがわかりました。歩道を走ってしまうことの危険性について、子供たちは視覚的に理解できたと思います。
自転車免許講習は、4年生を対象に行いました。所沢警察署交通課の職員にお出でいただき、交通事故の現状や事故を防ぐための方法など、図や動画を使ってわかりやすくご指導いただきました。動画では、今にも事故になりそうなヒヤリとする場面が紹介され、子供たちも息をのむ姿が見られました。自分事として省みることができたのではないかと思いました。
市内だけでなく、全国で子供が巻き込まれる事故が多発しています。子供たちの大切な命を守るため、今日学んだことは是非ご家庭でも話題にしていただき、これから様々な場面でお子さんが主体的に判断し、交通事故を防げるよう、ご助言いただけると嬉しいです。