学校ブログ(令和6年度)
7月5日(金)
本校では、子供たちがクロームブックを活用して学習する機会が増えてきました。クロームブックはノートや鉛筆と同じ、学習するときの道具です。クロームブックを使うことが目的ではなく、子供たちそれぞれの状況や課題意識に合わせて「活用」できるようにしていきたいと考えています。
今日は、廊下でクロームブックを持った5年生の児童とばったり出会いました。どんな学習をしているのか聞いてみると、「校内でユニバーサルデザインのものを探して写真を撮り、持ち寄るんです。」と教えてくれました。「それぞれの教室表示が漢字で書いてあるけれど、その上に絵も描いてあるんです。これは、字を読むことができない人でもわかるようにしてあると思うんです。」と言って写真を撮っていました。友達にもうまく伝わるよう、綺麗な画像が撮れるまで一生懸命撮影していました。
4年生の教室では、子供たちがクロームブックと便箋を使って学習していました。先日見学したお茶園に感謝の手紙を書くという活動で、相手に失礼がないよう、クロームブックで文字の間違いがないかどうか、確かめてから手書きで便箋に書くんだと教えてくれました。
外国語活動室では、6年生がクロームブックを使って、英語で文を作っていました。未学習の英単語を調べ、学んだセンテンスに取り入れて、自分の思いがよく伝わるようにと工夫していました。
さらに6年生の教室では、グループごとに課題を決め、クロームブックを活用して調べたり、まとめたり、対話しながら学習を進めていました。
これからも、子供たちが必要感をもち、個々に、そして互いに、主体的に学ぶ手助けとなるようなクロームブックの活用の仕方を探っていきたいと思っています。